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大阪府庁に出かけたついでに大阪城を散歩。
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天気も悪く小雨が降ったりやんだり、でも、海外の人たちには人気なので大勢の海外からの人が訪れていた。
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大阪城の魅力は何も天守閣だけではない。何気に見ることができる「巨石」が面白い。
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大きな機械もない時代に遠く離れた場所から石を切り出し城塞に使うことはエジプトのビラミッドの構築にも通じるものがある
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今回、「残念石」を見ることができた。本当なら、長い旅路のあと城壁のどこかに利用されるはずだったものが何かしらの原因で使われずに捨て置かれた石は「残念石」と呼ばれる。
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五七の桐の家紋が刻まれていたが、ガイドさんいわく、細川氏が運んできたものらしい。細かく設置番号まで振り当て、築城作業をしていたことが分かる。しかし何かが足りなかったのか陽の目を見ることもなく放置されていたのだろう。
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突然の変更で、陽の目を見ることもなかったので「残念石」、突然ふりだした雨がなにやら考えさせてくれた。