爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

彩雲製作その6

2017-06-30 00:13:16 | 1/72 彩雲

間があいてしまいましたが少しずつ進んでいます。

キャノピーの下地をどうしようかと思いましたが、やはり黒にしました。

ファレホのブラック、71.057が無かったのでNATOブラック71.251で軽く塗ってみました。

見事なくらいの艶消しブラックでした。

 

ブラック 71.057を買いにボークスに行ったら、・・・・

レオナルドにもヨドバシアキバにも無かった噂のSwordの彩雲を見つけてしまい、衝動買いです。

1/72のくせにいい値段するんです。2機セットです。

なんと、これで彩雲4機量産体制になってしまいました・・・・・・・

彩雲大好きと言う訳ではないのですが、勢いというのは怖いもので。

やっぱりお約束のコックピットから始まります。

モールドが細かいです。コックピットだけでまた時間がかかりそう・・・・・フジミの彩雲と違ってパーツ数も多く手が抜けません。

細かいモールドは素晴らしいのですが、バリもすごいです。

同じ金型から作ったキット2セットですから、バリ取りも隙間を埋めるのも同じ作業全て2回必要ということになります。

日本のメーカーと違ってランナーにパーツ№がありませんのでパーツ図面と照らし合わせながら切り取っていきます。

操縦席の座席背面の肉抜き穴、ちゃんと縦に2列6個モールドあり、0.8mmの穴をあけ、フチだけ薄く削ってごまかします。

モールドはしっかりあるのに説明書の絵がいい加減だぞ。横2列の5個しか描かれてないじゃないですか。

シートベルトを買ってこなければ。

 

さて、中島系コックピット色、Mrカラーの127番は、やはりファレホにはぴったりの色はありません。

なので、71.302 SKY TYPE S と71.078 GOLD YELLOWを混ぜて塗ってみました。

4:3の割合、少し黄色が強いかなという感じ、2:1でもよかったかも。

71.302そのままでもいいかもしれません。

 

と言う訳で、しばらくはSwordの彩雲製作記になりそうです。

 

 

 

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ファレホのグレー

2017-06-13 00:15:30 | ツール・塗料材料・いろいろ

グレー系統の色合わせです。

手っ取り早く適当にグレー系を集めて比較用カラーチャートを作ってみました。

Mrカラー №35 明灰白色(三菱系)

       №56 明灰緑色(中島系)

       №128 灰緑色

ファレホ 70.344 White(Ger. Tank Crew)

      71.046 PALE GREY BLUE

      70.971 GREEN GREY

      71.276 USAF LIGHT GRAY

      71.302 SKY TYPE S

      71.311 IJN ASH GREY

      71.312 IJN MEDIUM GREY

      71.321 IJA LIGHT GREY GREEN

      71.047 GREY

71.276だけはGREYではなく、GRAYとなってます。

 

Mrカラー№35の明灰白色は、ちょっと薄い感じはしますが71.046で決定

№128の灰緑色は微妙です。

71.321は少し明るいような、71.302は緑が強い気がするし、そのものずばりはありませんでした。

№56の明灰緑色(中島系)は全く外れ。 ですが、当面使いそうもないのでそのうちボークスで

それらしき色を幾つか買ってくることにしましょう。

 

70.344はほとんど白に近いのですが、震電の説明書を見るとこれが機体下部の指定色です。

しかも、Mrカラーの対応色は№35に№1 Whiteを50%加えたもの、となってます。

そもそもこの色、ドイツ軍冬季迷彩戦車兵カラーですから、雪の中の迷彩色、ほとんど白です。

これを機体下部にねぇ。 大丈夫か?>造形村

 

先日ボークスに行ったら、71.300番台がいくつか単品で置いてありました。

やっぱり日本機用に要望があったんですかね、助かります。

しばらく海軍機しか作る予定がないのでこれでいけるでしょうか。

 

 

 

 

 

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復元機の塗装

2017-06-12 00:12:18 | ツール・塗料材料・いろいろ

東京湾を飛んだ零戦22型、感動モノでした。零戦好きにはたまりません。

でもひとこと言いたい。

 

なんで復元機って塗装がいい加減なんでしょうね。

22型でしょ? ラバウルにいたやつとか、内地でもたくさん航空隊あったでしょうに。

濃緑色の機体に意味不明の胴体の赤い帯、赤字でAⅠ-112って、赤城ですか。

日の丸の位置と大きさも微妙に違うような。

主脚カバーにも赤線一本だし。

あそこまで完璧に機体を復元できるのに、塗装は何で適当なんでしょう。

資料なんていっぱいあるでしょうに。

 

以前21型も飛んでましたが、それも??ってところが目立ちました。

飴色の塗装なのに敵味方識別帯があったり、日の丸の白ふちが異様に太かったり

モデラーとしては気になって仕方がありません。

 

おかしいと思わないのでしょうか。ちょっと雑誌でもめくればいくらでも載ってるのに。

お願いしますよ。ホント

 

 

 

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彩雲製作その5

2017-06-10 23:58:53 | 1/72 彩雲

主脚とカバー内側にシルバー71.063を塗ったのですが、どうもボッテリ厚ぼったくなってしまって

MODEL Airなのでかなり薄くなっているはずなのに、重ね塗りしたらどうもいけません。

そこで、Mr.カラーのペイントリムーバーで落としてみました。

ファレホの塗膜は時間を置くと固くなって落ちない、とかなんとかどこかで読んだ記憶がありましたが

落ちましたね。

Mrカラーのようにサッと落として、と言う訳にはいきませんが、少々固めの筆で擦り取る

感じで何とか落ちてくれました。

同じAirでもボトルによって濃度の差が結構あります。パレットに出して少しづつ濃度を

調整しながら塗っていったほうがいいようです。

 

出来上がった主脚

ブレーキパイプをつけてみました。

説明書の指定色は青竹色ですが、どうもこの色嫌いなのでシルバーにしてあります。

パイプは0.3mmの糸半田。普通の電気屋さんには売ってません。

高密度集積基板用ってやつで、秋葉原を歩き回って見つけてきました。

やわらかいので加工は自由自在です。柔らかすぎて引っ張りすぎると切れてしまいますが、

銅線に比べたらとっても楽です。

 

さて、難関のキャノピーのマスキング

これもう苦行といってもいいくらい・・年寄りにはつらい。

Amazonで見たら売ってましたね~ F社用1/72 彩雲、彩雲改  ¥400

もう遅い・・・

ルーペを覗きながら、マスキングテープを細く切って張り付けて、デザインナイフではみ出た

ところを切りながら・・・2つで1時間以上かかりました。

順番に作業していったので1つ目と2つ目では慣れのせいか出来上がりにかなり差があります。

塗ってみないとわかりませんが。

 

 

 

 

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彩雲製作その4

2017-06-10 00:03:40 | 1/72 彩雲

もう1機 同じフジミの1/72 彩雲がありまして、排気タービン過給機装備 彩雲改 です。

1945年7月に初飛行したものの、排気タービンの不調で量産されずに終わってしまった機体です。

もし、実用化され量産されたら・・という if 機体で、偵察型と夜戦型が選択できます。

 

どうせ作るなら2機まとめて作ってしまえ、ということで途中省略

例によって胴体と主翼の隙間が大胆に開いてますのでパテ埋めして削ること数時間

何とかなりました。

過給機以外の違いは、胴体下部の窓が1つになっていることぐらい、他は全く変わりません。

手抜きも1機目と同じ、シートベルトは操縦士席のみ、エンジンのパイピングなし、

もともとのスジボリがきれいに消えてしまったので彫り直しをしなければ。

もっとサクサクっと簡単にできるかと思いきや、意外と時間がかかっています。

難関のキャノピーのマスキングも残ってますし・・・・それも2つ・・・・

 

 

 

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彩雲製作その3

2017-06-06 23:41:59 | 1/72 彩雲

今まで長いこと使ってきたMrカラーと比べて、ファレホで色を合わせるのが

結構大変です。

 

・・・そこで、買ってしまいました。

日本海軍機用セットです。

陸軍機セットもあるようですが、とりあえず海軍機だけ

スペイン人の考えた色? どうも胡散臭い・・・

カラーチャートみても71.330以降は載ってませんのでセット用にわざわざ

作ったようです。単品では売ってません。

 

セットは便利ですが高価なのがちょっと・・・・

8色入りで2679円、送料が864円かかりますから合計3543円

一本あたり443円になってしまいます!!

 

単品で売っている似たような色に置き換えないとダメです。

そこで比較用即席カラーチャートを作ってみました。

MODEL Airはモノによりますが相当薄いです。

70.980以外はAirですが、白いプラ板に4~6回筆塗でやっと下地が見えなくなりました。

 

上から

 129 濃緑色(中島系)

 124 暗緑色(三菱系)

 15 暗緑色(中島系)

 70.980 BLACK GREEN

 71.310 IJN DEEP DK. GREEN

 71.325 IJN DK. BLACK GREEN

 71.322 IJN BLACK GREEN

 71.007 OLIVE GREEN

71.310, 71.325, 71.322の3本がColor Setに含まれているものです。

 

129 濃緑色(中島系)は71.322

124 暗緑色(三菱系)は70.980

15 暗緑色(中島系)は71.007  が近いかなという感じ

71.320はパッケージの裏を見ると紫電改に塗るように書いてあります。

71.325はどう見てもグリーンではなくブラウンですが彗星に塗れと・・・

 

70.980は震電の解説書でも指定色になっていたので問題ないでしょう。

暗緑色はそれぞれ単品で売っている70.980、71.007で問題なく使えそうですが、

129濃緑色(中島系)はセット以外で探さないと、毎回このセットを取り寄せるわけには

行きませんから。

調合すればいいんですけどね。少しづつ毎回微妙に色が変わってくるのでちょっとした

修正でタッチアップのときに困るのです。

 

次は灰緑色と明灰白色を探すことにしましょう。

またボークスに行って何色か買ってこないと・・・

 

 

 

 

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彩雲製作その2

2017-06-04 23:24:42 | 1/72 彩雲

フジミ1/72彩雲11型製作続きです。

コックピット以外は御覧の通りさっぱりしていて付け加える気になりません。

椅子が2つポツンとあるだけ・・・・・

ファレホの塗装の練習台ということで、さっさと進みましょう。

予想通り胴体と主翼の間はしっかり隙間が空いてます。

昔は当たり前だったんですけどね。

最近の出来のいいキットばかり作ってきたのでメンドクサイったら・・

リベット打ちするつもりはありませんが、スジボリは削って無くなってしまうだろうな

と言う訳で、古い資料を引っ張り出し、

40年前の初代「世界の傑作機」シリーズです。

1/60という半端なスケールの図面が載ってます

20年前のキットを40年前の資料を見ながら作る・・・・何とも不思議なことを・・

 

実はこの初代「世界の傑作機」シリーズ、全巻揃っているのです。

(しまい込んであるので全何巻か覚えてませんが100超えてたと思います)

第1巻は一式戦隼、第2巻が紫電と紫電改・・・・・表紙は2色刷りでした

航空ファンという雑誌の増刊号として昭和41年から発行されているものです。

もちろん大人になってからオークションや古本屋を探し回ってムキになって揃えたものですが、

次のシリーズも、最新のシリーズもとんでもない数が出版されてますからあきらめました。

無理です。ついていけませんでした。(どこが傑作機なんだよっていう機体もでてますから)

航空ファンも1952年の創刊号から1970年まで揃えましたが、そのあとは続きませんでした。

本なので重いし保管場所に困ります。結局しまい込んで必要な時に出てきません。

収集癖があると物が捨てられなくて困ります。どんどん溜まっていくだけですから。

 

脱線してしまいましたが、ファレホです。

震電の指定色 72.053 Chainmal Silverで主脚とカバー内側を塗ってみました。

この72.053はGame Colorなので濃度が若干違います。ちょい濃いめです。

塗った感じもちょっとギラギラしているので、結局71.063 Silverをかぶせて塗ってしまいました。

メタリック系は塗ってみないとわかりませんね。

続きはまた明日

 

 

 

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彩雲製作その1

2017-06-03 23:38:41 | 1/72 彩雲

ファレホの練習用に作り始めた彩雲

実は古いキットで20年以上前のフジミの1/72。

終戦50周年という帯がついてましたから1995年ころのものです。

箱も傷んでいるし組み立て説明書もデカールも黄色く変色してます。

グレードアップツールとして真鍮のピトー管が付いてます。

という訳でコックピットの計器盤のデカール、危ないので秘密兵器登場

MICROSCALEのLIQUID DECAL FILM !

水に浸す前に塗って乾かしておきます。2度塗りくらいで大丈夫そう。

操縦席の両袖の部分のデカール、ちょっと広すぎやしませんかね。(20番と21番)

思いっきりはみ出してます。まるで現用ジェット機のコックピットみたい

しょうがないのでプラ板で作って下に敷いてやります。

Fine Moldsのシートベルトを適当に塗って取り付ければ完成。

機体内壁に一切モールドもなく取付部品も無いのになんかとっても大げさなデカールのために違和感のかたまり・・・・

 

ここでファレホの使用報告

カウリングの内部、普段はカウリング色でごまかしてましたが、指定色が「STEEL」

になっているので、 71.072 GUNGREY で筆塗り

エアーなので結構薄く、3度塗りでちょうどいい感じ

このメタリック、気を付けないと気泡が付きやすく筆で何度もなぞっているうちに汚くなってしまいます。

筆にたっぷり含ませないほうがいいみたい。

乾けばきれいになってますのでさっと塗って乾かして、またさっと塗って・・・・・

パレットに落とした数滴の塗料でよくのびます。

 

エンジンのパイピングはあきらめました。モールドも適当だし隠れて見えませんから。

 

 

 

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ファレホという塗料

2017-06-03 11:43:58 | ツール・塗料材料・いろいろ

ファレホ(Vallejo) この聞きなれない名前の塗料・・・水性塗料だそうで

臭くない とか 筆塗に適している とか 色の種類が多い とか・・ いいことばっかりじゃないですか!!。

実は造形村の1/48震電を作るつもりで購入済みでした。

このキットの指定色がファレホです。

早速秋葉原のボークスで買ってきました。

震電のコックピットを、70.974 グリーンスカイで塗れと書いてあるのですが

Mrカラーの対応色が№127 中島系コックピット色となってます。

・・・ちょっと違うような

試しに塗ってみると

水彩絵の具みたいです。薄めなくてもササッとのびてくれます。

色は明るすぎ・・もう少し黄色を加えて暗くしないと

№127と並べるとこんなに違いますからね・・・

と言う訳で、一緒に買った中から適当に混ぜてみて、何となくこんな感じで

キットは練習用にと思って在庫から出してきた1/72彩雲です。

結局4色使って似たような色になったような、違うような・・

70.974 GREEN SKY

71.078 GOLDEN YELLOW

71.007 OLIVE GREEN

71.040 BURNT UMBER

割合は3:2:1:1

モデルカラーとモデルエアーを混ぜたのでエアブラシクリーナーを少し混ぜてみましたが

なくても何とかなるような感じ

 

臭わないのがいいですね。

プラダンと窓用換気扇で作った塗装ブースでエアブラシを吹いてましたが

家族からブーイングの嵐でしたから。

水性で筆の手入れも楽ですし

 

ボークスでしか手に入らないのが難点といえば難点

しかも輸入品で品切れになってるし・・・・・基本色くらい置いといてくださいよ! ボークスさん

ブラック71.057もグロスブラック70.861も品切れ

ボークスのウェブサイトも品切れ って何とかしてください!!

入荷時期聞いたら、7月ぐらいですかね~  ってのんびりしてますわ。

 

 

 

 

 

 

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