標高845㍍のところにある縄文の聖地パワースポット「押戸石の丘」には冷たい風が吹いていた。久しぶりに松籟(松の梢(こずえ)に吹く風。)に耳を傾ける。
360°の大絶景の中で昼食をとコンビニからおにぎりやパンなど買っていたのだが、高原に吹く冷たい風には閉口した。寒くて、冷たくて食事どころではない。高原に吹く冷たい風には閉口した。寒くて、冷たくて食事どころではない。
見物もそこそこに急いで案内所にもどり切符売り場の横で食事をさせていただくこととした。管理人さんは快く了解され、熱いお湯とインスタントコーヒーまで出してくださった。思わぬご接待にこの日のおにぎりは特別な味がした。美味しかった。ありがとうございましたとお礼をいった。
少し天気があやしくなってきた。次の目的地は久住の“はな公園”。南小国町の万願寺温泉を抜け瀬の本高原をめざす。途中、国道わきに満開のしだれ桜が咲いていた。見事なものだ
赤い三角屋根の三愛の建物が見えてきた。花公園はもう近い。花の時期になるとたびたび花公園はテレビに登場するのでおなじみではあるが、訪れるのはこれが初めて。期待が膨らんできた。