アドバイスNIE

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学力テスト 広告 指導のポイント

2014年05月06日 | 学力テスト
広告などのメディアを読み、編集の特徴を捉える
 日常生活における様々なメディアの情報を効果的に読むことが重要である。そのためには、本問のような広告をはじめ、新聞や雑誌、情報誌などを内容や形式の両面から注目し、編集の特徴を捉えることができるように指導することが大切である。
 広告の場合であれば、その効果的な読み方を指導する必要がある。具体的には、全体を概観しながら、キャッチコピー(見る人に関心をもたせる宣伝文句)の表現技法、文章と写真や絵との関係、文字の大きさや配置などの効果などを観点として捉えた上で、評価することが考えられる。このような指導は、特に第5・6学年の段階において重視することが大切である。
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山崎茂明の名言

2014年05月05日 | 新聞に見る名言
事実を事実として作り出すのは人間だという緊張感がそこにある。
不利なこともありのまま言っているか。
うそを言っていないか。
信頼できる文章も、根本は人間です。

  山崎 茂明(愛知淑徳大学 教授)
  東京新聞 2014年4月15日付け(朝刊) 
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学力テスト 広告 出題の趣旨

2014年05月04日 | 学力テスト
広告を読み、編集の特徴を捉えることができるかどうかをみる。

 様々なメディアがあふれている現代において、それぞれのメディアの特性を踏まえた上で、編集の仕方などを捉えながら自分の考えを明確にすることは重要である
 本問では、駅に貼られていたマナーに関する広告を見て、考えたことをノートにまとめる場面を設定した。ここでは、広告の編集の仕方にどのような特徴があるかを広告の作り手と広告を見る人の立場に立って考えながら読むことが求められている。
 なお、これまでの全国学力・学習状況調査において、メディアとして新聞や雑誌を取り上げてきたが、広告を取り上げたのは今回が初めてである。

☆学習指導要領における領域・内容
(第5学年及び第6学年) C読むこと
 ウ 目的に応じて、文章の内容を的確に押さえて要旨をとらえたり、事実と感想、意見などとの関係を押さえ、自分の考えを明確にしながら読んだりすること。
(第5学年及び第6学年) 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項
(1)イ 言葉の特徴やきまりに関する事項
  (キ)文と文章にはいろいろな構成があることについて理解すること。

☆評価の観点
 読む能力
 言語についての知識・理解・技能
 
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全国学力テストに広告の問題が!

2014年05月03日 | 学力テスト
 2013年度全国学力テスト小学校6年国語Aに出題された広告の問題を紹介します。問題の事例は、駅にはられた広告ですが、問題の考察を読むと分かる通り、新聞に掲載されている広告に相通じるものがあります。

【問題文】
 小島さんは、駅にはられていた、次の【広告】を見て、考えたことをノートにまとめました。【小島さんのノートの一部】の、( ア )、( イ )の中に入る内容として最もふさわしいものを、あとの1から3までの中からそれぞれ一つ選んで、その番号を書きましょう。



【小島さんのノートの一部】
 この広告には、駅のホームで目が不自由な方に出会ったときに、声をかけることをすすめようとするねらいがある。
 そのために、まず、(1)の部分では、広告の作り手が( ア )内容を、よびかけの表現を用いて大きな文字で示している。そのことは、広告を見る人に強い印象をあたえている。
 次に、(2)の部分では、(1)をもとに、実際に( イ )を示している。そのことにより、広告を見る人が行動につなげやすくなっている。
~(内容が続く)~


1 広告を見る人に行動をうながそうとする
2 目が不自由な方を勇気づけようとする
3 疑問に思ったことを報告しようとする


1 声をかけるときの順序
2 声をかけるときの注意点
3 声をけるときの具体例
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学力テスト 投書の指導のポイント(2)

2014年05月02日 | 学力テスト
投書を読んで自分の考えをもつ
 投書には、書き手が広く一般に、あるいは限定した対象に対して伝えたいことが書かれたものや、掲載された投書に対して、賛成や反対の立場から意見を述べたものなどがある。投書を読むときには、書き手の主張を十分に捉えた上で自分の考えをもつことが重要である。そのためには、書き手のものの見方や考え方について賛成したり反対したりしながら読むとともに、それらの理由や根拠を明確にすることができるように指導することが大切である。
 例えば、投書の中から具体的な文言を取り上げ、自分が賛成したり反対したりする理由や根拠について、少人数のグループや学級全体で交流することが考えられる。また、一定の字数制限を与えた上で、実際に投書を書く学習を行うことも考えられる。

  出典 文科省資料
コメント (1)
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