爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/48 タミヤ雷電21型 その10

2020-03-02 23:37:33 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 タミヤ製雷電21型 リトライ続きです

 

タミヤ製、ハセガワ製コックピットの比較です。

タミヤ製はデカールなので平面的ですが計器類もはっきり確認できます。

 

ハセガワ製、付属のデカールを使わずに塗装仕上げにしましたが、こちらのほうが立体感があってそれらしく見えます。

 

敵味方識別帯を黄橙色で塗りマスキングをして、コックピットにはティッシュと紙粘土でいつものようにマスクしておきます。

機体の塗装を始めると持つところが無くて苦労するので、持ち手になるように紙粘土で若干大きめに蓋をしています。

前面に黒サフを吹き付けて、日の丸も塗装していきます。

サフは、ファレホの SURFACE PRIMER 77.660 GLOSS BLACK、黄橙色は、Mr.HOBBY 水性アクリジョンのN-24 オレンジイエロー、日の丸の赤は、71.003 RED RLM23 を使っています。

日の丸は黒サフの上に直接塗ったために当然のことながら発色が悪く、かなりの回数重ね塗りをしたため厚塗りになってしまいました。

下面も黒サフで全面塗装したのは、パネルラインをブラックで強調して退色表現にするのに、手抜きで省略したいからですが、赤を吹く前に下地処理をちゃんとやるべきでした。

ハセガワ製2機も同様に

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その9

2020-02-27 13:56:36 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 タミヤ製雷電21型 リトライ続きです

胴体を貼り合わせ、

主翼と尾翼も取り付けます。

合わせ目はほとんど隙間なし、パテ盛り修正不要です。

主翼と胴体下面が隙間ができていますので、ここだけは修正が必要

 

ハセガワ製の2機も同様に

今頃気づきましたが、計器盤の吸入圧力計、右半分が赤くなっている計器ですが、写真左側の機体は間違えて隣の計器を赤く塗ってしまっています。

タミヤ製と違って、胴体と主翼の合わせ目が上下面ともに隙間と段差ができてます。

 

ファレホの新しいパテを使ってみます。

パテ自体は塗料と同じボトルに入ったものが以前からありましたが、今回細いノズルのついたものが出ましたので、写真の主翼と胴体の合わせ目に摺りこんで綿棒ではみ出たのをふき取るだけで済むようなところには便利です。

下面はそういうわけにはいかないので、タミヤのポリエステルパテでちゃんと硬化させて削ります。

タミヤ製の機体もやはり下面はパテで埋めてます。

今回も前作(失敗作)と同様に、凸モールドを削り落として凹スジボリにしているので、消えかかっているところを復活させて下面完成。

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その8

2020-02-26 00:48:47 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 タミヤ製雷電21型 リトライ

 

結局、リカバリーも嫌になって作り直すことにしました。

同じ製品、1/48 タミヤ雷電21型です。

また悪い癖で、ハセガワの雷電も同時に作ることにしました。

しかも2機!

 

ハセガワ製21型 第302航空隊 斜め銃付 と、33型です。

どちらもほとんど同じ金型のようで、33型はキャノピー前の機首の形状が違うのと、高空用のプロペラが付属、機首周りと機銃の違いくらい。

21型斜め銃は胴体左側に穴をあけて真鍮製の機銃を差し込むようになっています。

キャノピーも33型と21型では窓枠の形状が違います。

違いはこのくらい、コックピットなどは全く同じ作りです。

 

ハセガワのキットは、ちゃんと凹モールドになっているので余計な手間はかかりません。

 

やはりコックピットから作っていきますが、メーカーが違うと同じ型のコックピットもこんなに違うのです。

左端がタミヤ製21型、右の2つがハセガワ製21型と33型

パーツ数もモールドも全く違います。特に操縦席左側の計器パネルは同じ型とは思えないくらい違います。

今回機体内部色は、ファレホの 71.006 LIGHT GREEN CHRM. 

タミヤ製21型の座席のみ失敗作から流用したので色調が若干違います。

シートベルトは今回もファインモールドの№ NC2 日本海軍機用シートベルトセットです。

手抜きをせずに、艶ありクリアーを吹いて、墨入れとウォッシング、その後つや消しクリアーを吹いて最後にライトグレーでドライブラシでエッジを強調しています。

これはタミヤ製21型

そしてハセガワ製の2機

計器パネルは、デカールを貼るようになっていましたが、ただの黒い丸なので塗装で仕上げています。

ブラックで計器盤の中を塗り、ホワイト、レッド、ブルーでそれらしく着色、計器の周りをライトグレーで縁取りして、つやありクリアーとウォッシング、最後につや消しクリアーを吹いて、計器盤のガラス面につやありクリアーを付けて完成。

結構手が込んでいますがそれらしく見えればいいんです。

今回使ったのが、こちら

完成品がこちら

それらしくできたと思います。

 

 

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その7

2020-02-13 22:00:32 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 タミヤ製雷電21型 続き

デカールを貼りましたが、ここでまた大失敗。

表面がザラザラなので、クリアーコートしてから貼るべきでしたが、手抜きをしてつや消しのまま貼ってしまいました。

微妙な位置合わせが難しく、何度も水を含ませてはずらしたり、マークフィットを塗ってから位置を合わせたり、何度か繰り返しているうちに、デカールが皺だらけになってしまったのでした。

ピンセットや爪楊枝で突っついたり引っ張ったりしているうちに端が破れてしまった個所もあります。

皺になったところをさらにマークフィットを何度か塗り、乾燥させてみましたが完全には取れません。

というわけで、またリカバリの始まり。

今更遅いのですが、ここでクリアコート

カーモデルでよくやるらしい、研ぎ出しをやってみようと思います。

 

最初に荒い粒子をさっと吹き付ける「砂吹き」をやって、その後厚めにクリアーで膜を作ります。

乾燥させたら、4000番で軽く凸凹の凸を削り落としながら、何度かクリアーをかけて繰り返します。

結果は、

酷かった日の丸が滑らかになってきれいになったのはいいのですが、スジボリが見事に消えてなくなりました。

稲妻部分も皺だらけだったのが奇麗になって、かすれたような感じが雰囲気が出ていいのですが、厚く吹いたクリアーで埋まってしまったパネルラインが逆に違和感たっぷりになってしまいました。

それにしても汚い機体になってしまった。

どうしましょうね、これ

後はつや消しクリアーをかけて、ウォッシングして、ピグメントで細かく汚せばだいたい完成(のはず)なんですが。

 

そもそもMr.シリコンバリアーを広範囲に塗りすぎて、あちこち余計な剥がれを修正しなければならず、更にデカールを貼る時に何度も水を含ませて位置合わせをしていると、Mr.シリコンバリアーと塗膜の間に水が入って浮き上がってしまって塗膜そのものが皺が寄ったところがあるのです。

完全に失敗なのですが。

 

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その6

2020-02-11 21:30:05 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 タミヤ製雷電21型 続き

 

Mr.シリコンバリアーを塗ったところを剥がしていきます。

稲妻で有名なこの青木中尉機、ハゲチョロはフィレットの部分がほとんどのようであちこち剥がれてはいなかった様なので控えめにします。

尾翼の付け根とコックピットまわりはおまけ、余計だったかもしれません。

Mr.シリコンバリアーを塗ったところが非常に剥がれやすくなっているので注意しながら、デカールを貼ってしまいます。

キャノピーをつけて、はみ出したところを修正し

こんな感じでどうでしょう。

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その5

2020-02-11 00:58:21 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 タミヤ製雷電21型 続き

機首はブラックでなく、ブルーを50%加えたブルーブラック、かなり青味が強い色です。

マスキングはかなり慎重に剥がしたつもりでしたが、やっぱりやってしまいました。

マスキングテープを軽く張ったつもりが強く抑えた個所はきれいにはがれてしまいました。

Mr.シリコンバリアー恐るべし。

この辺はハゲチョロにするので、あまり気にせず筆で修正してしまいます。

こうやってみると言われないとわかりません。

 

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その4

2020-02-09 10:20:20 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 タミヤ製雷電21型 続き

下面から仕上げていきます。

ファレホの71.046 PALE GREY BLUE に10% Whiteを加えてパネルラインを避けて出来るだけ中心にムラになるように塗っていきます。

最後にWhiteを加えないPALE GREY BLUEを全体に軽く吹いて、のつもりでしたが何となくいい感じだったのでこれで良しとしましょう。

 

上面です。

基本色 71.007 OLIVE GREENに10%Whiteを加え、下面と同様パネルラインを避けて少しずつパネルの中心に軽く何度も吹いていきます。

3回くらい塗ってこんな感じ

基本色に今度は10%BLACKを加えてパネルラインに沿って細く吹きます。

最後に基本色で全体の調子を整えるように軽く吹いて出来上がり。

今回は違いが分かるように控えめに塗ってみました。

 

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その3

2020-02-09 00:50:52 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 タミヤ製雷電21型 続き

機体を組み立て、胴体、主翼を貼り合わせ、塗装に移ります。

敵味方識別帯は、最初に塗ってマスキングをしておきます。

今回もMr.Hobby の水性カラーアクリジョン N-24 オレンジイエローです。

下地にはアクリジョンベースカラー BN-04 ベースイエローを塗ってあります。

白サフは、ファレホのSURFACE PRIMER 73.600 Whiteを使いました。

今回は、塗装が剥げて下地のジュラルミンが出ているのをやってみたかったので、Mr.シリコーンバリアーを使います。

下地には、タミヤエナメルのX-11 クロームシルバーを機体上面に塗って、その上に剥げさせたいところにMr.シリコーンバリアーを軽く吹いておきます。

クロームシルバーがつや消しになってしまいました。

退色表現のため、パネルラインに沿ってブラックを出来るだけ細く吹いていきます。

一応、エアブラシは0.2mmで慎重に吹いたつもりですが、結構いい加減になってます。

機体下面はハゲチョロは無しなのでMr.シリコーンバリアーは塗りません。

これで塗装の準備ができました。

 

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その2

2020-02-03 18:52:07 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 タミヤ製雷電21型

例によってコックピットからですが、機内色はファレホの 71.126 IDF GREEN を使っています。

少々かすれたぐらいが良いようで。

シートベルトはファインモールドの№ NC2 日本海軍機用シートベルトを使いました。

このシートベルト、1000円以上もするのに4セットしか入っていません。

結構高くつきます。

機体内部はちょっと雑に塗りすぎて汚くなってます。

操縦席周辺は適当にブラックとダークグリーン、レッド、シルバーで塗り分けてみましたが、何となく感じが出ればいいでしょう。

操縦席は付属のデカール、機内色が若干明るすぎでしょうか、つや消しクリアーで落ち着かせてみたのですが、あまりいい出来栄えとは言えません。

 

 

 

 

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1/48 タミヤ雷電21型 その1

2020-02-02 21:51:35 | 1/48 雷電21型&33型

1/48 タミヤ製雷電21型

あの有名な胴体稲妻の第352空 青木中尉機です。

キット自体は古いもので、今時の全凹モールドではなく部分的に凸だったり凹だったり混在してます。

これが結構困るのですよ。

パネルラインに墨入れすると凸だと残りませんから。

金型も古いようで、バリが結構あります。

結局、凸モールドはほとんど削り落としてスジボリを掘りなおし、凹に修正です。

後々面倒なので組み立てる前にやってしまいます。

排気管にも開口して、準備完了です

 

 

 

 

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