「健康寿命」の20大都市別データが厚生労働省研究班でまとめられ、この6月に発表された。
2010年時点で、日本人の「健康寿命」は男性で72.3歳、女性で77.7歳、全体で75.0歳であり、世界第一位でとなっている。最も長いのは男女とも浜松市、最も短いのは男性が大阪市、女性は堺市となっている。
「健康寿命」(けんこうじゅみょう)とは日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のことで「平均寿命」とは異なるものだ。
日本人の「平均寿命」は男子79歳、女子86歳で、世界各国との比較では総合で1位となっている。だが、これは好ましいことだろうかとふと考える。
来月には79歳の誕生日を迎える。どうやら「平均寿命」の年まで生きることができそうだ。「健康寿命」もどうやらクリアできている。これもみな、みなさまのおかげと感謝、感謝。
昨年の6月ごろはブログにも書いていように、痛風と高血圧、それに十二指腸潰瘍とずいぶんお医者さんのお世話になったものだ。しかし、そのほとんどが今は雨散霧消し、すこぶる元気で朝のラジオ体操や散歩に励むことができている。毎日が楽しくてしようがない。
年齢ごとの「平均余命」もある。人は「平均寿命」に達したからと言って人生の終わりだと悲観することはないだろう。「平均寿命」は0歳児がいくつまで生きるか、つまり0歳児の平均余命。79歳の平均余命はいくつだろうか。聞くのが少し怖くなった。
残りはあまり多くはないと思う。残りの人生を大切にしよう。惚けることなく健康寿命を少しでも長く保つ、これからの努力が大切。