今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ニャー、再びおかあさんを襲う

2016年12月13日 | ニャー
ニャーは最近、こっちの顔を見るたびに「外に出たーい」とアッピールします。
ギャーギャーわめくことはしませんが、無言の強力アッピール。

      
        ニャーの「出たい」アッピール

で、頻繁に庭探検に付き合うことになります。
車や通行の人に驚くので、まだ道にまでは出ていません。

      
     この辺はかつての3匹がよく繋げられていた場所

      
        そろそろ隣の庭にも興味が

      
       リードに慣れてもらうのも目的のひとつ
     リードに引っ張られたり足に絡まったりすると
      イラついて外そうとするので目を離せません

裏に回ったところ、おかあさんがいなかったのでこっそり寝床を探検。

      
       「特に異常なし」といった感じで軽くパス

      
     おかあさんのトイレ周辺の臭いにも「特に異常なし」

かつて家の中でおかあさんを不意打ちしたことのあるニャー。しかしこの日は臭いにもすっかり慣れた様子で興奮することもなく、もうあまり気にしてないといった感じでした。

それで夕方になって、おかあさんをそっと家に入れてみたのです。
このときはニャーもリードなしの自由で。しかしニャーは距離を置いてじっと見守り、久し振りのおかあさんはやや緊張気味で、ミャオミャオと子猫のような声で鳴くばかり。

      
        緊張気味のおかあさんを見守るニャー

その直後でした。
おかあさんがちょっと移動しようと動いた瞬間、ニャーが飛び掛ったのです。おかあさんは一気に和室まで逃げて、ニャーが追いかけて、つかまえたおかあさんに乗りかかって、そこに自分が駆けつけてニャーの尻尾を引っ張って・・・。

ニャーを離してもおかあさんは動けません。ただ子猫のようにミャオミャオと鳴くばかり。そのおかあさんを勝手口まで運んで扉を少し開けてやると、しばらく放心状態で動けなかったが、こちらの顔をチラッと見てからおもむろに出て行きました。抜け落ちた白い毛を和室一面に残して。

あっという間の出来事だった。
しかしこれまでの努力を水泡に帰すような、自分の痛恨の勘違いでした。
今にして思えば、あのときおかあさんは怯えていたのだと思います。ニャーのおかあさんに対する感情は敵意どころか、何か獲物のように見ていたのではないか。


おかあさんお迎えプログラム、これで振り出しに戻りました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする