今日は天才ピアニストのグレン・グールドについてです。
暑くて寝苦しい夜には、グレン・グールドのピアノがいいと思います。
ちょっと涼しくなります。
グレン・グールドといえば、ゴルドベルク変奏曲が有名ですね。
若い時と晩年の2パターンがあります。どっちも素晴らしいです。
不思議な曲です。
最初は、別に大したことない曲だなあ、と思います。
でも、あとでもう一度聴きたくなる。
それで何回も聴いてると、だんだん癖になってくる。ほんと不思議です。
正直なところ、この曲について、グレン・グールド以外の演奏を聴いたことがありません。
だから、曲がすごいのか、グレン・グールドの演奏がすごいのか判断がつきません。
どうなんでしょうね。
グレン・グールドは潔癖症で、人前で演奏するのも、コンサートツアーも大嫌いでした。
「コンサートには行かない。自分のでさえ時々行かないんだ」とジョークを言っていました。
車の運転をすると、ときどき赤信号をまっすぐ進みました。助手席は自殺席と呼ばれていたそうです。
繊細すぎる性格で、今でいうHPS(ハイリー・センシティブ・パーソン)だったようです。
天才ってどこかおかしなところがあります。
ただそれは、異常な感受性・極度の集中力(他のことに集中していて信号を忘れる)で説明がつくような気がしますけどね。
曲をリンクしておきますね。
長いんで、最初の3分くらい聴いてください。それでも良さはわかります。
ゴルドベルク変奏曲(若い時)もいいですが、イタリア協奏曲も好きです。
実際のグレン・グールドの動画です。天才っぽさが伝わってきます。
よかったら、こちらもどうぞ。
Glenn Gould plays Bach