…… 池 千之助   信州ありふれた普通便 ……。

         信州・長野県長野市から、お気楽で無駄な記事を載せています。

室町時代創建の大御堂「智識寺」へ・・・・・・!

2020年06月27日 | まち歩き
  今朝のこちら長野は、薄曇りから徐々に晴れになって来ています。まあ、この季節ですので、山沿いの雲は当たり前になっています。



  先日、1か月振りにフォト取材に行って来ました。



  この日は多少曇りで、涼しげな陽気でしたので、千曲市の姨捨(おばすて)の棚田やそこの近辺の長楽寺(ちょうらくじ)と云うお寺さんなどを狙おうと出掛けたのですが、現地に着いた途端に小雨になって来て、ならば、もう少し足を延ばして戸倉上山田温泉からちょっと入った智識寺(ちしきじ)の紫陽花も綺麗に咲いているという情報も貰っていたので、そちら方面に向かいました。



  その智識寺へ行って見て、まだ雨だったら引き上げようと考えながらでしたが、徐々に雨足も少なくなり、やがて晴れに変わり何とか撮ることが出来ました。



  ですので、今日の画像は、この智識寺(ちしきじ)の様子をご紹介させていただきます。



  この智識寺は、室町時代後期に建立されたとのことで、茅葺き屋根の寄棟造りの仏堂(大御堂)や、入口の仁王門での木造金剛力士像(室町時代作)など、かなり古刹で風光明媚なお寺さんと言いたいのですが、色々な観点からの見どころになっていると思います。



  まずは、入口の仁王門からです。子画面の仁王像は右に阿形像、左に吽形像と一般的な並びに配されていました。



  この仁王像は、僅かな格子の隙間からレンズの先を入れ込んで、撮ってみました。



photo 1   仁王門




  この仁王門をくぐりますと、正面の大御堂(観音堂)への参道があり、それに沿って、紫陽花の花が見られました。



  ここも色々なアジサイが見られ、何でも紫陽花の種類は、約300弱品種あると、WEBでは書かれています。




photo 2


photo 3   智識寺・大御堂  


photo 4   大香炉


photo 5


photo 6   大御堂からの境内




  この智識寺のご本尊様は「木造十一面観音立像」で、約3mの高さを誇っているようです。



  その後、お目当ての紫陽花を撮って来ました。



photo 7


photo 8


photo 9


photo 10


photo 11


photo 12

( F 1.4 )

photo 13

( F 5.6 )

photo 14




  その後、大御堂前に戻り、石碑や仁王門を裏側から撮ってみました。



photo 15   石碑「信心感應」


photo 16   仁王門裏手




  この千曲市の智識寺へは、昨年に続きまだ2回目でしたが、この日、たまたま地元稲荷山にお住いの風景水彩画でも有名な待井画伯さんとお逢い出来、色々と撮影のアドバイス(撮影ポイントやアングル)をいただきながら、撮って来ました。



  奥様とお二人でいらっしゃったようで、先頃ご自身が出版なさった風景水彩画の画集をお持ちで、それのご説明をいただきながら、待井画伯の作品を多数拝見させていただきました。



  正直、私は絵のことはよく分かりませんが、信州・塩尻の洗馬(せば)地域から、こちら長野・善光寺に掛けての街道の名所などを網羅されていて、5~6年以上も掛けてお描きになられたようでした。



  この日は、待井画伯さんもNikonの高級カメラをお持ちになり、そちらのお弟子さんなどの為のロケハンにいらっしゃったようでした。



  年齢的にも、私よりひと回り先輩の方でしたが、気さくで偉ぶった態度でなく、もの優しい人物だと思いました。




  この智識寺で、正直ちょっと時間をくってしまいましたが、空模様も明るくなり始めたので、次の現場へ向かうことにしました。



  姨捨の棚田、そして、スイッチバックで有名な姨捨駅、その近くの長楽寺と、3か所のネタを仕入れて来ました。



  また、後日順番にご紹介させていただきたいと思います。












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