最近、この季節になると「いかなごの釘煮」をいただきます。お手製のものらしく、とても美味しい。当地には川魚、とくに鯉の甘煮や虹鱒の甘露煮などはありますが、こうした海産小魚の系統はありません。若い頃に、千葉県佐原市の「すずめ焼き」という佃煮を知り、ファンになりましたが、最近はブルーギルだとか厄介な外来魚が増えて、伝統的な川魚の佃煮が存続の危機にひんしているのだそうです。それだけに、関西の春の味、「いかなごの釘煮」を送っていただけるのは嬉しくありがたいものです。暑さ・寒さも彼岸までといいますが、嬉しい春です。
某所へ郵便物を送る用事があったので、郵便局へ行ってきました。ついでに、一枚だけ当選していたお年玉付き年賀はがき(*1)を持参し、景品の「お年玉年賀切手シート」を受け取ってきました。
今年の干支は「イノシシ」だそうですが、今年の図案はイノシシではなくて「招き猫」でした。我が家のアホ猫たちが大喜びしそうな平成最後のお年玉年賀切手は、「干支採用決定レース」に遅刻したために選ばれなかった哀れな猫族への温情でしょうか(^o^)/
(*1):今年の年賀状のお年玉当選枚数は〜「電網郊外散歩道」2019年1月
今年の干支は「イノシシ」だそうですが、今年の図案はイノシシではなくて「招き猫」でした。我が家のアホ猫たちが大喜びしそうな平成最後のお年玉年賀切手は、「干支採用決定レース」に遅刻したために選ばれなかった哀れな猫族への温情でしょうか(^o^)/
(*1):今年の年賀状のお年玉当選枚数は〜「電網郊外散歩道」2019年1月
ブログ「きたきつねの文房具日記」(*1)によれば、キャップ式のパワータンク・スタンダードはノベル品として存在するしたとのことです。当方、手持ちの替え芯に交換すれば、もうストックはありませんから、ノベル品として存在するのであれば、替え芯を入手できる可能性があります。それはちょいと嬉しいかもしれない(^o^)/
(*1):雑多箱の中から~「きたきつねの文房具日記」
【追記】
三菱鉛筆(株)のサイトで電子カタログを眺めてみたのですが、名入れ用のページを見ても、パワータンクはどこにあるのかよくわからない(^o^;)>poripori
販売店でじかに聞いてみるのが一番良さそうです。
【さらに追記】
どうやら、きたきつねさんの勘違いだったみたい。キャップ式パワータンクは、やはり流通在庫だけが残っている現状のようです。残念!
(*1):雑多箱の中から~「きたきつねの文房具日記」
【追記】
三菱鉛筆(株)のサイトで電子カタログを眺めてみたのですが、名入れ用のページを見ても、パワータンクはどこにあるのかよくわからない(^o^;)>poripori
販売店でじかに聞いてみるのが一番良さそうです。
【さらに追記】
どうやら、きたきつねさんの勘違いだったみたい。キャップ式パワータンクは、やはり流通在庫だけが残っている現状のようです。残念!
過日、行きつけの書店から連絡があり、予約注文していた香月美夜著『本好きの下剋上』第四部「貴族院の自称図書委員」第VI巻が届いたとのこと。さっそく受け取りに行き、無事に入手することができました。
「発売日に確実に入手するには、何日前までに予約注文をすれば良いですか?」とたずねてみたら、「発注をかける締切日がその月により違うので、いちがいに何日とは言えないのです」とのこと。うーむ、それは困った。では、発行元から「予約受付開始」とのアナウンスが出たら、すぐに申しこめば良いということでしょうか。
などというようなアホなことを考えるほど、本シリーズは面白いということでしょう。本好き中高年は、見事にハマっております(^o^)/
「発売日に確実に入手するには、何日前までに予約注文をすれば良いですか?」とたずねてみたら、「発注をかける締切日がその月により違うので、いちがいに何日とは言えないのです」とのこと。うーむ、それは困った。では、発行元から「予約受付開始」とのアナウンスが出たら、すぐに申しこめば良いということでしょうか。
などというようなアホなことを考えるほど、本シリーズは面白いということでしょう。本好き中高年は、見事にハマっております(^o^)/
例年よりも二週間ほど早く春が来て、裏の畑にはすっかり雪がありません。このままだと草がどんどん伸びてきますので、早急に対処が必要です。まずは、老母の指示で野菜の追肥から。
こうしておくと、来月にはこんなふうに。
次は、前日まで集めていた剪定枝を焼却します。まだまだ集め終わっていませんが、枝の量が増える前に少しずつ焼却したほうが、結局は巨大な火にならずにすみます。焼却と枝集めと、同時進行できるのも合理的です。
さらに、サクランボの倒木の根元だけが残っていたものを、マサカリで粉砕、剪定枝の炎の上に重ねて燃やしました。古典的なマサカリの破壊力はすごいものです!
- 冬を越した葉物野菜(五月菜、つぼみ菜など)に、野菜2号という肥料を根元に一列に散布します。老母いわく、ついでに花畑のクリスマスローズにもバラバラと振ってやるとよいのだそうです。
- 黒いビニールでマルチ栽培をしているタマネギの根元に、ネギ肥料を与えます。ネギにも少し与えました。
こうしておくと、来月にはこんなふうに。
次は、前日まで集めていた剪定枝を焼却します。まだまだ集め終わっていませんが、枝の量が増える前に少しずつ焼却したほうが、結局は巨大な火にならずにすみます。焼却と枝集めと、同時進行できるのも合理的です。
さらに、サクランボの倒木の根元だけが残っていたものを、マサカリで粉砕、剪定枝の炎の上に重ねて燃やしました。古典的なマサカリの破壊力はすごいものです!
よく晴れた日曜は、午前中にしばらくぶりの農作業に精を出し、くたびれてちょいと昼寝のつもりが寝過ごしてしまい、あわてて高速道路も使って山形市へ。幸いに霞城セントラルの屋内駐車場が空いていましたので、山形テルサホールに駆け込むことができ、なんとかかんとか最初のモーツァルトに滑りこむことができました。
本日のプログラムは、
というものです。ラフマニノフとブルックナーは、前々から楽しみにしていたものです。さて、演奏はどうか。
第1曲めは、モーツァルトが12歳の時に作曲したオペラの序曲を交響曲に仕立てたもののようです。楽器編成と配置は、弦楽が左から第1ヴァイオリン(8)、チェロ(5)、ヴィオラ(5)、第2ヴァイオリン(7)、第1ヴァイオリンとチェロの左奥にコントラバス(3)という対向配置。正面奥に管楽器で、フルート(2)、オーボエ(2)、ファゴット(2)、ホルン(2)というものです。音楽は初期の作品に共通する明るい活発なものですが、後年の充実した響きとはいささか異なるようです。
続いて第2曲めは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。金子三勇士さんが登場すると、お客さんの拍手が一段と高まります。やっぱり人気あるんだなあ。実力と人気とを兼ね備えた、期待のソリストです。
ステージ中央にピアノを配置し、8-7-5-5-3の弦楽セクションは前のモーツァルトと同様の対向配置、これに Fl(2)-Ob(2)-Cl(2)-Fg(2)の木管と、Hrn(4)-Tp(2)-Tb(3)-Tubaと金管セクション、それにティンパニとバスドラムとシンバルが右奥に陣取ります。
冒頭のピアノが重厚に始まると、いかにもロシアらしい低音楽器の魅力を響きと旋律に示しながら、ロマンティックに音楽が展開していきます。レコードやCDでは何度も聴き馴染んでいる曲ではありますが、やっぱり立派な生演奏で聴くと、味わいは格別です。また、第2楽章で、例えばFl-Clへの受け継ぎが全くスムーズで、今までぜんぜん気付きませんでしたが、実演で初めてバトンタッチしていることに気づきました。なるほど〜! ピアノの叙情的な分散和音を聴きながら、思わずオーケストラの中のやり取りを聴いてしまいます。コントラバスの「ボゥン」という音がお腹に響くように届きますし、実に効果的です。しかし、いいピアノだなあ! コンサート・グランドを鳴らしきり、聴衆は音なし。第3楽章:バスドラムがズドンと迫力。もう一つ、映画音楽に使われたという甘い主題は、映画は観たことはないけれど、昔、誰か女性歌手が歌っていたなあと古い記憶が呼び起こされます。いいなあ。ピアノとオーケストラで奏でられる音楽を、至福と言わずに何と言おう。
ここで前半の部が終わり、休憩に入ります。
後半は、ブルックナーの「序曲」から。ずいぶん多くのマイクロフォンが立ち、録音をしているようです。Pcc-Fl-Ob(2)-Cl(2)-Fg(2)-Hrn(2)-Tp(2)-Tb(3)-Timp-弦5部という楽器編成。作曲者の最初期の作品だそうで、あまりなじみのない曲目で、当方はもちろん初めて聴く曲ではありますが、後年の特徴を随所に感じることができます。
ブルックナーの2曲めは、詩篇第112篇。後方の山台に左から女声(27)、男声(26)、女声(27)の合計80名という合唱団が並び、まさに壮観です。金管楽器で始まり、合唱が入ってくると、ブルックナーの宗教曲の始まりです。
後半3曲め、詩篇114篇は、合唱団の並びが変わります。最後方に男声(26)、その手前に女声が27名ずつ二列に並び、オーケストラは退いてトロンボーン三人と指揮者の飯森さんがスポットライトを浴びています。映像としても実に印象的で、人の声と三本のトロンボーンのハーモニーがこれほど訴える力の大きな、純度の高い音楽を聴かせるとは知りませんでした。
後半最後の曲目は、詩篇第150篇。オーケストラは 8-7-5-5-3 の弦楽5部に、Fl(2)-Ob(2)-Cl(2)-Fg(2)-Hrn(4)-Tp(3)-Tb(3)-Tuba-Timp.という編成。これに後方の80名の合唱と、指揮者の左にソプラノ独唱者が立ちます。
「ハレルヤ!」という晴れやかな出だしが輝かしい合唱に変わり、弦楽がそっと加わります。迫力ある音楽は、途中にソプラノ独唱とコンサートマスターのヴァイオリンの旋律がからみ、素晴らしい! もっと聴いていたいと思わせる音楽、演奏でした。
さて、今シーズンの定期演奏会は、これで全部終了しました。来シーズンのチケットは、すでに到着済みです。新シーズンも、魅力的なプログラムになっている模様。楽しみです。
本日のプログラムは、
- W.A.モーツァルト:交響曲ニ長調K.51(46a) "歌劇「愚か娘になりすまし」のための"
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18 Pf:金子三勇士
- ブルックナー:序曲 ト短調 WAB98
- ブルックナー:詩篇 第112篇 WAB35
- ブルックナー:詩篇 第114篇 WAB36
- ブルックナー:詩篇 第150篇 WAB38 Sop:髙橋絵理
指揮:飯森範親、演奏:山形交響楽団、合唱:山響アマデウスコア
というものです。ラフマニノフとブルックナーは、前々から楽しみにしていたものです。さて、演奏はどうか。
第1曲めは、モーツァルトが12歳の時に作曲したオペラの序曲を交響曲に仕立てたもののようです。楽器編成と配置は、弦楽が左から第1ヴァイオリン(8)、チェロ(5)、ヴィオラ(5)、第2ヴァイオリン(7)、第1ヴァイオリンとチェロの左奥にコントラバス(3)という対向配置。正面奥に管楽器で、フルート(2)、オーボエ(2)、ファゴット(2)、ホルン(2)というものです。音楽は初期の作品に共通する明るい活発なものですが、後年の充実した響きとはいささか異なるようです。
続いて第2曲めは、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。金子三勇士さんが登場すると、お客さんの拍手が一段と高まります。やっぱり人気あるんだなあ。実力と人気とを兼ね備えた、期待のソリストです。
ステージ中央にピアノを配置し、8-7-5-5-3の弦楽セクションは前のモーツァルトと同様の対向配置、これに Fl(2)-Ob(2)-Cl(2)-Fg(2)の木管と、Hrn(4)-Tp(2)-Tb(3)-Tubaと金管セクション、それにティンパニとバスドラムとシンバルが右奥に陣取ります。
冒頭のピアノが重厚に始まると、いかにもロシアらしい低音楽器の魅力を響きと旋律に示しながら、ロマンティックに音楽が展開していきます。レコードやCDでは何度も聴き馴染んでいる曲ではありますが、やっぱり立派な生演奏で聴くと、味わいは格別です。また、第2楽章で、例えばFl-Clへの受け継ぎが全くスムーズで、今までぜんぜん気付きませんでしたが、実演で初めてバトンタッチしていることに気づきました。なるほど〜! ピアノの叙情的な分散和音を聴きながら、思わずオーケストラの中のやり取りを聴いてしまいます。コントラバスの「ボゥン」という音がお腹に響くように届きますし、実に効果的です。しかし、いいピアノだなあ! コンサート・グランドを鳴らしきり、聴衆は音なし。第3楽章:バスドラムがズドンと迫力。もう一つ、映画音楽に使われたという甘い主題は、映画は観たことはないけれど、昔、誰か女性歌手が歌っていたなあと古い記憶が呼び起こされます。いいなあ。ピアノとオーケストラで奏でられる音楽を、至福と言わずに何と言おう。
ここで前半の部が終わり、休憩に入ります。
後半は、ブルックナーの「序曲」から。ずいぶん多くのマイクロフォンが立ち、録音をしているようです。Pcc-Fl-Ob(2)-Cl(2)-Fg(2)-Hrn(2)-Tp(2)-Tb(3)-Timp-弦5部という楽器編成。作曲者の最初期の作品だそうで、あまりなじみのない曲目で、当方はもちろん初めて聴く曲ではありますが、後年の特徴を随所に感じることができます。
ブルックナーの2曲めは、詩篇第112篇。後方の山台に左から女声(27)、男声(26)、女声(27)の合計80名という合唱団が並び、まさに壮観です。金管楽器で始まり、合唱が入ってくると、ブルックナーの宗教曲の始まりです。
後半3曲め、詩篇114篇は、合唱団の並びが変わります。最後方に男声(26)、その手前に女声が27名ずつ二列に並び、オーケストラは退いてトロンボーン三人と指揮者の飯森さんがスポットライトを浴びています。映像としても実に印象的で、人の声と三本のトロンボーンのハーモニーがこれほど訴える力の大きな、純度の高い音楽を聴かせるとは知りませんでした。
後半最後の曲目は、詩篇第150篇。オーケストラは 8-7-5-5-3 の弦楽5部に、Fl(2)-Ob(2)-Cl(2)-Fg(2)-Hrn(4)-Tp(3)-Tb(3)-Tuba-Timp.という編成。これに後方の80名の合唱と、指揮者の左にソプラノ独唱者が立ちます。
「ハレルヤ!」という晴れやかな出だしが輝かしい合唱に変わり、弦楽がそっと加わります。迫力ある音楽は、途中にソプラノ独唱とコンサートマスターのヴァイオリンの旋律がからみ、素晴らしい! もっと聴いていたいと思わせる音楽、演奏でした。
さて、今シーズンの定期演奏会は、これで全部終了しました。来シーズンのチケットは、すでに到着済みです。新シーズンも、魅力的なプログラムになっている模様。楽しみです。
3月9日は、香月美夜著『本好きの下克上』最新刊の発売日でした。以前、必ず入荷するものと思っていたら入荷せず、後から追加注文するはめになってしまったことから、事前に予約注文をするようにしていました。ところが、今回は予約注文日が遅かったのか、発売日に書店に行ってみたら、まだ届いていないとのことでした。なんだかなあ。もしかしたら紙不足が深刻化していて、発行部数が制限されているのかも。残念!
昨日はちょいと宴席があり、いつものホテル泊。素晴らしいお天気で、青空と純白の月山のコントラストが春の訪れを実感させています。帰宅して一休みした後に、体慣らしに剪定枝集めをやってみましたが、いやはや腰が痛い。冬の間に、だいぶ体がなまっているようです。少しずつ農作業に体を慣らしていく必要がありそうです。
さて、今夜と明日は山響第275回定期演奏会の予定ですが、今回は日曜のマチネに行きます。今回の曲目は、
というものです。
金子三勇士さんのラフマニノフも楽しみですが、ブルックナーの詩篇が楽しみです。どうやらチケットも完売とのこと、駐車場の混雑が予想されますので、明日は早めに出かけることにしましょう。
さて、今夜と明日は山響第275回定期演奏会の予定ですが、今回は日曜のマチネに行きます。今回の曲目は、
- モーツァルト/交響曲 ニ長調 K.51(46a)"歌劇「愚か娘になりすまし」のための"
- ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
- ブルックナー/序曲 ト短調 WAB98
- ブルックナー/詩篇第112篇 WAB35
- ブルックナー/詩篇第114篇 WAB36
- ブルックナー/詩篇第150篇 WAB38
ピアノ:金子 三勇士、ソプラノ:髙橋 絵理
指揮:飯森範親、演奏:山形交響楽団、合唱:山響アマデウスコア
というものです。
金子三勇士さんのラフマニノフも楽しみですが、ブルックナーの詩篇が楽しみです。どうやらチケットも完売とのこと、駐車場の混雑が予想されますので、明日は早めに出かけることにしましょう。
今年、使っている備忘録ノートの表紙が、なんだか薄汚れています。コクヨのキャンパス・ノートでA5判A罫(7mm)70枚のものなのですが、黒っぽい表紙の「エッジタイトル」ノートと一緒にして同社のカバーノートSystemicに入れていたら、黒い色が移ってしまったみたいなのです。
うーむ、「エッジタイトル」との併用はダメか。あきらめてシンプルにキャンパスノートを一冊だけ使うことにしました。
実は、年度末になると、通常業務の他に送別会やら歓送迎会やらの行事が多くなりますので、こうした外せない会合の案内や細目資料を持ち歩く機会が増えるのです。以前はバイブルサイズのシステム手帳にはさんで持ち歩いていたのですが、昨秋から綴じ手帳に変更した関係で、手帳にはさんで持ち歩くわけにはいきません。結局、必ず携帯する備忘録ノートにSystemicのノートカバーをし、表見返しや裏見返しのホルダーにはさむスタイルに落ち着きました。これならば、ゴムバンドで留めることもあり、落下してしまう心配も少ないでしょう。
というわけで、備忘録ノートの出番は顕著に増えているのです(^o^)/
うーむ、「エッジタイトル」との併用はダメか。あきらめてシンプルにキャンパスノートを一冊だけ使うことにしました。
実は、年度末になると、通常業務の他に送別会やら歓送迎会やらの行事が多くなりますので、こうした外せない会合の案内や細目資料を持ち歩く機会が増えるのです。以前はバイブルサイズのシステム手帳にはさんで持ち歩いていたのですが、昨秋から綴じ手帳に変更した関係で、手帳にはさんで持ち歩くわけにはいきません。結局、必ず携帯する備忘録ノートにSystemicのノートカバーをし、表見返しや裏見返しのホルダーにはさむスタイルに落ち着きました。これならば、ゴムバンドで留めることもあり、落下してしまう心配も少ないでしょう。
というわけで、備忘録ノートの出番は顕著に増えているのです(^o^)/
当方、若い頃から、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団の正規録音は、LPやCDで、できるだけ集めるようにして来ました。近年は、著作隣接権保護期間が満了し、多くがパブリック・ドメインの仲間入りを果たしましたので、販売店からの「廃盤」「品切」「再発予定なし」という回答を待たずとも、ネット上で堂々と入手できるようになり、喜んでいます。
ところで、先日「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜」のデータベースで「Szell」を検索したリストを眺めているうちに、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が含まれていることに気づきました。ヴァイオリンをジノ・フランチェスカッティが演奏する1961年のステレオ録音です。
はて、こんな録音、何度も何度も眺めている1970年の CBS-SONY のレコードカタログでも記憶がありません。どれどれ……
うーむ、見つけてしまいました。ジョージ・セルの録音のところにはなくて、フランチェスカッティのところに、シッパース指揮ニューヨーク・フィルとのチャイコフスキーとのカップリングで掲載されていたのです。SONC-10062、実に49年ぶりの発見です。
そういえば、いわゆる「メン・チャイ」カップリングの人気始めは、1950年代のフランチェスカッティのモノラル旧盤だったらしい。その再録音の片方が、なんとセル指揮クリーヴランド管とだった、ということなのでしょう。
YouTube にもありました。
Mendelssohn Violin Concerto Zino Francescatti The Columbia Symphony Orchestra, George Szell
美音のヴァイオリニストとしてのフランチェスカッティの魅力と、1960年代初頭のジョージ・セル指揮クリーヴランド管のストイックな強さの魅力とが、不思議な説得力を持っています。メンデルスゾーンの別な面、恵まれた環境に育ったひよわなボンボンではなくて、たぐいまれな素質を持ちながら抑圧されることへの強い抵抗感や意思を持つ存在としての面に触れるようです。
ところで、先日「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜」のデータベースで「Szell」を検索したリストを眺めているうちに、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が含まれていることに気づきました。ヴァイオリンをジノ・フランチェスカッティが演奏する1961年のステレオ録音です。
はて、こんな録音、何度も何度も眺めている1970年の CBS-SONY のレコードカタログでも記憶がありません。どれどれ……
うーむ、見つけてしまいました。ジョージ・セルの録音のところにはなくて、フランチェスカッティのところに、シッパース指揮ニューヨーク・フィルとのチャイコフスキーとのカップリングで掲載されていたのです。SONC-10062、実に49年ぶりの発見です。
そういえば、いわゆる「メン・チャイ」カップリングの人気始めは、1950年代のフランチェスカッティのモノラル旧盤だったらしい。その再録音の片方が、なんとセル指揮クリーヴランド管とだった、ということなのでしょう。
YouTube にもありました。
Mendelssohn Violin Concerto Zino Francescatti The Columbia Symphony Orchestra, George Szell
美音のヴァイオリニストとしてのフランチェスカッティの魅力と、1960年代初頭のジョージ・セル指揮クリーヴランド管のストイックな強さの魅力とが、不思議な説得力を持っています。メンデルスゾーンの別な面、恵まれた環境に育ったひよわなボンボンではなくて、たぐいまれな素質を持ちながら抑圧されることへの強い抵抗感や意思を持つ存在としての面に触れるようです。
春はあけぼのがいいわ。ようやく白い雪が融けて、薄紫のオオイヌノフグリの花が見える頃、小さい子ネズミがチョロチョロ動き始める頃なんて、サイコーよ!
夏は夜ね。月が出ている頃は言うまでもないけれど、闇夜だって数匹ホタルが飛び交っている頃もいいわね。雨が降るのはちょっと困るけど。
えっ? 『枕草子』って、アタシたちのご先祖が考えたんでしょ? だって、裏の畑でネズミを捕まえるのに絶好の時期を、ちゃーんと知っているんですもの!
夏は夜ね。月が出ている頃は言うまでもないけれど、闇夜だって数匹ホタルが飛び交っている頃もいいわね。雨が降るのはちょっと困るけど。
えっ? 『枕草子』って、アタシたちのご先祖が考えたんでしょ? だって、裏の畑でネズミを捕まえるのに絶好の時期を、ちゃーんと知っているんですもの!
毎日の通勤に、日常の買い物や送迎などに便利に使っている愛車マツダ・デミオ・ディーゼルXDが、過日、走行距離 60,000km に到達しました。新車購入後まる四年ですので、年間の平均走行距離は 15,000km になります。現在の年間平均燃料消費率(いわゆる燃費)は、およそ 21.5km/L ですので、60,000km を走った現在、2,790L の軽油を消費したことになります。
前車(Nissan TIIDA Latio)の年間平均の燃料消費率は、同じ通勤距離で、約 16km/L でしたので、もし更新せずに乗り続けていたとしたら、約 3,750L のガソリンを必要としたでしょう。単純に現在の単価をガソリン:@150円/L とし、軽油の単価を @130円/L として4年間の燃料費を計算してみると、
となり、その差は約20万ということになります。
ガソリン車に対するディーゼル車の割高分は約30万ですので、まだまだ割高分を燃費で稼いだとは言えません。年間20,000km走るような距離で6年以上の長い期間乗らないと、ディーゼル車がお得だとは言えないようです。これは、前車ティーダ・ラティオがけっこう燃費が良かったから、という面もありましょう。前車がもっと燃費経済性の悪い車であったならば、確実にペイしていると言って良さそうです。
前車(Nissan TIIDA Latio)の年間平均の燃料消費率は、同じ通勤距離で、約 16km/L でしたので、もし更新せずに乗り続けていたとしたら、約 3,750L のガソリンを必要としたでしょう。単純に現在の単価をガソリン:@150円/L とし、軽油の単価を @130円/L として4年間の燃料費を計算してみると、
デミオ: @130円/L×2,790L=363,700円
ラティオ:@150円/L×3,750L=562,500円
となり、その差は約20万ということになります。
ガソリン車に対するディーゼル車の割高分は約30万ですので、まだまだ割高分を燃費で稼いだとは言えません。年間20,000km走るような距離で6年以上の長い期間乗らないと、ディーゼル車がお得だとは言えないようです。これは、前車ティーダ・ラティオがけっこう燃費が良かったから、という面もありましょう。前車がもっと燃費経済性の悪い車であったならば、確実にペイしていると言って良さそうです。
今年は春の到来が早く、裏の果樹園にはすでに雪がなくなっております。日曜日は風もなく好天に恵まれましたので、作業着に着替えて、今年の週末農業が始動しました!
冬の間、あまり体を動かしていないもので、終日の労働はくたびれます。今のところは気温が上がる時間帯、おおむね半日程度が適当でしょうか。
アホ猫母娘も、陽光につられて外に出て、ハンティングを試みておりました。そういえば今年の初貢物、もとい、初獲物は、2月末に娘猫がつかまえた雀でした(^o^)/
- 午前 作業小屋、庭木の雪囲いの撤去
- 午後 裏の畑に散らばる剪定枝集め
冬の間、あまり体を動かしていないもので、終日の労働はくたびれます。今のところは気温が上がる時間帯、おおむね半日程度が適当でしょうか。
アホ猫母娘も、陽光につられて外に出て、ハンティングを試みておりました。そういえば今年の初貢物、もとい、初獲物は、2月末に娘猫がつかまえた雀でした(^o^)/
先日、impress watch を眺めていて、ビックリしました。Yahoo! ブログが今年の12月15日をもってサービスを終了することになった(*1)のだそうです。ブログ・サービスが開始されてだいぶ経ちますが、Yahoo! ブログはサービス開始後13年だそうです。これまでいくつかのブログも停止になり(*2)、またYahoo自体のサービスも少しずつ縮小されてきていたので、ある程度予想できたことではあるのですが、いざとなると残念な気持ちになります。だいぶ前に、突然停止したDoblog事件のときは、移行もままならない面があったのですが、今回Yahoo!ブログ側で他ブログへの移行ツールを提供し、ユーザーに移行を促すようです。実質的には、8月31日で記事やコメントの投稿・編集ともにできなくなるようで、以降は「死に体」でしょうから、ほぼ「余命半年」しかない。
移行先として上げられているのは、アメーバ・ブログ、ライブドア・ブログ、Seasaaブログ、はてなブログなどです。少なくともこれらのブログは、当面閉鎖の予定はないことを確認してのことと推測します。では、名前のあがっていない当gooブログはどうなのだろう? やや懸念されるところです。
○
以前、「サーバ依存型サービスとユーザーの自衛法」という記事(*3)を書きました。このときは「手元にデータが残ること」を重視し、「もしかすると、ブログを本にするサービスと言うのは、個人レベルでは究極のバックアップなのかもしれません」とも書きました。しかし、ほぼ毎日更新で2004年12月から14年と3ヶ月目に入っている当「電網郊外散歩道」は、5300件の記事が積み重なっており、現実的に全体を紙の本にできるレベルを超えています。だとすれば、テキストファイルでバックアップを持つことと同時に、何らかの形で他のサービスに移行できれば良しとしなければいけないのかも。
流行の先端を走り、収益性の高さを追求する企業もあれば、じっくりと持続性のあるサービスを構築する企業もあることを祈り、個々のブログではなく、ブログサービスそのものが無くならないように願いたいものです。
(*1):Yahoo!ブログ、12月15日にサービス終了〜impress watchの記事
(*2):ブログ界の転機の予兆?〜「電網郊外散歩道」2010年4月
(*3):サーバ依存型サービスとユーザーの自衛法〜「電網郊外散歩道」2009年3月
移行先として上げられているのは、アメーバ・ブログ、ライブドア・ブログ、Seasaaブログ、はてなブログなどです。少なくともこれらのブログは、当面閉鎖の予定はないことを確認してのことと推測します。では、名前のあがっていない当gooブログはどうなのだろう? やや懸念されるところです。
○
以前、「サーバ依存型サービスとユーザーの自衛法」という記事(*3)を書きました。このときは「手元にデータが残ること」を重視し、「もしかすると、ブログを本にするサービスと言うのは、個人レベルでは究極のバックアップなのかもしれません」とも書きました。しかし、ほぼ毎日更新で2004年12月から14年と3ヶ月目に入っている当「電網郊外散歩道」は、5300件の記事が積み重なっており、現実的に全体を紙の本にできるレベルを超えています。だとすれば、テキストファイルでバックアップを持つことと同時に、何らかの形で他のサービスに移行できれば良しとしなければいけないのかも。
流行の先端を走り、収益性の高さを追求する企業もあれば、じっくりと持続性のあるサービスを構築する企業もあることを祈り、個々のブログではなく、ブログサービスそのものが無くならないように願いたいものです。
(*1):Yahoo!ブログ、12月15日にサービス終了〜impress watchの記事
(*2):ブログ界の転機の予兆?〜「電網郊外散歩道」2010年4月
(*3):サーバ依存型サービスとユーザーの自衛法〜「電網郊外散歩道」2009年3月
仕事の帰り道、行きつけの書店に立ち寄り、3月9日発売予定の香月美夜著『本好きの下克上』第四部第VI巻を予約注文してきました。以前、入荷するものと思っていたら入荷しなかったことから、毎回あらかじめ注文するようにしています。
ついでに、ぐるっと廻って書棚を眺め、次の二冊を購入して来ました。
『きょうの料理ビギナーズ』は、簡単で美味しいレシピを写真入りで提供するもので、技術的なこともやさしく説明しています。一冊ぜんぶ作ることはないけれど、数品を試してみて、定番に加わることもあります。また、料理ノートに転記しておくと、覚えますし何冊もある同書のシリーズ中から探す手間が省けます。
では、今月号の特集は?
というものです。
まあ、お弁当はともかくとして、簡単な和食やフレンチのスープなどが掲載されているのはありがたい。この中からいくつかを選んで、作ってみたいと思います。
ついでに、ぐるっと廻って書棚を眺め、次の二冊を購入して来ました。
- NHK『きょうの料理ビギナーズ』3月号
- 梶尾真治『黄泉がえりagain』(新潮文庫)
『きょうの料理ビギナーズ』は、簡単で美味しいレシピを写真入りで提供するもので、技術的なこともやさしく説明しています。一冊ぜんぶ作ることはないけれど、数品を試してみて、定番に加わることもあります。また、料理ノートに転記しておくと、覚えますし何冊もある同書のシリーズ中から探す手間が省けます。
では、今月号の特集は?
「うれしい朝テク弁当~つくりおきいらず!夕ごはんにもピッタリ!」
というものです。
まあ、お弁当はともかくとして、簡単な和食やフレンチのスープなどが掲載されているのはありがたい。この中からいくつかを選んで、作ってみたいと思います。