このブログは、2011年5月15日開設で、当時は先に投稿してあった「Youtube」の動画の宣伝でも……、と考えて始めたのですが、日々、お仲間の記事を拝見しているうちに、殆んどの皆さんが写真画像を載せていらっしゃって、自分も見習わなくては……、と思い、写真を撮り始めた次第でした。
ビデオ(ムービー)撮影・編集・完パケまでは、仕事として三十代の頃から行なっていましたので、一応職業人プロと云う事でした。写真(スチル)は、子供が生まれたのを機に、フィルム時代から始めたのですが、お遊びで撮るくらいで、それもカメラの設定も全てフル・オートで、ISOがどうだとか、被写界深度がこうだとか、露出補正がプラスだマイナスだとか、まったくチンプンカンプンの話しで、カメラの取り扱いも殆んど無視して撮っていました。
ですので、お恥ずかしい話ですが、新婚旅行の時は、バンド仲間の後輩から一眼レフカメラを借りて、それで撮って来ました。
で、ブログお仲間の写真を拝見しているうちに、「滝」を素敵に撮られている画像を見つけました。「滝の流れ」が、線を一本一本まとめて描いているようで、自分もこのような写真を撮れたらと興味津々になりました。
でも、それがどうやって撮ったら、そうなるのか全く分かりませんので、WEBで調べてみました。
そして、未熟ながら素人考えで撮った写真が、下の画像です。
photo stock 1 長野駅前の石清水(現在はありません)
2011年11月撮影
これが、スローシャッターで撮った初挑戦の画像でした。実際に見た目とは違う水流が糸のように描写されていて、「オオッ!まんざらでもないなァ~~!」と、喜んでいました。
そして次に、長野駅前をバスが行ったり来たりしていましたので、歩道橋の上から、こちらもスローシャッターで、左右からフレームインするバス2台を狙ってみました。
photo stock 2
2011年11月撮影
今思うと、どうってことない画像ですが、バスがボケていて、いかにも動いていそうな感じが面白くて、「写真にはこう言った世界もあったのだ!」と新たな発見をして写真撮りの楽しさが多少でも出て来ました。
それから、今度は本物の滝を撮りたいと思い、須坂市のお隣の高山村・松川渓谷にある「雷滝(かみなりだき)」に行ってみました。
photo stock 3 雷 滝
photo stock 4 雷 滝
2011年11月撮影(Canon SX30IS)
この「雷滝」は、実際に行かれた方はご存知ですが、深い滝壺の方へ降りて行く坂が歩道になっていて、高所恐怖症の自分にとっては、足がすくんで、一緒に行ったカミさんに「お父さん、ロープの方に寄らないで、山肌際をゆっくり下りて行けば大丈夫よ!」と言われ、怖さ100倍の感じで、何とか雷滝の写真を撮って来ました。だがもう二度と行きたくない感じの滝で、撮影もささらほうさらで、しんどいフォト取材になりました。
ここの雷滝は、「裏見の滝」とも言われ、滝の裏側が歩道になっていますので、カメラマンの皆さまは、その辺も心得ていらっしゃって、この滝の裏側からもお撮りになっているようです。自分には到底無理だと諦めました。
そして、その後、友人から上田市武石の「巣栗(すぐり)渓谷」にも小さな滝があるというので、出掛けてみました。
案の定、こちらの滝も、渓谷ですので谷底へ降りて行くような感じで、足場に気を付けながら行ってみました。
photo stock 5 巣栗渓谷
photo stock 6 巣栗渓谷
photo stock 7 巣栗渓谷
2011年11月撮影(Canon SX30IS)
当時は、これらの水の流れが、見た目と違う様に撮れるもので、興味津々になり、滝の撮影時は、シャッタースピードを色々と変えてみて撮ってみました。だが、これらの現場にいること自体が怖さで落ち着かなく、滝の撮影は自分には不向きだと思っていました。
ですので、先にご紹介した「雷滝」やこの「巣栗渓谷」には、今日まで二度と足を運んだことがありません。
で、その翌年になって、友人から上田市菅平方面に「唐沢の滝」があり、道路からもそんなに歩かなくても行ける場所にあるようだよ!と聞いて、それならば……と云う事で、出掛けてみました。
photo stock 8 唐沢の滝
2012年7月25日撮影
photo stock 9 浄水の滝
2012年7月25日撮影
ここでしたら、谷底へ落ちて行くような感じでもなく、歩きもわずかで撮影が出来、自分にとってはおあつらえ向きな撮影現場だと思いました。
まあ、それから滝の撮影は、友人にも勧められて他所の滝も教えていただきましたが、この「唐沢の滝」しか行かなくなりました。
なんせ、ズクなしですので、怖そうな場所での撮影は嫌いなんです。(笑)
本日もこのブログにお立ち寄りいただき有難うございます。
深く感謝申し上げます。