フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

構造主義について

2020年08月22日 07時00分00秒 | 社会・政治・思想哲学

今日は構造主義について、考えてみましょう。

構造主義とは、人間の文化的な背景には、見えない構造が隠されているという思想です。

ややこしいですね。僕もそう思います。

じゃあ、簡単にいきましょう。

人間は生まれた赤ん坊のときは真っ白な状態ですが、だんだんと知恵がついてくる。

その知恵のつき方には特徴があります。物語です。

物語は、1初期状態→2行為→3帰結状態、の3つの要素からできています。

難しそうですが、そうでもありません。

1お腹が空いた→2何かを食べる→3お腹がいっぱいになる これだけです。

僕たちは、この3つの要素を記憶して、行動するのです。

そして、文化が違えば、物語の記憶の仕方が異なってっくる。

たとえば、1干ばつ→2雨乞いのダンスをする→3雨が降る みたいな感じです。

文化によって行動様式が変わってきます。神話も違います。

神話とは、ある文化圏に長い間語り継がれてきた物語です。

ある国の神話の構造を分析することによって、その国の文化的な背景が理解できると考えたのです。

それが、構造主義です。

前のブログに、女性が去っていく日本の昔話のことを書きました。

あれも構造主義的に考えたことです。

もっと深いところまで書きたい気もしますが、難しくなるんでやめますね。

たいして面白くもないですし。

コメント
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