今年のお盆は、毎日雨降りで、大雨警戒注意報にあわせて、急激な新コロナ感染者の増加で、感染警戒の特別警報が発令されて、踏んだり蹴ったりの状況になっているこちら長野です。
大雨は天の神様に聞いてみないと分かりませんが、新コロナの方は、人流を極端に減らしたり、ワクチン接種を増やしたり、辛うじて手の打ちようはあると思うのですが、これが思ったようにいかないようですね。
こちら長野県でも、一昨日は過去最大の109人、昨日も100人と2日続きの三桁感染者が発表され、ワクチン接種を2度受けていても、やはり怖さを持つようになってしまいます。なんせ、ニュースによると、東京都では、コロナ感染者が具合悪くても入院出来ず、自宅療養とは、異常過ぎます。
ですので、変な話ですが、都会で新コロナに感染したら、東京関東圏を離れて、感染者の少ない地方へ行って、そこでコロナに感染したと言って入院した方が、安心出来そうだ………、とそんな噂をする方もいらっしゃるようです。
救急車を頼んでも、病院へ搬送されないなんて、恐ろしい時代になっています。お偉いさん達が机上だけでモノを見ているからこうなるんだと思います。
さて、今日の話題ですが、戦後76年目の終戦日が、本日8月15日迎えました。
それに、関連付けて、当地・長野市松代に現在も遺っています戦時中の傷跡「象山地下壕」をフォトストック画像からご紹介させていただきます。
この「象山地下壕」は、当時、太平洋戦争時下の本土決戦を見込んで、大本営(大日本帝国・陸軍&海軍の天皇直属の最高統帥機関)の移転計画に基づいて、昭和19年11月11日11時11分に、ダイナマイトによる発破が行なわれ、工事が進められたと聞いています。
この地下壕の突貫工事には、日本軍が担当し朝鮮半島からの数千人規模での労働者が投入されて、翌年の終戦間際まで昼夜問わず行なわれ、約70%以上の工事を進めていたようでした。
当時、これによりかなりの大人数がお亡くなりになっていて、象山地下壕入口には、その慰霊碑も建立されていて、先日の8月10日にも、それの追悼の集いが関係者の皆さまで行なわれていました。
象山の中に掘られた地下壕ですが、ヘルメット着用で、見学出来るようになっています。
photo stock 1 象山地下壕見学用入口
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以上が、象山に掘られた洞窟ですが、こちらは軍事拠点になる色合いが強かったようです。
また、次は近くの「舞鶴山」でも地下壕が掘られ、現在は「気象庁精密地震観測所」になっています。
photo stock 8 舞鶴山
photo stock 9 気象庁精密地震観測所
photo stock 10 天皇御座所部屋
photo stock 11 観測所施設案内図
こちらの地下壕は、見学コースにはなっておりませんが、以前、ビデオ撮影仕事で、ここの地下壕や精密で高精度の「ひずみ地震計」を撮らさせてもらいましたが、100mにも及ぶ地震計が設置されていて、室温度変化などにも最大限の注意を払っていて、撮影時も入口ドアを一瞬に開けていただき、すぐさま数秒で撮った記憶があります。
photo stock 12 気象庁精密地震観測室の「ひずみ地震計パネル」(長野市立博物館にて)
今日15日夜、NHKスペシャル「開戦 太平洋戦争~日中米英 知られざる攻防~」と題して、番組がオンエアされるようですが、「日中戦争の国際化をもくろんだ戦略から、太平洋戦争開戦へつながっていた」と云った内容のようで、観たいと思います。
当時、たった少人数の陸・海軍部の幹部連の愚かな判断で、最終的には原爆などで日本人の子供から大人まで、また男女問わずに、何十万人いや何百万人もの負傷者や死者を出したり、現在でも病で苦しんでいる方などを出して、今となっては、なんてことをしてくれたんだ!……と、腹立たしくなります。
ポツダム宣言をいち早く受け入れて、大日本帝国・軍隊の無条件降伏をしていたら……、とも思いますが、そんな空気感も失くしていたんでしょう。
それ以前に、昭和16年12月のアメリカハワイ・オアフ島への真珠湾攻撃自体も、アメリカ人の強烈な反感をかわれたと言われていて、大日本帝国軍隊もアメリカの原爆製造技術をあなどっていたようで、情けない限りだと感じます。
現在は、世界規模で「核廃絶!」と叫ばれていますが、日本政府もアメリカの傘の下にいる以上、唯一の被爆国にしては、こちらも情けない感じになっていると思います。
地球規模での温暖化で、全世界で異常気象が頻繁に起きている現況を見ますと、領土問題、経済戦争などと争っている場合ではなく、国連に権威を持ってもらって、地球をひとつにまとめて、早急に対策を立案実施して貰いたいと思います。
もたもたしていれば、この地球と云う大切な惑星は、宇宙から消えてしまうぜ………!
本日もこのブログにお立ち寄りいただき有難うございます。
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