世界遺産検定1級に一発合格できました!!(140点/認定点134点/200点満点)(2019.8.10)@世界遺産アカデミー
8/10(土)無事届きました~ 7/7(日)に受けた第36回世界遺産検定1級の合格証!!
今年の認定点は134点と いつもよりも低くて助かりました~
200点満点で140点が認定点ですが 「全体の20%が合格するように」その年によって認定点の得点調整が入るとのこと
実は検定のしばらくあとで 熱が4日も出てしまい...胃腸炎で一週間ほど寝込みましたが... まっ1級取ったからいいか~(;・∀・)
これで 「還暦前に"1級"というものを一生一度取ってみたい」という願いが叶いました♡
以下は 検定当日のリポートです:
← 1級受験会場の 新宿ミライナタワー
世界遺産検定1級は 体力的にぎりぎりで 頭がぼーっとしていて落とした問題もありましたが どうにか合格ラインぎりぎりの140点(200点満点)ゲット できました!!!
4級から2級まで 過去問を何年分もやってきて すべて98点で合格してきましたが さすがに1級となるとボリュームがあり(ぶ厚いテキスト2冊) 今年の初めから えんえん9年分の過去問を3週してきました
最後の最後までテキストを読み 昨年の新規遺産のデータ(世界遺産検定HPの公式教材のページより)を覚えたりして 半年がかりでした
なので伊検2級の時くらい大変でした あの時もだいぶ視力が落ちましたね...
当日は午後2時からだったので 早めに新宿のミライナタワーに行き ピッカピカの新しいビルの5階のラウンジで座って待ち 早めに12階の1級会場(マイナビルーム)に行きました
ここは1級受験者だけのようで 座っている人たちはみなさん1級のぶ厚いテキストを持っているのは壮観でした!!
きれいなままのテキストの人 しっかりノートとっている人(私はノートはとらなかった) マーカーできれいに塗ってる人いろいろでした (私は鉛筆で〇つけただけ)
伊検の時は人数もずっと少ないので いろんな級の人たちが待合室にいるけど こっちは規模が違うわね~
マイナビルームは大学と違って 新しいきれいなビルのきれいな部屋です
時計が部屋の後ろについているので後ろを振り向けないため 自分の時計がないとつらいですね~
飲み物や飴なども含めて飲食禁止のため(大学の時はたぶんOKだった?) 開始前に廊下で水分補給しました でも90分ラストはフラフラ...(水分補給は許可してほしいですね 夏は特に)
14:30~16:00 90分の試験でしたが 解き始めて15:15からマークシートを塗る作業に入りました
つまり90問解くのに ざっと45分かかったことになります まわりの人より少し早く塗る作業に入ったようでした
過去問は9年分3週したので 簡単な問題は答えが透けて見えるくらいでしたが 難問奇問が中間にいくつかあり凹みます
日本の遺産もほんとに細かく出て... それと最初の12件 どちらも登録基準は何か またいくつあるかしっかり覚えておかないと 焦って試験中に思い出そうとしてもなかなか( ;∀;)
ひっかけ問題も 文の前半は合ってるけど 後半が実は違ってる...というのにひっかかりました~
大好きなイタリアの問題は カンで解いてどうにか正解でした~ 見直しの時に直したところが合ってた!!
帰りの電車の中でテキスト見ながら採点して どうにか合格圏内とわかってホッとしました~ ← ぬか喜び!?
どうしよう~落ちたら~と気が気ではなかったです...
テストの最後はめまいがしそうでした...終わってしばらくは放心状態でした( ゚Д゚)
そしてすぐに 今まで行かれずにいたジョヴァンニ・ピリアルヴ先生の写真展「Vette」最終日にかけつけ 先生と少しお話できました♡
写真展行けてよかった~
翌日午前は 回答が出る前にテキストでチェックして どうにか合格圏内とわかりホッとしました
でも...実は...ゼッタイ合っていると信じていたものが4問も間違っていて...冷や汗~ ← なので最後まで安心できません( `ー´)ノ
月曜正午のHPの解答発表で 自己採点: 合格ライン(7割)ぎりぎりの 140点(200点満点) どうにかゲット!!
2019年版(2018年実施分)の過去問を見ると 2018年12月の1級は得点調整が入り 認定点は133点 (認定率2割に調整します) その前の7月は135点 もう少し前は140点で得点調整なしです
なので自己採点で140点(7割)に数点届かない場合でも 得点調整が入れば なんとか合格するかもしれないわけですね
でも待つ間苦しいので なんとか140点は取りたかったのです
体力消耗で頭が回らず 何問か落としたのが残念でした...
普通 落ち着いてやってみれば なんでこんなのわからなかったんだろう...というものも 間違えてしまうものなんですよね~
思うに これは間違いだとわかっているのに ついフラフラと(笑)それに〇をつけてしまう心理って...オレオレ詐欺にひっかかるのと似ている気がするんですが!?( ゚Д゚)
何回も受けていらっしゃる方も多いらしいので ぎりぎりでもなんとか一発合格が見えたのはよかったです
発表は8月中旬 (ネットでは7/26)
* * *
さて 1級問題の傾向を見てみました:
正解率が3割を切る難問は 7~13問くらいは出ていますので それらはまぐれあたりと思ってあまりあてにせず
取れるところでしっかり点をとっておかないと と思いました
花の名前とか人の名前とか 細かい構成遺産とか 昨年の遺産 今年の遺産(ちょうどこの日 百舌・古市古墳群が決まったので 新聞読んでおいてよかった~) 危機遺産等もよく出ます
時事問題は えっまさか?というマニアックな問題も出ましたね~
1級って マニアックですね~( ゚Д゚)
できていて当然という問題を9問も落としてしまいました...(*´Д`)
時事問題は 7問でした
過去問に何回か出てくるルーティンの問題は 36問でした ←過去問何冊か何回かやれば取れるはず!
もう 放心状態でした~
でも 伊検1級なんて 何が出るかわからない難問奇問が多いし合格率8%なのだから それに比べれば2割も受かるなんて大助かり~と思います
検定を終えての雑感:
検定まであと数日というところでようやく8割たたき出したあと 気力と体力が尽きてしまい...動けなくなりました~(笑)
← テキスト・問題集その他どっさり
過去問にさわらない数日が過ぎ...ザルのように忘れ...また再開して 付箋のついたところを再確認して 付箋をはがしていく作業です とにかく体力温存!!
穴のあいたバケツに水を汲み続けるような作業を 検定当日までえんえん続けるわけですよね(笑)
2級までと違って数がすごいんだよね...やってもやっても...
あとは 言葉とともに画像をイメージして覚えておき その画像を思い浮かべると記憶を引き出しやすいのですね!
とにかくテキストを覚えるしかない という記事もありましたが 私はそれはとても無理なので テキスト読んだり 過去問9年分3週したら ネット「世界遺産オンラインガイド」と突き合わせて 再度テキストを確認したりしてました
そして 下の級ですでに出た(有名な)遺産は 1級ではもうほとんど出題されないことも気づきました
9年分もやれば どんな遺産が問題として出るか それ以外の目立たない遺産は せいぜいが選択肢として出るくらいかもわかります
なので ラスト再確認でテキスト読んだ時は楽でした~ ミスしたところをチェックすればよいのです(#^.^#)
問題作る人の立場になって考えれば なんとな~く見えてくるようですね♪
思えば... 2017年 2018年と サークルの世界遺産入門講座シリーズを3回開催したことがきっかけで始めた この世界遺産検定...
4級からすべて98点で2級まできて いよいよ1級 とてもボリュームがあって実に大変でしたけど 今年になってから他のことをしながら常に取り組んできたけど 最後はこのぶ厚い2冊のテキストが すっぽり両手に収まった感がありました♡
そして 月1で受けていた高円寺ピアッツアイタリアの「ローマ歴史講座」でも 古代ローマの世界遺産がよく出てくるのですが ちゃんと試験にも出てきて嬉しかったです♡
1級まで大変だったけど こうして 1級までやらなければ出会えなかった古代ローマの世界遺産を知ることができたから やってきてよかった!! ローマ歴史講座の先生も応援してくださいました
クラブツーリズムの世界遺産講座も毎月受けてきました 目からウロコの話が盛りだくさんでした!
また サークルの「世界遺産入門講座」シリーズの講師(世界遺産マイスター)の先生も 暖かく見守ってくださり 心より感謝申し上げます
この方と出会わなければ 世界遺産検定を受けることもありませんでした
やっぱり世界遺産を知ると 世界がとっても広がりますね💛
「世界遺産検定1級にエントリーしました - 2級98点合格から半年 -(2019.3.15)」は こちら
「世界遺産検定1級まで あと一か月と少し...私は過去問9年分(笑)」は こちら
「世界遺産検定1級まであと10日!過去問9年分3週し終えたところに受験票も届きました!!(2019.6.27)」は こちら
お疲れ様でした!!!
世界遺産検定は こちら
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