尾道市は坂の多い街でした。
尾道水道に面した山の中腹に土堂小学校があってそこが、4年前は生徒数68名だったんだけど、あのK校長がきてからが公募制となり、
現在は公募に合格した児童を加え2百数十名の学校となっているらしい。
いわば普通の田舎の学校を附属小学校に変えてしまったんだね。
今回の研究会も全国から多数の参加者があり、小さな講堂には入りきれないぐらいの教員が参加していたよ。みんな暇なんだね。
売りのモジュールタイムにおける国語や英語、音楽、算数といった指導教材やその系統図については細かく準備されていたし、デジタルコンテンツが準備され、毎年の積み重ねが行われ、各指導教師のコンピュータスキルは高かったよ。
すなわち、土堂小学校で行われているモジュールタイムは「すべての教師がある一定以上のコンピュータ活用能力を有している」という前提に立ち、それらの教師が活用できるICT機器を配備し、市販の教材やデジタルコンテンツでジュールタイムを実施している。ということになっているんだよ。
少なくとも「自分でコンピュータとプロジェクタとをセッティングしデジタルコンテンツを起動し活用する」というコンピュータ活用能力を有している教師でなければ授業ができないという仕組みを作っているんだよね。
でも新設教科としての「情報」についてはうちの方と比較してそれほど優れた点は見受けられず、少し物足りない感じがして、やっぱり途中で少し飽きたけど若い2人がいたから何とか終了まで我慢することができました。夕食は、駅前の結構有名な店を見つけてほくほくして帰ってきました。なかなか楽しい視察でした。