おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

ためいき

2008-01-25 01:10:11 | Weblog
自分の子どもを守ると言うことと自分の子どもだけを守ると言うこととは違うはずなのに・・。

"One for all,All for one."こうした精神が失われつつあるような気がする。
"Only One"は"個性や特質"であり"唯我独尊"ではないはずなんだけどな。

一人一人がを大切にされているときみんなも大切にされている。みんなが大切にされているとき一人一人も大切にされている。一人だけが大切にされているときみんなは大切にされていない。みんなが大切にされていないとき一人だけが大切にされている。

「自分の子どもだけを大切にしてほしい」という親の願に教師はどう答えるべきなのだろう?

結局子どもたちに立ち向かうとき、教師に必要なのはやはり情熱と愛情だと思う。
使い古された言葉だけどその重さは昔から変わらないものだと思う。
教育を理性と知識で行える人もいるだろう。豊富な技術と経験ですばらしい授業を行う人もいるだろう。

いろんな教師がいて学校なんだから・・。

一人ぐらい子どもたちの心を育んでいきたいと思う人がいたっていいはずだ。
子どもの心を育てることは教師自身の心を鍛えること、だから難しい。
子どもの心を育てることは弱い僕自身の心と向き合うこと、嘘がつけないから難しい。
けど難しいから子どもの心が豊かになったことが実感できたときの喜びはくらべるものがない。

そんな教師であり続けたいのだが・・。
コメント (2)
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