■Bar Atrium en／090327

バー アトリウム エン（Bar／新橋）

＊移転してパワーアップ？
新橋にいることを忘れそうな重厚感も魅力

私の中では2軒目の定番だった Atrium 、最近地元での飲食が増えたせいでず―っとご無沙汰だったのですが、ようやく移転後初訪問を果たしました。
てか、移転したの知りませんでした～。
銀座の和酒バーで大いに盛り上がった勢いそのまま、徒歩で新橋駅前まで移動したはいいけれど、以前の店舗があったビルは改装工事中。
「エ――ッ!?」とテンション下がりかけた時、食べログレビュア某氏（今度このブログで何て呼んでほしいか聞いとこう）が「食べログには閉店したなんて表示はなかったですよ」とすかさずケータイ検索し、地図を頼りに誘導して下さいました！
というわけで、烏森神社至近の雑居ビルのB1に移転した此方へ無事辿り着けました。
あらら、お店の名前も変わったの（お尻にenがつく）？と思いきや、こちら（兄弟バーテンダーの）お兄さんのお店なのですね。
同じ並びの橘ビル3Fに弟さんがシェーカーを振るお店もあり、そちらは以前と同じ店名なのだそうで。
ややこしいので整理します。
前のビル（現在改装中）3Fで兄弟2人で Atrium をスタート→セパレートしお兄さんが同ビル地下で Atrium宴 を営業→現在は移転により新橋2丁目の同じ並びの別のビルでそれぞれ営業中。
リニューアルオープンに伴い店名が Atrium en に。
ということでよろしいのでしょうか？

それにしてもカリスマバーテンダーのお父様（と言うより場違いなマダム？）が仕切る湯島の名店 EST！ を徹底的に模した店内は重厚感たっぷり。焼き鳥屋と居酒屋が軒を連ねるサラリーマン天国にいることを忘れてしまいます。
カクテルが650円～という良心的なお値段！「種類が多すぎて迷う」と言われるモルトウイスキーも700～1,000円です。

おすすめオリジナルカクテル

すでにすっかり「いい気分」で席に着いた私たち3人が1杯目にいただいたカクテルは、お店で「人気No.1」というオリジナルカクテル。
フローズンダイキリのバリエで林檎のブランデー「カルバドス」を使っているのがポイントだそう。
客の好みでベースをウォッカ、ラム、バーボンに替えているとか。
面白いので3人とも別のベースで作っていただきました。
回し飲みした感想は、ウォッカ：スッキリ正統派、ラム：甘くてオンナノコ好み、バーボン：マニアックで好みが分かれそう、というところでしょうか。
ちなみに私のお気に入りはバーボンベース。甘ほろ苦さがクセになりそうです。

A-C．オリジナルカクテル
左から、ウォッカ、ラム、バーボンベースです。D．バーボン（某氏）、E．マルガリータ（私）、F．マティーニ（かおりん）
店内は真っ暗なので写真の出来はアレですが、クリックすると少し大きいサイズになります。

約2時間の滞在でいただいたカクテルは1人3杯！ 3杯飲んで、チャージ込みで3,000円でお釣りが来るのだからCPの高さには感動するしかありません。後で聞いたら他の2人は3杯目に何を飲んだか覚えていないとか（爆）。
教えてさしあげましょう。G（私）、H（某氏）、I（かおりん）です。
私は「〆の1杯にピッタリなものを」というリクエストでバーテンダーさんにおまかせしました。

お通しはおかき

時と場合にもよるけれど、3～4人で賑やかに飲むお酒もいいもんだね（Barは基本1人で行くのが好きだけど）。
当日、隣りのテーブルですっかり出来上がったおぢさんグループが大騒ぎしていましたが、そのテの人たちでも躊躇なく入れるお店なのね。
内装が格式高い本格Barなのに、不思議と場違いとか浮いた感じがなかった。
まぁこっちもかなりご機嫌だったから…（人のことは言えん）。すっかり新橋という街に溶け込んでいる感じでした。
席数も増え、HPによると個室もあるみたいなので、1人飲み以外にも使い勝手は色々とありそう。
個人的に一番変化を感じたのは、フロアに気の利いた女性スタッフがいたこと。
そうそう、トークが冴えて社交的な弟さんと比べると、お兄様は寡黙で職人肌だったっけ。
接客に愛想のいいスタッフがいれば鬼に金棒ですね。

■Bar Atrium en
□18:00～26:00（月～金） 18:00～24:00（土）
□日・祝定休
□港区新橋2-15-3 B1F
□03-3592-0003
0066-967-690979 （予約専用番号、通話料無料）