毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

本格的な春の訪れ

2014-02-23 15:25:17 | 日記

庭の木にとまったうぐいすのまだつたない鳴き声がホッケホッケと聞こえてくる。阿蘇地方では雉の初鳴きを聞いたという。本格的な春の訪れを告げる雉の初鳴き。鳥たちの声を聞くとすっかり気が和む。

阿蘇の風物詩。阿蘇の草原に春の訪れを告げる野焼きが23日から始まった。

高さ50センチほどの枯れたススキに火が付けられると、火はバチバチと音をたて、辺りを黒く焼き尽くしながら、雪の残る外輪山の山肌を勢いよく駆け上る。

壮観この上ない。阿蘇の景観を守るためにはかかせない、草原維持のための大切な行事だ。

野焼きは、枯れた草を焼き払い、害虫駆除と芽吹きを促すために阿蘇郡市の約1万6千ヘクタールで毎年実施されている。しかし、近年は、高齢化による人手不足が深刻となっている。野焼きを続けるかいなかと迷う牧草組合もあるそうだ。野焼きは重労働。作業の一部を素人の「野焼き支援ボランティア」に頼らざるを得ない現状がある。ご苦労さま。

ボランティアに頼る作業は危険も伴う。1昨年ボランティアとして参加した、現役時代に一緒の会社に勤めていた同僚が火に巻き込まれて死亡した

高所、足場の悪い場所での危険な作業。観光客には壮観とうつる野焼きだが、危険と隣り合わせ。安全には十分気を付けてくださいね。

阿蘇五岳を背景に、野焼きの後に小さな草花が青い芽を吹く。壮大な阿蘇の高原を散策できる日を楽しみに待っています。





「問題発言」簡単に取り消す。これは犯罪。

2014-02-22 10:02:01 | 日記

あらゆる犯罪、軽い交通違反であっても1度犯せば言い訳は無用。取り消しを求めても絶対に許してくれない。それが法律。

最近、政府の要職にある方々の問題発言が相次いだ。NHK会長、首相補佐官、首相の経済ブレーンなど。その発言が問題となりマスコミなどに取り上げられると、間をおかずにその発言を取り消す。その後は知らぬ顔の半兵衛。

取り消す理由は、私的な意見だったとか、公の場ではなかったという。あるいは本意が伝わっていない、マスコミの報道が間違っていると仰る御仁もいらっしゃる。参考人として国会に呼ばれ「そんなこと言いましたかね」とぬけぬけ方の気が知れない。

「自分は日本国の最高責任者」と発言された安倍総理。個人の私的発言。「すぐに取り消されたので問題ないと言われましたね。」、その方々を任命した総理には当然の任命責任があることでしょう。放言する要職のかたがたを任命されたのはどなたですか。任命責任をどう考えておられるのですか。公の場で説明いただきたいものです。

まさか国会で承認された人事だと仰るのではないでしょうね。今朝の新聞の大きな見出し「首相側近、止まらぬ方言」「官邸、火消しに躍起」とありました。総理、火消が最高責任者のあなたのもっぱらの仕事でしょうか。

私的な場であれ、公的な場であれ、失言は有るにしても、1度口から出た言葉をすぐに取り消す。あなたたちの言葉はそんなに軽いものですか。自信を持ち信念に基づいた発言ではなかったのですか。

国の要職にあるかたがたの一言一言が国際政治をも揺るがすことになりかねない重い言葉であることをご存知ありませんか。その一言は、かっての暗い戦争の引き金にもなりかねないのです。

後からいくら取り消してもその発言は発言されたあなたの眞意と受け止められ、いつまでも生きています。国民から見れば絶対に許すことのできない問題発言、まさに犯罪なのです。

要職にある方々には、事実の吟味を含めて、発言に慎重かつ誠実であることが望まれます。後から取り消す、取り消せば万事解消、あってはならないことですよ。






これぞ真央ちゃん・頑張りました

2014-02-21 15:32:12 | 日記

2014年ソチ五輪オリンピックも残すは後3日。冬のオリンピックの華「女子フィギュアフリー」の演技でクライマックスを迎えた。

前日にあったSPの演技では、日本選手3人が、次々と転倒し、多くのファンの溜息は大きかった。

金メダル候補の浅田選手も最初のトリプルアクセルでバランスを崩し転倒。その失敗から持ち直すことができずにミスを重ね、得点は55.51点で16位。シニアの大会で2桁の順位に沈んだのは初めてのことだった。

浅田選手は前日にあったSPの演技に「自分が弱かった」「今まで何をやってきたんだろう」。そんな思いが頭の中をぐるぐる回り、なかなか寝付けなかったそうだ。

フリーの当日も起きるのが遅くなり、朝の練習では体が温まらないまま氷に乗ったという。ジャンプの着氷では、よろけて両足をついたり、3回転半が1回転半ジャンプになったりしたとある。

24選手中12番目に登場したフリーの演技。「自分のぺースでやろう」と気持ちを切り替え、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)ジャンプがが決まった。成功したのは今季初めて。

このままいけると次々に、難しい2連続3回転ジャンプ、3回転ルッツと跳んでいく。苦手だったルッツとサルコーの3回転ジャンプも完全に着氷。ステップやスピンも、最高難度のレベル4を取り、五輪史上、6種類のトリプルジャンプを8回着氷した初の女子選手となった。

フィニッシュしリングで上を見上げる浅田選手の眼には涙が一杯あふれていた。この涙、悔しくて泣いた4年前のバンクーバー五輪とは違う涙だったという。

残念ながらメダルには届かなかったが、自己最高得点を記録するなど素晴らしい成果を上げた浅田選手。ご苦労さま。拍手喝さい。おめでとう。4年間の厳しい練習の努力が見事に結実しましたね。

今朝の各新聞は浅田選手を称賛する写真と記事一色、テレビは1日中途切れることなく浅田選手の活躍を放映していた。まさに今日は賑やかな「真央ちゃんデー」。

一方、鈴木選手も村上選手も頑張りました。見事でした。総合の順位はSPの順位を上回っています。オリンピック選手として数々の重圧を跳ね返しほんとうにご苦労様でした。元気で皆さんの帰国される日を待っています。






山田洋次監督の「小さいおうち」

2014-02-20 19:43:57 | 日記

今日は珍しく暖かい、青空の見えるよい天気。夫婦そろって久しぶりの映画観賞に。

日ごろの会話もだんだん少なくなり、日々疎くなる老後の生活。映画鑑賞は惚け防止の一環、1月1回は必ずと“我が家の奥さま”との約束事。だが今年はお正月からなにかと忙しく、今日になってしまった。

見たのは山田洋次監督の「小さいおうち」。

第143回直木賞を受賞した中島京子さんの小説を、名匠・山田洋次監督が実写化したラブストーリー。松たか子、黒木華、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子さんら、実力派やベテランが結集した豪華な作品。

寅さん映画でも知られる山田洋次監督独特の柔らかく、暖かく、いつも似たような筋書き。でも前作の「東京物語」とは少し趣が変わっている。

この映画ラブストーリーではあるが、やや明るい雰囲気と美しい映像で、老人夫婦を和やかな気持ちにさせてくれた。

ベルリン映画祭で最優秀主演女優賞を受賞した黒木華さんの演技。大女優の松たか子さんを圧倒するかのような演技でお見事。これからのご活躍を祈ります。

映画の終わったあとは、近くのトンカツ屋で食事するのが楽しみの一つ。今夜のとんかつ、いつもよりずっとおいしくいただけた。

ソチ五輪もあと数日。深夜には待ちに待った女子フィギュアSPが行われた。連日の寝不足、それでもテレビの前で応援したくてたまらない。

午前1時からの放送開始。だが多分それまでは体内時計が許してくれないだろう。今夜は戦術を変えようかなとひと思案。

いつもより早く午後7時にはベットに入り、午前3時過ぎに起きてテレビの前に陣取ることとした。

真央ちゃんは最終滑走だから4時近くになるだろう。他の日本選手も3時過ぎの滑走と勝手な予測。テレビをつけると、丁度第3グループの韓国キムヨナ選手。金メダル候補だけはある。見事な演技で74.92点。後から演技する日本選手には重圧となるのではと危惧する。

午前3時半を過ぎた頃、鈴木選手と村上選手が登場。ジャンプの失敗などで期待したような成績には程遠い。あと期待するのは真央ちゃんだけ。

午前4時10分、いよいよ期待の真央ちゃんの登場。息をひそめてテレビを凝視する。ところが最初のジャンプで転倒し成績も16位。

みんな頑張っているのだが少しがっかり。日本のメダルは遠いのいた。だが明日のフリー、気落ちせずに頑張ってくださいね。

最高の演技を期待しています。


医療費3割負担の現役並み所得者

2014-02-19 10:55:31 | 日記

確定申告をやっと終えた。
国税局の確定申告作成のサイトを毎年使わせていただいている。作業は簡単、必要な数字などを投入すれば確定申告書は、電卓なしで簡単に作成できる。でき上った申告書を印刷し、添付資料をつけて、所轄の税務署に送れば万事終了。

だが、作成までの下準備が大変。1月中旬までに送られてくる「各種源泉徴収票」「国民健康保険や介護保険の納付状況確認書」さらに、10月ころまでに保険会社などから送られてくる「生命保険などの支払証明書」など扶養家族の分を含め大切に保管しておかなければならない。これらの証明書は紛失しても再発行されないので注意が大切。

そのほかに、医療費控除がある。1年間の医療費が10万円を超えると最高200万円が控除される。

歳を取り、お医者さまとお付き合いする機会が多くなった。それとともに支払う医療費もかなりの額となる。わずかではあるがその医療費。節税対策にと1年の間頑張ってみた。

お医者さまにかかるごとに、受け取る領収書を保管し整理しておく。昨年1年間の領収書は100枚を超えた。1枚でも無くしてはならない。この領収書再発行はされない。

診療を受ける都度、支払った金額と交通費、診療機関名とその住所、診療の内容を1枚ごとに番号を振り一覧表に書きとめていく。面倒なことこの上ない。忘れることもあり、時には失念してしまうこともあった。

頑張った結果は医療費総額13万円。所得税と住民税の税率は約15%。今年の努力の結果は4,500円、まさにわずかなものだった。

話は変わるが、健康保険料・介護保険料などの掛金は確定申告の基準所得税額を基に決定される。特に健康保険では住民税の基準住民税額が145万円を超えると現役並みの所得者とされ、医療費負担1割が3割となる。また、高額医療費の負担限度額も現役並みでは倍以上の差がでる。
  
 ※同一世帯の70歳以上~の方を含めた収入の合計が520万円未満の場合は、「基準収入額適用申請」を行うことにより1割負担(「現役並み所得者」ではない)となる。

昨年のこの基準住民税額を見ると、我が家の所得は丁度そのボーダーライン上にある。わずかな医療費控除でも、その影響は計り知れない。

医療費の1割負担と3割負担、わずかな年金で暮らす者にとってその差はとても耐えられないこととなる。年金生活者にとって節税対策は限られる。爪に火をともすように医療費控除の努力をこれからも続けていくこととしよう。