時のたつのは早いものだ今日から6月。0.5歳年が増えた。老境に入ると、ますます時の流れを早く感じる。もう、年はいただきたくない。
ハナショウブの里、玉名市の高瀬裏川の川沿いに6万6千本のハナショウブが見ごろを迎えている。「花しょうぶ祭り」も賑やかに開かれ見物客も増えている。
玉名市の高瀬浦川一帯は江戸時代には米の積み出し港として栄え、商家などの古い街並が今も残っている。
県の重要文化財に指定された「高瀬眼鏡橋」やアーチ一つの「秋丸眼鏡橋」など、数々の石橋が咲き誇るハナショウブと微妙なコントラストを醸し出し、楽しませてくれる。
川の西岸には立派な石垣と木造の建物が並んでいる。最も古い建物は築300年の酢屋「荒木商店」。現在でも営業されていて、全国的にも有名。時を経た美味しい酢は我が家の台所には欠かせない。
祭りの期間中に必ずハナショウブ園を訪れ、その後、名湯玉名温泉(旧立願寺温泉)でゆっくりと疲れを癒したいと願っている。