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おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

無限大の努力を大事に

2013-08-16 12:41:29 | 日記
いつの間にか、あれほど賑やかだった蝉の声を聞かない。連日のうだるような猛烈な暑さの一方で、秋の気配が静かに近づいてくる。

 甲子園夏の高校野球、今日も熱戦が続いている。

 昨日、試合開始に先立ち、野球殿堂入りした県立小倉高校の元エース福嶋さんの表彰式が行われた。

 福嶋さんは小倉中のエースとして、捕手の原さんと組み、旧制中学最後となった第29回大会(1947年)で優勝。新制小倉高校となった48年には、全5試合で完封勝利を挙げ、2連覇の立役者となった。その時の球場は西宮球場。甲子園球場はまだ占領軍に接収されていて使えなかったとある。

 当時私は小学校6年生、門司市に住んでいた。隣の市に立つ名門校、小倉中の大活躍に、子供ながらに欣喜雀躍した。(門司と小倉はその後の5市合併で北九州市となった)

 決勝戦の日、学校が終わると走って家に帰りカバンを投げ出しラジオの前に座った。テレビはない。野球の知識は未塾だがチャンスと知ると一生懸命、こぶしを握りしめ応援した。
 
 当時のラジオの性能は全く悪く、放送される声は大きくなったり小さくなったり、時にはかすれてしまい聞き取れないこともある。
 
 最後のサイレンを聞いた時。小倉中が優勝したと分かった。おめでとう。跳び上がって喜んだ。その時の興奮、今もはっきりと覚えている。

 レリーフのレプリカと花束を受け取る82才の元気なお姿の元球児福島さん。

 必ず結果は出る。
 出なかったら努力が足りなかったということ。
 無限大の努力を大事にしてほしい。

 郷土の代表熊本工業。健闘空しく敗れはしたが、よく頑張ったね。ご苦労様。
 テレビの前の特等席に座る後期高齢者、喜寿の老人に楽しい時間を与えてくれました。

 昨日のブログにも書きました。
 選手の皆さん暑い中、ご苦労様でした。泣いている選手もいますが泣かないでください。郷土の期待を背に力一杯がんばり、甲子園で青春のひと時を満喫したのですよ。この経験をばねに、これからの長い人生を力強く歩いてください。幸せを祈っています。

 改めて、福島様のことばをお借りします。
 
 甲子園の暑い夏は終わりました。甲子園での素晴らしい経験を糧に、これからの長い人生、無限大の努力を大事にしてください。

 素晴らしい人生が待っています。