九州地方を始め、国内の各地でも記録的な大雨で、まさに命の危険もあり、雨雲は何とかならないものか……、と、ニュースや報道番組などを観ていると、避難避難と、ただ受け身でいるだけで、手の打ちようがないことに腹立たしさも覚えてしまいます。
こちら長野県の中信地方の岡谷市でも、土石流に巻き込まれた母親と二人の子供たちが犠牲になっていて、可哀想で仕方ありません。皆さまもお気をつけいただきたいと思います。
さて、今日の話題ですが、昨日17日朝のテレ朝「モーニング・ショー」を観ていて、ご覧になられた方も多いと思いますが、その番組で「入院疎開」の件を放映していたので、それをご紹介させていただきます。。
それは、東京では新コロナ感染者の急増で医療崩壊が起き始めていて、具合が悪くなって救急車を呼んでも入院先が見当たらず、結局自宅療養と云う形になり、そこで病状が急変してお亡くなりになる方も出て来て、悲惨な状況になっているようです。
東京都では、今週末から酸素ステーションを設置して、自宅療養者の対応にあたるようですが、詳しい内容はこれからのようですかね。
それで、この「モーニングショー」では、一つの例として、この様な実例もあったことを説明していました。
TV画面1
30代男性の行動を紹介。
TV画面2
30代男性が、新コロナの陽性が判明しました。
TV画面3
その後、男性は都内から長野県に移動して、そこで療養生活に入ったようです。
長野県に別荘があるのか、または実家があるのか、はたまた友人・知人がいらしたのか、その辺は不明でした。
TV画面4
だが、体調が悪くなり、長野県内の◯◯病院へ入院したとのことです。
このように、30代の若者が、新コロナに感染して、東京から長野県に来て、何とか入院出来、安心して療養生活を送っていると云った内容ですが、これをSNSではやはり色々な意見があるようで、それも紹介していました。
そもそも「疎開(そかい)」と云う言葉は、戦時中の空襲などで被害に遭わないために、都会から地方に分散することで、これが現在も使われるとは、まさに医療体制は異常状況だと思います。
TV画面5
これに対して、長野県の担当者は……、
TV画面6
と云った、寛大な考えを示したようで、私も応援したくなりました。
これだけ自宅療養者などが、軽症とは言え、ろくな治療も受けられず、ひっ迫している状況ですので、都会だ地方だと、そんな呑気なことを言っている場合ではなく、往診をしているファストドクターさんやコールドクターさんも頑張っている最中ですので、オールジャパンが一つになって、患者さん達を救わないと、日本国の威信にも係わると思います。
もっとも、これの総合的判断を図れるのは政治家の皆さんで、特に内閣・政府のお偉いさんには頑張ってもらって、早急に実施に踏み切るべきだと思います。
TV画面7
TV画面8
TV画面9
昨日17日、緊急事態宣言が、7府県が追加され、まん延防止等重点措置も10県に適用されたようですが、
こちら長野県はどちらにも入っておりません。
先頃8月13日(金)発表の長野県の新コロナ感染者の居住地域別の記事です。
この日は過去最高の109名の感染者が報告されました。また、市町村別の一番下に「県外20」とありますが、信州へ帰省中に感染した人数との事でした。
いつまでこのような状況が続くのか分かりませんが、新たな何か手が無いのでしょうか………?
本日もこのブログにお立ち寄りいただき有難うございます。
深く感謝申し上げます。