今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

懐かしい来訪者

2016年12月30日 | ソトチビ
シャッポのことで頭がいっぱいの毎日ですが、逆にそれだけに書いてみたいことです。
先日の記事「ご難続きのおかあさん」で、おかあさんの食事を荒らす者の正体が判明。10月を最後に家の周りから姿を消していた、ソトチビでした。おかあさんの記事の中でも「もしや・・」とは書いたのですが、やはりそうだったんです。

きっかけはニャーの行動でした。
ニャーは勝手口の外をよく見つめます。おかあさんがいるのでやはり気になるのでしょう。敵意を見せるでもなく、何となく見つめています。

      
          勝手口から外の気配を伺うニャー

おかあさんの記事から数日後の晩、ニャーが勝手口の外をしきりに気にすることが。いつもと様子が違うのでそっと扉を開けてみると、何とソトチビがちょこんと正座してこっちを見てるじゃないですか。もともとの強面が、目を細めてしばたいて。そのときおかあさんはいませんでした。物静かで殆ど鳴かないソトチビ。最近になってこっちが気づかなくても、こうして勝手口の前で挨拶に来たことが何回かあったのでしょう。

おかあさんに準備していた食事をあげると、お付き合いのように半分食べて消えていきました。空腹でもなさそうで、やはり本拠地はどこか別にあるようです。冬毛に変わっていたとはいえ一回り大きく、たくましくなっていました。

      
           首のただれもすっかり治って
           一回り大きくなったソトチビ

      
       食事は半分ほど残して暗闇に消えて行きました

ただ、本来ならおかあさんのいる時間。今のおかあさんとソトチビの関係がどうなのか、はたまた遭遇したのかどうかもわからない。以前に聞いたおかあさんの声が険悪ではなかったので、お互い覚えてはいるような気もしたのですが。

気になったのでおかあさんを探しに行きました。例の公園です。しかし公園にはワンコを放した散歩の人が。これじゃあいないかと公園を過ぎ、次の角を曲がろうとしてふと振り向くと、散歩の人が帰路につく後姿が。その前方、道路の真ん中には風に舞うゴミ袋。
いや、そのゴミ袋が動かない。そしてニャーと鳴いたのです。

知らぬ間に自分の後をついていたおかあさんでした。おかあさんは自分を公園に誘ってゴロンゴロンした後、一目散に我が家の方に駆け抜けていきました。

      
      公園の水栓付近でゴロンゴロンするおかあさん

最近のおかあさんが周囲を警戒していたのか、それともソトチビを探していたのかはわかりません。でもこの二匹のこと、また甘い考えと言われるかもしれませんが、きっとうまくいくような気がします。もちろん、おかあさんのお迎えプログラムも変えません。

そしてこの二匹が再会できたように、シャッポもまた・・。
きっといい前兆に違いないと思いたいです。


※ソトチビのカテゴリーの「行方不明」は、元に戻しました。
 (性別は相変わらず不明)

コメント
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