ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

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As time goes by

2009-04-21 22:12:21 | 日々のつれづれ


*○○年ぶりの俳優座
3/13(の金曜日)、会社帰りに六本木で観劇してきました。

WAKI組 の『BASARA~謀略の城~』というシェイクスピア芝居であります。
『マクベス』を日本の戦国時代にはめ込んだ異色作でしたが、シェイクスピアは『ロミオとジュリエット』に代表されるように、どの国のどんな時代にも通じるような普遍性があるし、全く違和感はなかったですね。
戦国時代の武将の1人、松永久秀をマクベスに見立て、「下剋上」がまかり通った激動の時代をスリリングに描いています。
花組芝居 から加納幸和、原川浩明、植本潤、山下禎啓の4名が参加していることが鑑賞の動機だったけれど、思った以上に楽しめた!
加納さんは久秀の妻「艶の方」役で、いわばマクベス夫人に当たるおいしい役
マクベス役の天宮良の半分ほどの出番ながら、印象はキョーレツ。
先だっての花組公演『泉鏡花の夜叉ヶ池』に出ていなかった潤ちゃんもまた、短い出番ながら二役演じていて、なかなか派手な見せ場もありました(長刀の殺陣カコイイ!)
まー出演人数の多い演目だし、出番が少なくなるのは致し方ありませんな。

*六本木の変貌ぶりに愕然…

六本木って、おそらくここ十数年で最も景観が変貌したエリアなのではないでしょうか。
ヒルズが誕生してから、幾たびかその周辺(かつてのWAVEや深夜営業の青山ブックセンターがあった場所)へは足を運ぶ機会があったけれど、その時すでに昔の面影が微塵も感じられない別世界ぶりに仰天したものです。

俳優座
とてつもなく久しぶりの訪問。
○○年前は、公演が終了した後映画館に変身し(六本木シネマ10)、『ジュ・テーム』とか『ブルーベルベット』とか、マニアックな映画を上映していたはず。
当時ディスコ(クラブではない)の黒服と付き合っていた私は、彼の仕事が終わるまでよく映画を見て時間を潰していました。


俳優座のすぐ近くのエスニックレストラン
何気に外装がカコヨカタ

ご存知ヒルズのMORIタワー
(未だに『恋おち』のフロンティアを連想してしまう私…)

高速の高架下
かつての私が最も六本木を感じた場所。

私にとっての六本木はネオンチカチカの繁華街ではなく、地下鉄の始発が動き出す頃に眠りにつく、人気の無い明け方のシラけたイメージの方がしっくりくる。
仕事がハネた彼と、明け方に高速道路の下を延々と霞町(今やもうこの地名も存在しない)にある彼の部屋まで歩いた時の情景こそが私にとっての六本木そのもの。
今もそれは鮮烈に瞼に焼き付いています。
なのに、なのに、、、
現実の世界にはもうその風景は跡形もないのです
これ、かなりショックです
こんなにはっきりと思い出せるのに。

この日は傷心を抱え、昔のように今は亡き霞町へ向かってとぼとぼとひたすら歩きました。
目の前には知らない景色が現われては消えていくだけ。。。
ホント見事に別の街でした。
REDSHOESMist もなくなってる―
もと霞町の交差点すらどこだかわからず呆然としていたら、なんと! Hobson's が健在でなんとかなった(すげーよホブソンズ)
ここまで来たからには目指すは思い出のお店 Cafe La Boheme 西麻布店
営業していることはHPで確認済みだったけれど、まわりの景色がこれほど変わり果てているだけにドキドキでした。

Cafe La Boheme 西麻布店アッタ━━━(゜∀゜)━━━!!
実は6年前、昼間に社用で西麻布へ出かけた際に立ち寄ったことがありました。
が、やっぱり夜見ると違う~
ここだけ○○年前に戻ったようだよ(奇跡みたい)

というわけで、この日のディナーはカフェ・ラ・ボエムに決定。
たっぷりとタイムスリップしてきました。
コメント
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