「イタリア旅フェスティバル 魅惑のシチリア」に行ってきました(2011.11.12)
11月12日(土)にイタリア文化会館で開催された ユーラシア旅行社主催の「イタリア旅フェスティバル 魅惑のシチリア」に行ってきました
イタリア政府観光局スタッフによる「ほんとうは教えたくないとっておきのシチリア」はちょうどレッスンで聞きのがしたのですが 開演の挨拶で館長が イタリア文化会館のニュースレターのメルマガに登録されている方はこの会場にいますか?と聞かれて 私と他2人しか手を挙げなかったので ワインをプレゼントしてくださったのです!! キャンティの2007年もの でDOCGの赤ラベル…この場を借りまして改めてお礼申し上げますm(_ _)m ←皆さんメルマガを登録しましょう~(笑)
さて 次は講演「シチリアの美」 宮下教授は日伊共同プロジェクトにより 南イタリアを中心に壁画の保存やデジタルアーカイブの研究に取り組んでいらっしゃり 先日までプーリアに行ってらしたとのこと
今やデジタルの時代であり 後日このイタリア文化会館で開催される「ウフィツィ・ヴァーチャル・ミュージアム展」もしかり カビや盗掘などにより 特に壁画は持ち出して絵画の修復のための病院に入れることもできないため 今のうちにデジタル保存する必要があるそうで デジカメによる顕微鏡写真や 斜光線による凹凸の研究も進んでいるそうです
シチリアは地中海の十字路であり 古代ローマ 古代ギリシャ ビザンチンなどさまざまな文化が溶け合うというよりは幕の内弁当のようにぎっしり詰まっているとのことで パレルモ モンレアーレ チェファルー ピアッツァ・アルメリーナ アグリジェント セリヌンテ セジェスタ シラクーサ タオルミーナ等を順番に写真を見ながら丁寧に説明してくださいました
ヴェネツィアの2月はカーニバルがあるけれど寒く それに比べてシチリアの2月は花が満開 特にアーモンドの花が咲き乱れており 一度は2月にシチリアを!!と力説
パレルモのマッシモ劇場がイタリア最大の歌劇場で ゴッドファーザーの撮影が行われたこと しかしパレルモの街全体がまるで劇場のようであり 四つ辻に立って大きな身ぶり手ぶりで主人公になった気分を味わってほしいとのこと
アマルフィとタオルミーナの絶景だけは晴天の日に見てほしいとのこと またタオルミーナの古代ギリシャ劇場跡は エトナ山を背景とした絶景であること セジェスタのギリシア劇場遺跡は山の斜面に建てられ 数キロもの道をはるばる出かけて行ったのだという… 海風に乗って人の声が劇場の上の方まで響き渡るしくみについても説明していただきました 私はまだ行ったことがないのですが シチリアは移動が不便なため 車を借りるかバスのツアーが便利とのことでした
このあとユーラシア旅行社のスタッフよりツアーの特色をご説明いただき (カラヴァッジョのツアーもあるそうです!) いよいよカンツォーネコンサートが始まりました
「光射す窓辺に」「アルディラ」「ボラーレ」シチリア方言による「ゴッドファーザー愛のテーマ」「サンタルチア」そしてアンコールにはイタリア語の「千の風になって」「オーソレミオ」も歌ってくださり なつかしいメロディーに酔いしれました…
終了後はロビーにて「イタリア大好き添乗員による イタリア添乗・ここだけの話」を聞きましたが 内容は「ここだけの話」なので秘密で~す(笑) でもイタリアの人はフレキシブルにトラブルに対応してくださる温かな人たちだ! そしてバスの運転手でもぴしっとブランドものを着こなしていて…etc楽しいエピソード満載でした!! ストップと言うまでトリュフをパスタにかけ続けてくれるという街の小さなレストランに…行ってみたいものですね~(*^_^*)
おとなりのバーコーナーでは「ソムリエによるイタリアワイン講座」そして地下1階ではイタリア映画「マレーナ」のDVD上映会が行われており 1日楽しめた『イタリア旅フェスティバル』でした!!
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*リポート掲載をご快諾いただきましたユーラシア旅行社様に心よりお礼申し上げますm(_ _)m