世の中にはいろんな思考方法がありますが、長く使われているものがいいでしょう。
意思決定と行動に関する理論で、OODAループといわれます。
難しくはありません。シンプルです。
1データー(観察)→2分析→3決定→4行動、の流れで考える方法です。
たとえば、5キロ体重を落としたいとします。どうやってダイエットするか?
1、まずデーターを収集します。
納豆ダイエット、糖質制限、カロリー制限など、それぞれのやり方でどのくらい痩せたのかとか、データー(事実)を収集します。
2、その方法を分析します。
各種ダイエットが、どのような原理で、脂肪を落とすのか、を分析します。
3、その中から、どれにするか決定します。
糖質ダイエットが、もっとも自分に合っていて、健康にも悪くないという判断をしました。
それで、糖質制限に決定しました。
4、具体的に行動します。
パンやご飯の量を減らし、タンパク質の量を増やすようにして、行動に移していきます。
こんな感じですね。
この中で、1のデーターの収集が、重要なので、くわしく検討していきましょう。
最初に、正しい事実を集めないと、僕たちは間違った決定をして、間違った行動をしてしまいます。
では、新型コロナの情報について考えてみますか。
情報収集の際に、テレビの情報を鵜呑みにしてしまうのは危険です。
テレビは二次的な情報です。歪められている可能性があります。
だから厚生省とか、できるだけ生の事実を集めましょう。
またデータは、感染者数、重症者数、死者数、などをきちんと分けて考えなくてはなりません。
そうでなくては、正確な分析ができないからです。
たとえば、8月7日は死者数は7人でした。これは生の事実です。
この死者数は多いですか?少ないですか?(この部分は分析になりますね)
日本で入浴中に何らかのアクシデントで亡くなられる方が、年間約1万9000人います。
19000÷365=約52人です。一日平均52人が風呂場で亡くなります。
データー上はお風呂のほうがコロナより怖いことになりますね。
事実に関し、素晴らしい本があります。
ファクトフルネスという本です。事実をきちんと見ましょうという本です。
本を読まなくても、要約してくれてる動画があります。よかったらどうぞ。
【9分で解説】ファクトフルネス【歪められた世界を見ている私たち】