秋が深まるにつれ山のもみじがだんだんと町に近づいてきた。
我が家の小さな庭の[カエデ]や[はなみずき]も真っ赤に染まった。部屋の中から居ながらにしてもみじ狩りを楽しむことができる。この幸せに感謝、感謝。
九州新幹線の開業にあわせ綺麗に整備され風景の全く変わった熊本駅前の大きな道路。道路脇の若いイチョウ並木が黄色に染まり通る人々を和ませてくれる。
町のところどころで見かける柿の木には暖かい秋の陽に照らされ橙色の大きな実が鈴なりだ。柿の木には表年と裏年があるという。多分今年は表年、お正月にはきっとおいしい干し柿をいただくことができることだろう。楽しみだ。
秋が過ぎれば寒い歳の瀬がやってくる。予期しなかった衆議院選挙と歳末商戦のコラボで町が賑わうことだろう。
12月16日は国民が持つ最大の権利を唯一行使できる衆議院選挙の投票日。その1票は明日の日本の進路を決める大事な1票となることだろう。悔いのない1票を投じたい。その票が積み上がれば上がるほど大きな力となり、総理が望んでいるであろう「憲法改正、集団的自衛権の行使、秘密保護法、原発再稼働などかりそめの民意を否定することとなるのでは。」と、淡い期待を持ちながら選挙の日を楽しみに待っている。