また、「徒然草」&「方丈記」関係の本を読んだ。作品名は「方丈記・徒然草に学ぶ人間学」です。これは国文学の専門家の著者が「方丈記」を二回、「徒然草」を三回に渡って講義を意識した口語的な文章で章段を織り交ぜながらその意義を述べた作品です。
読者は大学生または若い大人を対象にしていて、文章はやや堅く理屈ぽくって、やや読みづらかった。作品全体の主旨は他の多くの「方丈記」、「徒然草」の解説書と大きく変わらなかった。ただ、他の解説書と大きく異なるのは「男女の愛情に関する人生観」をとりあげていることで「徒然草」の最後の講で華厳経の教えを引用して大きく取り上げている。個人的には少し違和感を感じたが、その考え方も有りと納得はできる。
作品名のように堅い解説書なので古典を読み始めた初学者にはお勧めできないが、ある程度読み込んでいる人には興味を持てる作品だと思います。
読者は大学生または若い大人を対象にしていて、文章はやや堅く理屈ぽくって、やや読みづらかった。作品全体の主旨は他の多くの「方丈記」、「徒然草」の解説書と大きく変わらなかった。ただ、他の解説書と大きく異なるのは「男女の愛情に関する人生観」をとりあげていることで「徒然草」の最後の講で華厳経の教えを引用して大きく取り上げている。個人的には少し違和感を感じたが、その考え方も有りと納得はできる。
作品名のように堅い解説書なので古典を読み始めた初学者にはお勧めできないが、ある程度読み込んでいる人には興味を持てる作品だと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます