イタリアブックフェア2013でエミリア・ロマーニャ州紹介の話を聞いてきました(2013.4.5)
今日はようやく初めて「
イタリアブックフェア2013」に行くことができました (レッスンが休みなのでなかなか行かれない) まずは
イタリア政府観光局の方のトークショー「
エミリア・ロマーニャ、食とオペラと世界遺産の旅」を聞いてから ブックフェアをゆっくりと見てまわりました:
今年は
ヴェルディ生誕200年とあってパルマを中心にイベントが目白押しです
詳しくは
こちら
エミリア・ロマーニャ州は古代ローマ帝国時代に「
エミリア街道」が一直線に街々を結んでいました
まずは州都ボローニャ モデナ パルマ フェッラーラ ラヴェンナ リミニ ピアチェンツァと写真とトークでの紹介が続きました
ボローニャの
サン・ドメニコ教会にはミケランジェロが若い頃に作った彫刻があり またこの教会のオルガンをモーツァルトが弾いたというエピソードが紹介されました
ポルティコ(柱廊アーケード)ができたのも大学のある都市だったからなのですね
モデナはパヴァロッティが生まれた街で ここで盛大な葬儀が行われました フェラーリやバルサミコ酢も特筆すべき街の魅力です
パルマは生ハムとパルミジャニーノで有名ですが
ピロッタ宮殿には昨年日本に来たダ・ヴィンチの「
ほつれ髪の女」があります パルマの生ハムはなんといっても豚が違うのだそうで チーズを作ったあとの水で育てた豚なのだそうです 工場見学をして試食してみてくださいとのこと
フェッラーラは昨年の地震でしたが
マドリガーレそして
エステ家で有名な宮廷都市です
ラヴェンナは数少ないビザンチン文化の街で 5世紀に作られた
初期キリスト教のモザイク画も世界遺産として貴重で 今も色あせていません
リミニはエミリア街道の起点となるリゾート地で
トレマルティーニ広場にはカエサルの像が建てられています この近くにルビコン川があったそうです
世界遺産のパンフレットとイタリア旅の手引き(地図)と イタリアブランド満載の雑誌「
VOGUE ITALIA」をお土産にいただき 重くなったカバンを手にブックフェア会場に行きました
* * *
今年のブックフェアでは「
イタリアの漫画」が紹介され また2010年から出版された様々なイタリア関連図書がカテゴリー別に展示されていました 中でも私の読んだ本が年々増えてきていてちょっぴり嬉しいですね(^_^)
イタリアの漫画では「
ディラン・ドック」等が大人気ですが 「
テルマエ・ロマエ」のイタリア語版もありましたよ!
料理 旅行 歴史 絵本 文学 語学 音楽 ローマ帝国等 さまざまな分野に分かれていてかなり楽しめました
CDや古書も売っていて
電子ブックに実際にさわれるコーナーがありました(楽天koboラインアップ)
詳しくは
こちら
語学では白水社からようやく
検定4・5級の問題集が出されました (他の級も作って~) ファブリツィオ先生の「
どっちがバカ」「
Eメールの書き方」「
東京イタリアン紹介」「
口が覚えるイタリア語」(2006年にラジオ応用編を聞いていた森口先生の本)etc…今までいろんな本を買って読んで使ってきたので 少しは成長したでしょうか(笑)
明日はイタリア文化会館ではトスティの「
夢を紡ぐコンサート2013」が午後2時からあります
詳しくは
こちら
さて来週からはいよいよ春学期スタート! ブックフェアは
4月10日(水)までやっています この最終日には「
Eメールの書き方」の本の紹介があり それが最終イベントとなります
詳しくは
こちら
* この場を借りまして
イタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます
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