爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作(9)

2022-05-29 21:31:43 | 1/72 Albemarle Mk.Ⅰ

1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作続き

 

主翼の着陸灯を加工します

キットにはクリアパーツが付いていますが、ここはやはりUVクリアジェルで埋めて整形することにします

穴が2つ開いているだけなので、ブラックで内部を塗ってからメタルックを貼った薄いプラ板を丸く切り抜いて貼り、UVクリアジェルを流し込んで盛り上げて硬化させます。

溢れてはみ出すくらいに盛って、硬化後削ってフラットにします。

 

主翼、水平尾翼を取り付け、隙間を埋めて、やっと「士」の字になりました。

もううんざりするくらい大変手間のかかる機体です。

 

キャノピーのマスキング

市販のマスキングシートなど存在していないので、現物に合わせてカットしていきます。

結局これだけで日曜日の半日かかってしまいました。

 

 

 

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1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作(8)

2022-05-28 21:08:17 | 1/72 Albemarle Mk.Ⅰ

1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作続き

 

カウリングを貼り合わせますが、合わせ目を消すと周囲に帯のようになっている凸モールドが消えてしまいます。

ここは思い切って削り取ってしまい、綺麗に成形してから復元することに。

マスキングテープの厚手のものを貼って誤魔化してみましたがどうでしょうか。

先日仮組した際に見事に尻もちをついてしまったので、錘を追加します。

機首には大量に追加する場所はありません。

なので、カウリングのエンジンの後ろのスペースに丸く切って押し込んでみました。

機首には先端に少しだけ隙間があります。

ここに上手く形を合わせて、少量ですが追加します

結局カウリングの後ろには少し多めに、内部にも板錘を追加して、もうこれぐらいで良いでしょう。

 

主翼を貼り合わせ、隙間をパテで埋めてしまいます。

機首先端に追加した錘も、メタルプライマーを塗っておきます。

コックピット廻りは、最終的に各部の修正が終わったら再度塗装して仕上げることにします。

カウリング下部のエアインテークでしょうか、レジンパーツとエッチングパーツの組み合わせになります

”やさしく”切り離して、貼り合わせます

組み合わせるとこんな感じ

 

再度仮組して、キャノピーを取り付けてみると、

キャノピーの幅より、貼り合わせた胴体の幅がはるかに大きいのです。

上の写真の赤丸で囲ったところ、黒マジックで印をつけている箇所がはみ出ているところ、この部分だけ削ってやらなければなりません。

 

 

 

 

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1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作(7)

2022-05-26 22:11:33 | 1/72 Albemarle Mk.Ⅰ

1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作続き

 

再度仮組して確認。

主脚も取り付けてみて確認します

この状態で、尻もちをついてしまいました。

36gではやはり足りなかったのでしょうか、もう少し足さなければなりません。

そのまま取り付けてみると、主脚が外側に開き気味なのが判ります。

角度を調節するために、差し込む部分のピンを切り離して片方の長さを調節し、中に真鍮線で軸打ちをします

これで上反角の付いた主翼に対し、真っすぐな主脚柱となるはずです。

 

主翼の中が空洞でスカスカなので、紙粘土を詰めて補強材の代わりにします。

この紙粘土、乾燥すると若干縮むので意味が無いかもしれませんが。

 

プロペラの取り付け部分、シャフトが異常に短いので固定になってしまいます。

真鍮棒を貫通させて裏で固定して、何とか回転だけは確保しました。

息を吹きかければ軽く回る、という具合にはなりません。

東欧のメーカーのキットは大体この辺がいい加減な作りになっているようです。

余り重要視していないということでしょうか。

一度接着したエンジンとカウルを剥がしてシャフトを貫通させています。

シャフトは後で長さを調整できるようかなり長めにしてあります。

 

 

 

 

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1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作(6)

2022-05-24 21:25:03 | 1/72 Albemarle Mk.Ⅰ

1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作続き

 

胴体を貼り合わせます

歪んでいるのでどう合わせてもパチピタという訳にはいきません。

大量のパテ盛と削り、何とか形になってくれました。

今回使ったパテは、 Finisher's Lacquer Paste フィニッシャーズのラッカーパテです。

乾燥が早く塗って1時間もしないうちに削ることができます。 

尾部のクリアパーツは、接着面にUVクリアジェルを盛って、削って、磨いて、フラットになるまでしつこく。

最後にセラミックコンパウンドで磨いて仕上げます。

マスキングテープは後で貼りなおさないとボロボロになっているところがあります。

 

機首付近です。

微妙に歪んでいます。

 

 

 

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1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作(5)

2022-05-20 21:05:28 | 1/72 Albemarle Mk.Ⅰ

1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作続き

 

機体の加工が続きます

尾部はクリアパーツが付くので切り離さなければならないのです。

このクリアパーツ、透明度は高いのですが微妙に表面が歪んでいて中は良く見えません。

 

胴体後部の回転銃座です。

ソ連機(B Mk.Ⅰ)の場合はカバーのようなもので覆ってしまうので銃座は付けないのですが、英軍機仕様の ST Mk.Ⅰは銃座を付ける必要があります。

説明書を見ると固定のようです。回る仕組みにはなっていません。

カバーを被せてみると中の架台が高すぎ

結局銃取付用架台と銃の取付部の丸いところを削って頭を低くして、真鍮線で軸を低い位置に通してやっとまともにセットできるようになりました。

 

塗装時に埃・ゴミが回り込まないように、胴体内部に隔壁を作っておきます。

反対側にも同じように、貼り合わせた時に重なって隙間を塞ぐように。

 

架台を削った銃座を固定してしまいます。

錘も一応機内色で塗って目立たなくしておきます。

機体各所に窓が多いので、クリアパーツを付けてしまいます。

エポキシ系接着剤でで裏から補強して、マスキング、表側の接着面との境には、UVクリアジェルで隙間を埋めて硬化させます。

 

 

 

 

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1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作(4)

2022-05-18 20:51:51 | 1/72 Albemarle Mk.Ⅰ

1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作続き

 

手を付けやすいところ、水平尾翼を貼り合わせてしまいます。

隙間をパテで埋めて、スジボリ復活

胴体と合わせると大きな隙間ができています。

後で修正が必要です

 

ここで仮組してみると、

大きいです。

各パーツの厚みが気になります。

微妙に歪んでいるのも嫌な感じです。

 

英空軍機としては珍しい脚が3輪式なので、機首に錘を入れます。

説明書には、何と120g ! 入れるように書かれていますが、そんなに入れたら首脚が曲がってしまいます。

仮組した状態で重心の位置を調べながら釣り用の鉛の錘を加えていきます。

最終的に、36g で主脚の付近で重心が釣り合いました。

 

これで尻もちをつかずに済みそうです。

 

 

 

 

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1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作(3)

2022-05-16 20:35:39 | 1/72 Albemarle Mk.Ⅰ

1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作続き

 

機体内部とコックピットの製作

操縦席に内側に何やらそれらしい機器のついたパネルを貼り付けます。

厚ぼったかったので半分くらいの薄さに削っています。

塗りわけは適当、ブラウンとブラック、シルバーでアクセントをつけて

機内色は ファレホの71.010 Interior Green

コックピットは細かいエッチングパーツがあって、しかもそれがどこへ付けたら良いのか判らない、といういつものアレです。

外国のモデラーさんの作例を参考に何とかでっち上げ、それらしくなったでしょうか。

シートベルトはエッチングパーツ、ちょっと寸足らずですね、付け方が何か違ってますか?

ウェザリングはいつものようにクリアコートしてから墨入れとウォッシング、いくらか残すように拭き取り艶消しクリアーでトップコート

エンジンは、暗めのグレーとシルバーで塗り分けてブラックで墨入れ、最後にAKインタラクティブの Engine Oil で油っぽく汚しています。

 

 

 

 

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1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作(2)

2022-05-15 19:47:56 | 1/72 Albemarle Mk.Ⅰ

1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作続き

 

胴体側面の窓には、UVジェルクリアSを使います。

裏面から透明アクリル板をエポキシ系接着剤でがっちり固めます。

固まったところで表にUVジェルクリアSを流し込みます

後で削るため盛り上がるくらいにします

削って磨いて、機体表面とフラットになるように

盛り上がるように多めに流し込むと隙間ができずに綺麗に仕上がります。

 

 

 

 

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1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作(1)

2022-05-14 17:14:55 | 1/72 Albemarle Mk.Ⅰ

1/72 VALOM Albemarle B.Mk.Ⅰ製作

 

Armstrong Whitworth Albemarle B.Mk.Ⅰ

チェコのメーカー、VALOMのキットです。

双発機ですが意外に大きな機体です。

爆撃機として期待されながら性能不足によりグライダー曳航機兼輸送機として使われた、どちらかというと残念な飛行機のようです。

 

VALOMのキット、細かくモールドされているしこだわりが感じられて良いキットだと思いますが、難点は説明書の指示が中途半端、このパーツどうやって取り付けるのか、どこへ取り付けるのか、判らないのが非常に多い。

説明書の図には大体この辺、としか書いていないので結局Netで調べたり、資料を集めて想像するしかないのです。

塗装の指示はHumbrolの番号で示されているので対比表を見れば済みます。

英軍機とソ連に供与された機体を選ぶことができます。

コックピットから始めます

計器パネルはエッチングパーツと透明アクリル板に印刷されたものを貼り合わせることになります

 

 

 

 

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1/72 Martin Baltimore & Maryland 製作(完成)

2022-05-10 14:21:01 | 1/72 Baltimore&Maryland

1/72 Martin Baltimore & Maryland 完成

 

最後にプロペラを仕上げて、

先端の黄色の警戒帯は、塗装ではなくハセガワトライツールの「曲面追従半艶シート」の橙黄色フィニッシュを貼ってみました。

非常に薄いので後からクリアコートすれば全く分かりません。

この「橙黄色」とうこうしょくと読むらしい・・・PCの辞書にはありません。

英語名は「ORANGE YELLOW」なのでそのままオレンジイエローにしてもらったほうが判りやすいのに。

 

 

 

並行して進めてきたので、2機同時に完成です。

 

Martin Baltimore Mk.Ⅴ

"B" Flight №500Sqn. RAF Italy , 1944-45, Flown by Lt. Pallett S.A.A.F,

 

Martin 167 maryland,

24 Sqn.,No.3 Wing,South African Air Force,Desert Air Force,North Africa,1941-2

以上、Martin Baltimore と Martin 167 Maryland 完成です。

 

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