今日は、秋晴れの良いお天気でした。 で、今日は地元・松代の 「真田山(しんでんざん)・長国寺(ちょうこくじ)」 の紅葉をご紹介します。 と言いましても、お天気が良く青空が広がっていましたので、ちょっとした時間にタイミング良く、様子見に行ったついでに撮ってきました。
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photo 1
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photo 2
写真 1 が、真田山・長国寺の本堂です。 で、写真 2 は、長国寺・庫裏(くり)の近くにありますもみじの木です。 頃合いのよい紅葉に染まっていましたので、教科書通りに逆光目で撮ってきました。 ホントは、太陽を隠して撮った方がよいのでしょうが、敢えて、光りを入れてみました。
紅葉も、下手に撮りますと、黒ずんだ紅色になってしまい、むしろ、キレイなはずの紅葉が、台無しになってしまう恐れがあります。 ですので、スチルは逆光、ビデオは絞りを開けて、飛ばし気味に撮ると、そこそこ紅色がよく見えるようです。
ちょっと、ご紹介が遅れましたが、この 「真田山・長国寺」 は、真田家の菩提寺であり、松代初代藩主「真田信之公」が、元和八年(1622年)、松代に移封されたと同時に、真田郷の松尾城内にあった、当時は、「真田山・長谷寺」と云われていたようですが、それを松代に移築して、名称も 「真田山・長国寺」 と改められたそうです。
曹洞宗(そうとうしゅう)の専門道場としても認可されており、私がお邪魔した時も、何人かの若いお坊さんが、落ち葉の片付けをなさっていらっしゃいました。
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photo 3
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photo 4
こちらの写真は、本堂の裏手(東側)にひっそりと建立されています、 「松代初代藩主・真田信之公の霊屋(おたまや)」 です。 松代藩は、当時十万石であったが故、これ程の立派な霊屋が建立されたようです。
昭和の時代にも、かなりの費用で修理等を行なっているそうですが、この霊屋は、入母屋破風造(いりもや・はふ・づく)りで、あの日光東照宮の造営と同水準の建築技術を駆使したと伝えられているようです。
特に、霊屋・宝殿正面上の、千鳥破風のところにあります、二羽の鶴の彫刻(写真 2 )は、あの左 甚五郎の作!! とも伝えられています。 光りを浴びますと、見事な金色に輝き、又、回りにも牡丹、松など、豪華な彫刻も飾られていて、その美しさは、実際に近くで味わってみないと分からないと思います。 夜のライトアップも見てみたいような気もしていますが ‥‥‥!!!
もっとも、この霊屋の裏手は、真田家歴代の墓所にもなっており、シ~~~ンと静まりかえった空気感が、何とも云えない雰囲気です。
昨今では、この長国寺さんの駐車場も、かなり広くなっていますが、なんせ、ここへ行くまでの道路が狭く、松代~真田線バイパスが出来れば、新たな道路も考えられるのではないかと思います。
歴史的にも、こんなに素敵な史跡があるのに、
交通網を見直さないともったいない感じがしています‥‥‥。
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2枚目の写真、綺麗ですね。
お見事な紅葉です。
と言うか、池様の撮影テクニック素晴らしいです!!!
池様、いろんなテクニック教えて下さいね。
コメントありがとうございます。
私のスチル撮影テクニックなんて、まだまだ小学生並みでして、とてもSATOくんには敵(かな)いませんよ!!!
それに、早朝から何時間も掛けて、紅葉を撮りにいく根性のあるSATOくんに比べましたら、ずく無し爺ですので、情けない有様です。
こちら信州でも、アマチュアカメラマンさんたちは、早朝の太陽の出る瞬間を狙って、いい画をお撮りになっている方をお見受け致します。
また、そろそろクリスマス・シーズンになりますが、昨年のSATOくんのイルミネーションのお写真、今年も楽しませていただけたら嬉しいのですが、期待しています。