20時過ぎから降り出した雪が、思った以上に積もってきてしまったので、「これ以上積もると、ノーマルタイヤでは走れなくなる」と判断して、23時過ぎに玉川島屋への納品をすることにした。
判断は若干遅かったようで、既に駐車場から車を出すもの厳しくなってしまっていた。
なので、タイヤが通りそうなところを、先に靴で踏み潰して固めて、それからゆっくりとスタートさせて、なんとか道路までは移動することが出来た。
後は、青森県と北海道にいたときの、雪道での走り方を思い出しながら、バス通りまで移動して、それからも、坂道などがある裏道や道幅の狭い近道を使用しないで、目黒通りと環状8号線を通ることにして、なんとか玉川島屋まで無事に着くことが出来た。
その間に、スリップしてカードレールにぶつかっている車を3台見て、さらに追突事故を起こしているのを2箇所見てしまった。
無理だって、既に3センチ以上積もってしまっているのだから、オートドライブで走ろうとか、遅い車を追い抜こうとか、後輪が滑っているのにアクセルを踏んだりしちゃ。
自分から事故にあいに行くようなものだって・・・
そんな自分でも怖かったのが、お米を降ろしてしまって、空っぽになって軽くなってしまった車で、家まで帰るとき。
車が軽くなっているため、2速発進しようとしても後輪が滑ってしまうので、滑り始めたと思ったらアクセルを緩め、また少しだけ踏み込んで、またまた滑り始めたら、再びアクセルを緩めてを繰り返して、徐々に加速を続けて、なんとか走れるまでに速度を上げ、信号が赤になることがわかっている場所では、信号機のかなり手前から惰性で車を走らせ続けて、なるべく止まらないようにしながら、やっと家まで戻ってくることが出来た。
でも車庫にバックで入れなければならないのだが、車庫の手前の段差のところで、雪のために後輪がスリップしてしまい、なかなか入れることが出来ずなくて、これには本当に参ってしまった。
明日は杉並区や新宿区に納品があるのだが、これでは車を出すことは不可能。
飲食店には朝一番で、納品日の変更などをお願いしなければ。
本当に、都心は雪に弱いな。