おっさん先生と愉快な仲間のぶろぐ

先生って楽しい仕事だと思い続けることができたしあわせな爺っさまのつぶやきです。

杞憂だといいですね

2016-02-05 22:35:45 | Weblog
生徒の問題行動を他の教員と連携しようにも、
そもそも赴任した学校の他の教員が
協力的でない学校だった場合は、
どこからアプローチしますか。ですか(笑)

採用試験に受かったからですか??
ものすごく現実的な
心配ですね。

あなたの赴任する都道府県では
そんな心配が杞憂であることを願っています。

とりあえず模範解答的に考えてみましょう。

生徒が問題行動を起こしたわけなので、
加害生徒と被害生徒、
周りで見ていた生徒がいるはずですよね。

まず状態を把握するためには、
周りの生徒、被害生徒、加害生徒の順番で
アプローチします。

状態がある程度把握できたら、
学年主任、管理職に報告し、
分掌の長、多くの場合は
生徒指導部長に今後の対応の方向を
確認します。

ここで示される方向は職務なので、
協力したくない先生たち
(そんな先生たちは現実にはいないと思いますが・・)
も協力せざるをえません。

分掌の会議で方向をだすいうアプローチが必要です。

もう一つの、問題行動を起こした場合、
管理職がことなかれ主義で
問題そのものの積極的解決に
非協力な場合はどう動けばいいですか。という
なんとも悲観的な質問に関しても
すこし、考えてみます。

(もし、こんな状態にあなたが置かれるのではと
真剣に考えていること自体が
少し悲しいことでしたが・・。)

たしかに生徒が問題行動を起こした場合、
担任や分掌の長に丸なげしてしまう管理職が
いるというケースがあるということは
確かに、聞いたことがあります(笑)

往々にして管理職の力量不足というか
経験不足が原因なのですが、
こうした場合も、実は学校内の分掌の長が
キーマンになります。

生徒指導部長の力量があれば
管理職に多少、生徒指導の力量がなくとも
管理職は保護者の対応や地域関係機関との連携は
できるものだと思ってきました。

たしかに生徒指導部長という職務は
結構、経験や調整力といった力量が必要であり
できる人があなたの赴任する学校にいる間は
いいのですが、
転勤等でいなくなった場合は
管理職も含めチームとしての体制をつくる必要があります。

最近「チーム学校」ということがよく叫ばれていますが
要になる存在にばかり職務が集中したり
要である存在がいなかったり
負担になることを知っているベテランが
知らん顔をすることなどが原因で、
一時的な対処しかできない場合もあるということも
あるということは耳にしたことがあります。

難しいことかもしれませんが
有機的に対応できるSC SSW等の人的資源や
関係諸機関との連絡調整ができる要としての
生徒指導コーディネータ的な存在に
あなたがなることを期待していますというのが
公式回答ですね(笑)
もし、現実にそんな状態になったら・・でいいですよね

ただ、そのためには
メンタルも強くないときついよ。

自宅と学校だけの毎日にしてしまうと
ストレスがたまる。。かな(笑)


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