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グループサウンズはもうじき商業メディアでは扱えない時代が来ると思う。

2022年03月21日 | タイガース・GS

昨日紹介した、ワイルドワンズの「愛するアニタ」ですが、大人のミュージックカレンダーより⇒ 巡り巡って作曲者の元へ…。「愛するアニタ」誕生秘話。

ザ・タイガースの「廃墟の鳩」が、twitterで反戦歌と話題になっていましたね。廃墟とは、広島の原爆ドームですが、幅広く反戦について考えさせられます。⇒瓦礫からの復興と恒久平和の誓い…ザ・タイガース<脱アイドル>へのターニング・ポイントとなったメッセージ・ソング「廃虚の鳩」。

アイドルと思われているザ・タイガースですが、反戦歌を多く歌っています。



昨日は、カセットテープミュージック「GSと沢田研二」でしたが、GSについて中将さんが気がかりなツイートをされています。

「グループサウンズはもうじき商業メディアでは扱えない時代が来ると思う。」ショッキングなお言葉ですが、確かにあと数十年・・の時間は無いのかもしれない。

GSの中心メンバーたちの多くが、今は70代の半ばになりました。GS最大のスターであったジュリーは今でも現役ですが、すでに鬼籍に入ったメンバーも少なくなく、GSについて語ることが出来る人は年々減る一方になるんでしょうか。

ザ・タイガースについては学術的な本も出版されていますが、GS全体を総括した正確な記録や、GSに関わった方のインタビューなどが待たれるところです。


 

お彼岸と言うのに、今日は寒かったですね・・・

隣のお屋敷の白木蓮

我が家のシクラメンは春になって、花がいっぱい増えました。

売り切り特価品のスーパーアリッサムが、大きく育ちました。

J友さんのお宅の玄関アプローチ

 

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GSと沢田研二【特番】ザ・カセットテープ・ミュージック 2022春スペシャル

2022年03月21日 | TV・ラジオ・CM・映画

昨日の【特番】ザ・カセットテープ・ミュージック 2022春スペシャル

(HPより)またまた特番となって帰ってきました!音楽好きおじさんの解放区「ザ・カセットテープ・ミュージック」。今回は日ごろのご愛顧に感謝し、視聴者から「分析してほしいアーティスト」を募集。熱いリクエストにお答えして、少年隊、安全地帯、沢田研二とグループサウンズ等々をマキタスポーツ・スージー鈴木が熱く語ります。
80年代にカセットテープで聴いていたあの名曲。マキタスポーツとスージー鈴木の「音楽ずきおじさん」が独断で熱く語ります。

“GS(グループサウンズ)が生んだ最大のスター”というイメージのある沢田研二が、自身のキャリアの中で幾多の挫折を味わい、それを経ていかにスターの階段を登っていったかについてスージーが力説。改めて語られる“ジュリー”のヒストリーには胸が熱くなること必至だ。

昨夜、J友さんから「BS12、カセットテープミュージック」で「GSと沢田研二」メチャ面白いですよ。と連絡をいただきました。慌ててチャンネルを変えようとしましたが、BS12に切り替えられず、ジタバタしていたら、かなりの時間が過ぎてしまいました~ ああ、残念💦

初めに「僕のマリー」が流れたそうです。スージーさんのかなり音楽的に専門的なお話があり、すぎやまこういちさんが新しい音階に取り組んだ、というようなお話だったとか。しかしそれはすでに、浜口庫之介さんがスパイダースでやっていたと、「夕陽が泣いている」がかかりました。

夕陽が泣いている(私にとってGSの入り口に当たる曲、大好きな曲です。子供ながら新しい音楽だと思いました!)

次はワイルドワンズの「愛するアニタ」(元はタイガースの為に加瀬さんが書いた曲ですが、ジュリーの歌い方がイメージに合わず、ワイルドワンズがレコード化)

ワイルドワンズならば「思い出の渚」なのに、それは取り上げられずに、「愛するアニタ」が流れたそうです。その解説が面白かった!とJ友さんより。

愛するアニタ - ザ・ワイルド・ワンズ

何故かテンプターズ版がありました、聞き比べて見ましょう(^-^)

ザ・テンプターズ 『 愛するアニタ 』

『 愛するアニタ 』は、ジュリー版が強烈で面白いんだけどな~(;^_^ 曲の解釈の違いで全く変わるのが面白い。ザ・タイガース同窓会の前に、ジュリーが自分のラジオ番組で流して、二度と聴かないと笑っていたのがおかしかったです。

ああ、残念やわ。スージーさんの 愛するアニタの解説を聴きたかったわ~!!この後、ようやくBS12を探し当て、やっと半分すぎて私も番組を見られました。以下は、私が簡単に聞き書き。



4曲目は「花の首飾り」。

スージー「チェロとヴィオラを使ったメロディーは、女の子が蕩けただろう。ジュリーよりもトッポの声の方が魅力があるんじゃないかと思った。」

(実は私も、一時はそう思いました。それまで聞いたことが無いトッポのハイトーンの声は鮮烈な印象があって、ジュリーの声は甘くて美しいけど、子どもっぽく思えたほどでした。その時だけだけどね・・)

「花の首飾り」はお洒落でエレガント。マキタスポーツさん「どこかブルボン感がある。何故かな、何と言ったらいいんだろう」と考え込む。多分、中世ヨーロッパの香りがすると言いたかったんじゃないのかしら。

スージー「加橋かつみの声の伸びが魅力で、ザ・タイガースのキャリアの中でボーカルのジュリーが歌っていないのに、ヒット曲でNO.1に。磯前順一先生の「世界は僕らを待っている」の中でジュリーが、いつの間にかコロっと花の首飾りがA面になっていて、ショックを受けた、屈辱的だった。と語っています。

トッポと渋谷公会堂のコンサートの時に、取っ組み合いの大げんかになって、それ以来二人は口をきかなった。トッポは69年に、ザ・タイガースを脱退。彼は音楽的なことも有り、ザ・タイガースの在り方に我慢ができなかったんだろう」という風な事を。

「その後、ザ・タイガースは解散。GSはストーンズになりたかったのに、なれなかった。ジュリーはそれでもバンドを続けたいと願っていた。」

5曲目はPYGの「花・太陽・雨」

スージー「PYGはスベッた、売れなかった。ショーケンの本によると、ジュリーファン1万人とショーケンファン1万人が来るんじゃないかと思っていたのに、思惑が外れた。ショーケンは芸能界の感じにも馴染めなかったのではないか。ジュリーファンとショーケンファンは仲が悪く、諍いをおこした。」

スージー「ジュリーは71年にソロとして出発する。君をのせては、実は嫌だったらしい。ジュリーの挫折、凄い鬱積したものがあったのでは、敗北感を感じていたのではないか。だからこそ、周りを井上バンドのGS陣で固めている。」

6曲目は「いくつかの場面」

スージー「泣き声で歌っています、聴いて下さい」

スージー「泣いているけど、こらえている。僕はこの曲はザ・タイガースへ歌だと解釈している。2013年にザ・タイガースは再結成され、いくつかの場面のザ・タイガース編は成就した。

去年の東京フォーラムでも、いくつかの場面は歌われて話題になった。ソロになってからジュリーをサポートしてきた人が次々に亡くなっている。安井かずみ、阿久悠、加瀬邦彦、井上尭之、内田裕也、萩原健一、岸部シロー。キネマの神様は、志村けんのピンチヒッターだった。コンサート後にはすぎやまこういちさんが亡くなっている。

本人も辛いものがあったのでは。憶測だけど、東京フォーラムのいくつかの場面は、安井かずみ、阿久悠、加瀬、井上、志村、裕也、ショーケンに向けて歌ったものだと思っている」

以上でした。

スージーさんだからこそ語れるジュリー。再放送があったら、今度は初めから見たいです。

 



朝のBSPで再放送の朝ドラ「まあ姉ちゃん」は今週で終わり、次は田辺聖子さんをモデルにした、藤山直美さん主演の「芋たこなんきん」が始まります。

この作品は、見たかったけど仕事の都合で時々しか見ていなかったので、再放送が嬉しいです(^-^) サリーも出ていたんですね!

「まあ姉ちゃん」は煩くて大袈裟で騒がしい、他人の気持ちを考えず自分の気持ばっかり押し付ける、ウザイ登場人物ばっかりで、いい加減にして!(-_-;)とウンザリしていたので、早いこと次が始まりますように!

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