電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

パイロット・カスタム・グランディの近況

2018年04月21日 06時02分55秒 | 手帳文具書斎
最も長く愛用しているパイロットの万年筆カスタム・グランディ(M)に、インク・コンバータCON-50を装着し、プラチナ古典ブルーブラックを吸入してしばらく使ってみましたが、どうもこの組み合わせはあまりかんばしくないみたい。というのは、

  • CON-50のインク容量が小さいため、大量筆記するとインクがすぐ減ってしまう
  • インクが減ると乾燥しやすくなり、使用頻度が低い時期に乾いて書き出しが渋くなる

という傾向があるようです。

どうもカスタム・グランディ(M)は、他の万年筆を持たずこれ1本だけを使い、インク・カートリッジをこまめに交換していたため便利に使えていたのかもしれません。

乾きやすいのであれば、乾いても大丈夫なインクを使えば良いのでは?

であれば、「カクノ」グレー軸を退役させた分、明るい「紺碧」にインクチェンジして使うようにすれば、どのみち水に流れやすい染料インクだし、万が一乾いてしまっても、インクを補充すればたぶん大丈夫ではなかろうか。



というわけで、潔く水洗いしてしまいました。「紺碧」がいろいろな紙に使えるかといえば、裏抜けしやすくにじみやすい性質上、ツバメノートやキャンパス・ハイグレード澪などの備忘録ノートに限定されてしまいます。ですが、他のノート等への汎用性はプラチナ古典BBにまかせて、タイトルの強調など色の鮮やかさを楽しむことに特化することにしましょう。


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