こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

ずっと悩んでいる

2008年11月03日 16時16分46秒 | Weblog
 しばらくブログを書かなかったのだが、実は、その間ずっと、「今まで自分が実行してきたSPR(Suzunobu Project Rice)は、産地にとって必要無かったのでは」と悩んでいたのだ。
産地の現在の状況や、将来のことなどについての問題は、本来、産地で解決するのが当たり前のことで、産地と関係が無い自分が、たかが1件の米屋が、わざわざ出しゃばる必要なかったのではないのだろうか。 と・・・・
 心臓に剛毛が生えている自分が、なぜ、このように考え始めてしまったかというと、仕掛けていた産地が、自分の意見を聞くことなく、ことごとく勝手に動き出してしまったのだ。
動くことでプラスとなるのなら、まだ良いのだが、現在の消費地は、ものすごくコントロールが難しい。
その難しさを知らずに、産地で考えた勝手な消費地イメージで動いてしまったり、たかが1~2年程度の成功で舞い上がってしまって、安易に動いたことで、自分で自分の首を絞めることとなってしまったのだ。
 ブランド化というのは、あるポイントにたどり着くまでは、細心の注意が必要で、些細なミスも許されない。
なのに、仕掛けていた産地は、ことごとく勝手なことをして、ブランド化を遠ざけてしまっている。
遠ざけているというより、自分から失敗に持って行っていってしまっている。
 今回のことは、自分のミスではない。
ブランド化するために、協力を頼まれていても、特別にお金を貰っているわけでもない。
ただ、産地が元気になればと思って、ブランド化を手伝い、進めていただけなのだ。
したがって、今回のことについても、わざわざ自分の意見を聞かなければならないという事はひとつも無い。
 しかし、どの産地も、たどり着ける可能性は十分に持っていたのに・・・・
キツイ現実だな。
コメント
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