冷戦時代の東西ドイツが舞台のスパイ映画「ドイツ1983年(Deutschland 1983)」シリーズを一気に見ました@amazonprime
amazon primeでたまたま見つけたドイツ映画シリーズ 「Deutschland 1983」 これが実に面白くて8話(1話40分くらい)まで一気に見てしまいました!! 結末を知るまでやめられない とまらない~💛
2019年秋に見た 20年代のベルリンが舞台の「バビロン ベルリン」(BS12トゥエルビ)のシリーズと同じくらい面白かった!!
東西冷戦時代 あの「ベルリンの壁」があった頃に実際に東ドイツを訪れた私と夫には 当時の社会的背景や
使われていた物までもがそっくりそのまま再現されており あの時代を彷彿とさせてくれました...
私は あの「グッバイ・レーニン」を映画館で見て なつかしさで涙が止まらずしばらく席を立てなかったことがあります... 壁のあった頃には多感な20代でしたから 壁崩壊直後にベルリンにすっ飛んでいった夫婦ですから...
* * *
この映画の舞台は 1983年の東ドイツ 諜報機関の女は 西側のスパイを送り込むのに自分の甥がうってつけとわかり 国を救うためにと決断に至ります
そして 送り込まれた若きスパイの主人公をめぐって毎回ハラハラドキドキのエピソードが繰り広げられ 話は佳境に... また西側の上司の家族の崩壊するさまを見たり その上司の同年代の子供たちとの絡みとか また西側の上官の秘書に近づいて... あるいは故郷の村に残してきた恋人と 病気の母の話とか色々...最後にそれらがひとつにつながるのですね
あの当時は東の諜報機関といえどテクノロジーは西側にかなうべくもなく せっかく盗み出したのにトンでもない問題が発生してしまったり... ネタばれなので書きませんが( *´艸`)
(80年代前半はワープロも出はじめでまだまだタイプライターが主流 また私も東ではコピーを取るには国の許可が必要と言われたり 写真の現像は2週間かかると言われた体験を実際しています)
これはもう当時を知る世代の私たちには大ウケでした!! 軍隊のことについては夫が解説してくれて助かった(笑)
また かの悪名高きシュタージ(国家秘密警察)が横行していた時代でもあり 恋人や家族や同僚や友人が実はスパイだったという話が壁崩壊後に明るみに出て 大きなショックを受けた人も多かったのですね
まだ当時は壁崩壊には至らず パーシングⅡミサイル配備が核攻撃への引き金になるのではとの緊張 あるいは平和運動が東西の壁を越えてつながるのでは またこの頃ちょうどはやり始めた感染症など... 今見ると結末がわかっているけど 当時はとてつもなく大きな問題だったのですよね 当時のニュース映像も流されて しばし昔のドイツにひたりました...
作品紹介:
「ドイツ 1983年(Deutschland 1983)」は こちら
続編 Deutschland 1986は こちら
Deutscland 1989は こちら ← 予告映像でベルリンの壁崩壊の歴史映像も見られました
* 3度目の緊急事態宣言発令(2021.4.25~5.11)で いろいろなものが中止・延期となり ショックです...