フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

藤井二冠、おめでとう!

2020年08月21日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

藤井聡太棋聖が、王位のタイトルを取って二冠になりましたね。

おめでとうございます。

もう、藤井くんなんて気軽に言えなくなりました。藤井先生です。


それでは、今日は将棋に関する話をしましょう。

昔、さんまさんが、「必死」について熱弁を振るっていました。

「人生、必死に生きてきた。生きることに必死だった。だけど、必死って、必ず死ぬって書くんだよね。深いでしょ」と。

動画あったんでリンクしておきます。

最近は何でも動画が見つかります。便利な世の中ですね。


「必死」は、将棋用語です。「必至」とも書きます。

まあ、「必ず死ぬ」で意味はあってると思います。

次の手で玉が必ず死にます。

でもね。必ず死ぬんですが、手番はこっちが握ってるんです。

わかります?

将棋を知らない人は分かりづらいかもしれませんね。

将棋は順番に指していきます。手番がこっちとは、自分の番がこっちにあるということです。

それで、次の手で詰まされる状態になっていて、もう逃げられない。

しかし、手番はこっちが握っている。

だから、次の手で殺される前に、相手を殺してしまえばいい。

殺すとは、相手の王を詰ますことです。詰まされる前に、詰ませばいいんです。

詰ませられないときに限り、負けになります。

だから、必死に(一生懸命、死にものぐるいに)詰ませよ、ということです。

さんまさんは、ここで頑張らないと、死んでしまうような状況で頑張っていたということですね。

ただ、手番はさんまさんが握っていたんです。


じゃあ、違う場面を設定してみましょうか。

イメージしてください。

190センチくらいある屈強のテロリストに銃を突きつけられている。

「極秘情報が記録されているUSBを持ってるな。ある場所を教えろ。あと10数える間に教えないと撃つぞ」と脅かされている。

まさしく必死状態です。

でも、行動のターンはこっちが握っている。

どうしますか?

教えたら用無しになって殺されるかも知れませんよ。

でも、教えないと殺される。

右足の横に鉄パイプが転がっている。拾って殴りかかりますか?

あなたが女性で魅力があったら、色仕掛けも可能かも。その前にベットでお楽しみはどう?とかね。

1 2 3 4…… 時間は一刻一刻すぎていく。

選択肢は色々あります。

さあ、どうします? 

これが必死です。

命がけで頑張ってください。

健闘を祈ってます!

コメント (2)
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