
近頃、世間では小学生の子どもにプログラミングに教えることになったのだそうです。我が家の経験では、子どもの興味をひくにはゲームを作るのがよいだろうとパソコンの前に座らせてゲーム作成ソフトの使い方を教えても、必ずしも満足はしないのではなかろうか。「ゲームを作る」と言った時に子どもが想像するのは、市販のゲームのような「すごいグラフィック」「かっこいい音楽」「感動するストーリー展開」なのであって、大人が作った「簡単なツール」によるプログラミングごっこではないことが多いからです。
実際にはその子どもによるのだろうけれど、物語の本を読んで感動して、自分もそんな物語を書いてみたいと思ったとしても、大きくなるまで作家の夢を保ち続ける子どもは、まれでしょう。ゲームも同じで、ストーリーを考え、それに合わせた絵を描き音楽を作るまでの道のりは遠いことに気づき、あるいは自分でやってみて絵の才能も音楽の力もないと気づいて、眼前で展開される市販のゲームは面白いけれど、消費的娯楽と創造活動との違いに直面することになるのでは。
大人が「子どもにプログラミングを教えたい」「それにはゲームが良いだろう」と考えて与えるものは、子どもが夢中になるストーリーや物語ではない。ちょっとしたツールで簡単に作れるのは、基本的に簡単なアルゴリズムをもとに、選択した要素や動作を組み込むことになりがちです。
「子どもにゲームの作り方を教える」ことと、「プログラミングを教えるために簡単なゲームを題材にする」ことは違うのではないか。むしろ、子どもが「プログラミングってすごい、面白い」と思うのは、例えばセンサーやモーターやゲートの開閉などといったシンプルな動きを組み合わせることなのではなかろうか、と思ったりします。なかなか難しいものです。
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写真は我が家のアホ猫(母)。私の定位置を奪って気持よく寝ています。困ったものです(^o^;)>poripori
実際にはその子どもによるのだろうけれど、物語の本を読んで感動して、自分もそんな物語を書いてみたいと思ったとしても、大きくなるまで作家の夢を保ち続ける子どもは、まれでしょう。ゲームも同じで、ストーリーを考え、それに合わせた絵を描き音楽を作るまでの道のりは遠いことに気づき、あるいは自分でやってみて絵の才能も音楽の力もないと気づいて、眼前で展開される市販のゲームは面白いけれど、消費的娯楽と創造活動との違いに直面することになるのでは。
大人が「子どもにプログラミングを教えたい」「それにはゲームが良いだろう」と考えて与えるものは、子どもが夢中になるストーリーや物語ではない。ちょっとしたツールで簡単に作れるのは、基本的に簡単なアルゴリズムをもとに、選択した要素や動作を組み込むことになりがちです。
「子どもにゲームの作り方を教える」ことと、「プログラミングを教えるために簡単なゲームを題材にする」ことは違うのではないか。むしろ、子どもが「プログラミングってすごい、面白い」と思うのは、例えばセンサーやモーターやゲートの開閉などといったシンプルな動きを組み合わせることなのではなかろうか、と思ったりします。なかなか難しいものです。
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写真は我が家のアホ猫(母)。私の定位置を奪って気持よく寝ています。困ったものです(^o^;)>poripori
よほど頭の切れる子ならともかく、普通の子は、幼いうちは日本語と数学を徹底して教えた方が、いろんなことをマスターする近道だと思いますけどね。
プログラミングの上手い下手なんて、所詮、センスの問題ですから。
技能科目はあまりそういう相関はなくて、環境の影響が大きいそうです。プログラミングに興味を持つかどうかも、環境によるところが大きいのかもしれません。私の場合は、職場にPC-8001が導入されたことがきっかけでした(^o^)/
子どもにその気になってもらうのは、むつかしいものです。
うちのガキも、ダメでした・・・。
PCで音楽を作るのにはまって、いつの間にやら、そちらの方向に行ってしまいました。
プログラミング教育、なかなか困難でしょう。
ただし、素質のある子どもなら、そこからでもプログラミングの面白さや奥深さを学べるでしょう。義務教育レベルではできることに限度があるので、きっかけを与えるくらいでいいのかな、とも考えています。
音楽や図工、体育にしたってしょせん学校教育のカリキュラムで、十分なレベルに教育はできないんですから。
プログラミング教育も、その程度に考えておけばよいのかもしれません(^o^)/