電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

9月中旬の農作業〜リンゴ「紅つがる」の収穫を前に

2021年09月17日 06時00分45秒 | 週末農業・定年農業
桃の収穫が終わると例年はプルーンの収穫に入るのですが、今年はスモモと同様にほぼ全滅状態で、全く収穫の手がかかりません。であれば果樹園の農作業としては、桃のお礼肥も終わったし、リンゴの収穫前の小休止です。当面の作業課題は、

  • タマネギ苗を予約注文 白:200本、紫50本、計250本、来月上〜中旬に届く予定。
  • 高所作業台車の整備 エンジンがかからなくなり、農協の農機整備にキャブ清掃を依頼。
  • 動力刈払機、チェーンソーに使用する混合油の調製。刈払機はガソリン:2サイクルエンジンオイルを50:1、チェーンソーは25:1で調製し、携行缶に保管。
  • 生け垣の剪定 剪定というよりは整枝というか、伸びすぎた枝、増えすぎた枝を切ります。

など。昨日までに前の三つが終わり、生け垣の剪定は半分くらいの進捗状況です。

なお、9月のリンゴ「紅つがる」の状況は、写真のとおりです。3月まではフルタイムの勤務でしたので、明らかに冬季の剪定ができず、枝が多すぎて混み合っています。自家用にはなんとか間に合いますが、とても出荷できるレベルではありません。それでも古典的な銅イオンによる抗菌剤「ボルドー液」を散布して黒星病を防ぐなどして、なんとか枯らさずに維持できているといったところです。



ためしに1個もいで食べてみましたが、まだいくぶん青くさい。本当の味は今月下旬、お彼岸の頃からでしょう。もっぱらご近所にお分けすると共に、親戚・友人・知人に送付し、今年も出荷はしない予定。味は変わらず美味しいのですが、やっぱり見た目がね〜 老母いわく「出荷できるレベルでない」とのことです。剪定に始まり、開花期・展葉期の度重なる防除、花の序列を考慮した摘果、まんべんなく光を当て赤く着色させる玉回しや葉摘みなど、リンゴの栽培管理技術は労働集約的で高度なものが要求される上に、とにかく見た目重視で、とても市場の厳しい基準を満たすのは難しそうです(^o^;)>poripori

ちなみに、10月のリンゴ「紅将軍」は現在こんな感じ。



まだまだ青いです。とても食べられる段階ではありません。こちらは冬季保存がきく「ふじ」の早生種という位置づけですので、10月末〜11月初旬が食べごろとなります。こちらは完全に自家用。


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