日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

イタリアのニュース: 「モナリザ」モデル特定へ 「息子」の遺骨発掘(2013.8.10)&Fox「ダビンチと禁断の謎」

2013年08月11日 | イタリアのニュース
イタリアのニュース: 「モナリザ」モデル特定へ 「息子」の遺骨発掘(2013.8.10)&Fox「ダビンチと禁断の謎」

イタリア・ルネサンス期を代表する芸術家、レオナルド・ダビンチ(1452~1519年)の名画「モナリザ」のモデルを特定するため、研究者チームが9日、同国北部フィレンツェにある墓の発掘調査を開始した。

 フィレンツェの絹織物商人だったフランチェスコ・デル・ジョコンド一家が眠る教会地下の墓。フランチェスコの2人目の妻、リザ・ゲラルディーニが「モナリザ」のモデルとの説が有力視されているためだ。

 墓から夫妻の息子の遺骨を採取し、DNA鑑定によって、近くの修道院に埋葬された女性の遺骨3柱のうち母親のリザを特定。頭蓋骨(ずがいこつ)から生前のリザの顔面イメージを復元し、パリのルーブル美術館でほほ笑む「モナリザ」と照合するという。

 ロイター通信によると、研究者チームを率いるイタリア文化遺産委員会のシルバノ・ビンチェティ委員長は「成功すれば、ゲラルディーニがやはり『モナリザ』のモデルだったのか、あるいは別人か。それとも作者の空想の産物なのか、という長年の謎が解ける」と話している。


詳しくは こちら/ 毎日新聞 8月10日(土)20時41分配信

* * *

ちなみに 私の手元にあるダビンチの本「世界の巨匠/I geni dell’arte LEONARDO」(評論社、1980年)によると「モナリザの名は ヴァザーリの伝記に由来する。それによれば、フィレンツェ商人フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻リーザ・ゲラルディーニである。作品が描かれた時は25才で肖像の年齢と合致する(中略)。
だが実際にこの絵を見たベアーティスの証言によれば、肖像はジュリアーノ・メディチの愛人のフィレンツェ女性で、フィリベルタ・ディ・サヴォイアとの結婚の際にレオナルドに預けたものだという。」とあります

歴史の扉がまたひとつ 開けられようとしていますね…

* * *

それから ダビンチといえば 今 Foxチャンネルで「ダビンチと禁断の謎」が放映中ですね (私は見られず残念ですが このサイトで予告編が見られます/英語)


ダビンチと禁断の謎」は こちら

ルネサンス期フィレンツェの天才レオナルド・ダ・ヴィンチの「語られざる」物語を描く。25歳の芸術家・発明家・剣客・恋人・夢想家・理想主義者が、現実という制約の中で、自分自身の未来を予見するのみならず、未来を作り上げていく。

美しい映像と大胆な成人向け描写に彩られた歴史ファンタジー 



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