フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

怒っている人と友好関係を築く

2020年08月02日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

こんな奴と絶対友達になりたくないのに、友好に接しないといけない場面がありますよね。

たとえば、銀行強盗です。えーっと思うかもしれませんが。

銀行強盗が人質をとっているときです。それで、人質交渉をするときです。

怒らせると人質の命はありません。ピストルで頭をドキューンとやられます。

こんな最悪な場面で、交渉人になったとき、どうやって友好関係を築きますか? 

実は、臨床心理学に基づいたマニュアルがあります。

シンプルな4つの方法です。

この方法は、イライラした人や怒った人と友好関係を築くときにも使えます。

 

1、落ち着いて、ゆったりとしたペースで話す。

相手の失礼な言葉にも、腹を立てずにゆったりとしたペースで話してください。

相手の怒りは時間とともに収まります。

2、傾聴する。

相手の話にしっかり耳を傾けて、また、そうしていることを相手に知らせてください。

そのときに、くれぐれもあなたの意見を差し挟まないようにしてください。

話を聞いてくれる人を、脳は無意識に友人だと判断します。

3、相手の気持ちにラベルを貼る。

話を聞いている際に、相手の気分に焦点を合わせてください。

今、彼は辛い思いをしている。今、彼は怒っている。などとラベルを貼ってください。

そして、「それは辛いですね」「それは怒るのも無理はないですね」などと彼の感情に反応してください。

それだけで、相手の興奮は収まってきます。

4、相手に考えさせる。

自分の意見は言わず、質問して相手に考えさせよう。

たとえば、「私に何かできますか?何かしましょうか?」「どうしたらうまくいくと思いますか?」など。

間違っても、解決策を相手に押し付けてはいけません。押し付けは怒りに変わります。

あくまで、相手に考えさせること。

そうすることで、相手は感情が収まり、理性をつかって冷静になっていきます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする