日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

イタリアブックフェアが今年も開催されます(2019.3.23~3.30)@イタリア文化会館&「みんなのレオ・レオ―ニ展」」のお知らせ@損保ジャパン日本興亜美術館

2019年03月07日 | イタリアの本・絵本・雑誌
イタリアブックフェア2019が今年も開催されます(2019.3.23~3.30)@イタリア文化会館&「みんなのレオ・レオ―ニ展」のお知らせ@損保ジャパン日本興亜美術館



今年もまたイタリアブックフェア(Fiera del libro italiano)が開催されます!! 今年はイタリア絵本がピックアップされていてとても楽しみです!!

毎年春の恒例「イタリアブックフェア」は今年で11回目を迎えます

今回は2016年以降に出版された書籍を中心に、700点以上のイタリアに関する日本語の書籍や イタリア語書籍のほかCD DVDを展示・販売します
また 絵本の朗読グループVivaceによる音楽と読み聞かせや イタリア文化に関する話題の最新書籍について著者本人が紹介するセミナーをはじめ 
音楽とライブペインティングと読み聞かせを組み合わせた「イタリア絵本の音楽会」のほか 1964年からボローニャで続く児童書の国際見本市「ボローニャチルドレンズブックフェア」を
テーマにしたトークイベントを開催します:

日時:3月23日(土)~30日(土)11:00-18:00 入場無料
会場:イタリア文化会館 1F エキジビションホール
主催:イタリア文化会館


トーク
Bologna Children's Bookfair 小さな絵本屋の大きな挑戦

3月24日(日) 14:00(開場:13:30)
イタリア文化会館 1階 エキジビションホール 入場無料(要予約)

ボローニャで1964年から続く児童書の国際見本市「Bologna Children’s Book Fair」(BCBF)
版権の売買だけでなく 新しいプロジェクトを生み出す場として 出版社 作家 翻訳者 イラストレーター 配給会社 教職員など 児童書の分野に携わる人々が世界中から集まり
近年は日本からの参加者も増えています

今回は『ボローニャ・ブックフェア物語』の著者でもあり ボローニャ在住の漫画家・作家 市口桂子さんが BCBFの歴史や版権売買な基本的報について話します
そして今年のBCBF内で行われる公開カンファレンス「International Children’s Booksellers Conference」にパネラーとして登壇予定の「ニジノ絵本屋」代表
いしいあやさんが 現地で行なったワークショップや自身の体験談を中心に 市口さんと共にBCBFの魅力について存分に語ります



ライブ・パフォーマンス
イタリア絵本の音楽会 絵本作家と音楽家による絵本ライブペインティング


3月23日(土)
第1部 13:00~ / 第2部 16:00~(各回約45分) 
会場 イタリア文化会館 1階 エキジビションホール 入場無料(要予約)

日本では今日までイタリアの絵本が多数翻訳 出版されています
今回は数ある絵本の中から ジャンニ・ロダーリレオ・レオニなど イタリアを代表する児童文学の名作の読み聞かせに ギターの音色を合わせ
絵本作家が即興で大きなキャンバスにオリジナルの絵を描く異色のライブパフォーマンスを行います
これまでとは一味違う 大人も子どもも楽しめる絵本の世界をどうぞお楽しみください(日本語のみ)


音楽と朗読
イタリアの絵本と音楽のライブ・コラボレーション Viva Vivace!
日時 3月30日(土) 1回目 12:00~/2回目 14:00~ 
会場 イタリア文化会館 1階 エキジビションホール 入場無料(予約不要。直接会場へお越しください。)

音楽と朗読のグループVivace
が 読むだけでなく ハープやトーンチャイム イタリアの楽器マンドリンなどで音を付けながら読んでくれるので 小さなお子さまでも楽しめます
また今年はプログラムの最後に「命」や「平和」をテーマにした絵本を選びました
イタリアが生んだ創作の世界を素敵な音色とともにぜひお楽しみください!


話題の最新書籍紹介セミナー

イタリア文化会館 1階 エキジビションホール 入場無料(要予約)
最新のイタリアに関する本の中でも特に話題の書籍について 著者自らが解説するプレゼンテーションセミナーです
さらに紀伊國屋書店協力のもと 関連書籍の販売も行います(セミナーは各回お申込みが必要です)

イタリアの文化に関する本の紹介セミナー:
裏声歌手のモンテヴェルディ偏愛主義
演奏・演出の現場から見た〈オルフェオ〉〈ウリッセ〉〈ポッペア〉〈ヴェスプロ〉
3月25日(月) 15:00-16:00  登壇者 彌勒忠史

「ジョヴェントゥ ピエル・パオロ・パゾリーニの青春
3月26日(火) 15:00-16:00   登壇者 田中千世子

知ってたのしいイタリア絵画~初期モザイク画から18世紀のカナレットまで~』 3月30日(土) 16:30-17:30 登壇者 ジョルジョ・ベルトロッティ



ドキュメンタリー上映会 「すべてかすかに残るなら ー タブッキの足跡をたどって」


3月29日(金)
18:30(開場:18:00) 
会場 イタリア文化会館 B2階 アニェッリホール 入場無料(要予約)

*第11回イタリアブックフェア関連企画

アントニオ・タブッキ(1943-2012)は、現代イタリアを代表する作家で その作品は多くの言語に翻訳され 世界各国で広く読まれています
タブッキは小説の執筆に加え フェルナンド・ペソア作品の多くをイタリア語に翻訳しました
また、タブッキの作品「インド夜想曲」、「供述によるとペレイラは…」、「レクイエム」を原作とした映画も撮られています
さらに、シエナ・ジェノヴァ・ボローニャの大学で教鞭を執るなど 時代を象徴する文化人のひとりでした

没後6年の2018年 タブッキの足跡を辿るドキュメンタリーが制作され この度 日本語字幕付で上映することとなりました
本作品は 家族や友人といった身近な人たちのほか 同僚や仕事の関係者など がタブッキについて語った証言からなっており その人となりや創作活動 作品の魅力を観る者に伝えています

なお 上映に先立ち 東京大学大学院総合文化研究科教授 村松真理子(イタリア文学者)氏による解説があります(日本語のみ、約20分)。


詳しくは こちら
  
    
    *      *     *

また 2019年7月13日(土)~9月29日(日)まで 「みんなのレオ・レオ―ニ展」が開催されます
於 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(西新宿)
月曜定休(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)

イタリアやアメリカを中心に活躍したグラフィックデザイナー 絵本作家であるレオ・レオーニ(1910~1999)の展覧会です
レオーニは 子どもの絵本に初めて抽象表現を取り入れた『あおくんときいろちゃん』や 小学校の教科書でもおなじみの『スイミー』『フレデリック』などの
絵本で 多くのファンに愛されています

本展ではレオーニの波乱にとんだ生涯と 幅広い創作活動にスポットをあて 絵本原画 デザイン 油絵 彫刻など多彩な作品を展示し 立体的にレオーニの世界をご紹介します

みんなのレオ・レオ―ニ展」は こちら




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