おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

まずはじめに実践ありきだよね。

2008-01-23 18:42:26 | Weblog
教育現場で研究をすると言うことは結構難しいことだと最近思うようになってきた。

医師にとって病院は臨床のフィールドであり、
研究の場ではないように教師にとっても学校現場はあくまで実践の場であらねばならないはずだよね。

現場が研究のためだけのフィールドになってはいけないはずだよね。
研究のための研究はやっぱりしんどくなってくる かな。

ずっーと昔MASHと言う映画を見たことがある。
野戦病院の外科医たちをコメディタッチで描いて
当時は反戦映画とか言われたものだけど、なぜか今も印象に残っている。

毎日理論やセオリーの通用しない現場で生かす為の
最大限の努力を要求される野戦病院での型破りな軍医たちの戦いが描かれていた。

人まねではできない創造性やそれを支える力量がなければ通用しない世界、
そればどこでも一緒なんだろうな・・。

教育現場を野戦病院にたとえるのは不適切だと思うけど、
毎日何かが起こっている。
そのための対応では理論やセオリーの通用しないこともある。

そうした事態を招かないためのより魅力的な取組が
学校や教師にに求められている。

けど、雑誌やマスコミに喧伝されている先進的な取組というものも、
ただまねをすれば同じ結果になるものではないと思う。
そこにたどり着くまでの積み重ねや努力があったはずだ。

こうしたものを見ようとする姿勢を持たずに
研究を進めることの怖さをこの頃感じている。

表面的な結果だけを模倣することの恐ろしさ、かな。

自分が今持っている現場で子ども達の喜ぶかを見たい
という最初の思いに立ち戻らなければ・・だね。

「子ども達が喜んでズーと使いたいと思うコンテンツ」
それがいいコンテンツなんだろうな。
「研究員の先生がズーと続けたいと思う研究がいい研究」なんだよな、

きっと。
コメント
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