昨日、栃木県那須へいって、資料作りに苦戦してしまった「最近の米品種の需要動向」の話をしてきた。
作り上げた資料は、他産地で話す内容よりも、きわどい現実の部分を削除した、やさしい内容となっているのだが、それでも産地の人たちからすると、相当ショッキングな内容となってしまっていたようだ。
だから事前に、「少しでも生産者が元気になる内容も話してほしい」と言われていたので、自分もそのつもりだったのだが、会場へ行くまでに広がる水田地帯を見ていたら、「このまま衰退していくのは、あまりにももったいない」と思い始めてしまって、本番では、ついつい激辛の話となってしまった。
将来性が無いと判りきっている産地なら、「仕方がない」と諦めることも出来るのだが、那須地域の極上米コシヒカリは、新潟コシヒカリを、いとも簡単に超える実力を持っているのだが、悔しいかな、地域としては、まだ一度も全力投球をしたことすらない産地なのだ。
自分たちの実力を出していないし、流通も他人任せにしているから、地域の米が適正に評価されず、常に「低価格の高品質米」という評価となってしまっているのだ。
これでは戦っていかれない。
いつも他の産地と同じスタートラインに並んで走り出すと、一人だけ前に出ないで、後ろへ下がっていってしまう産地だけど、今回だけは前に進んでみてはもらえないだろうか。
前に進んでさえもらえれば、自分たちが関東産地という評価ではなく、実は東北産地と肩を並べられる産地だったということが、実感としてわかってもらえると思うのだが。
作り上げた資料は、他産地で話す内容よりも、きわどい現実の部分を削除した、やさしい内容となっているのだが、それでも産地の人たちからすると、相当ショッキングな内容となってしまっていたようだ。
だから事前に、「少しでも生産者が元気になる内容も話してほしい」と言われていたので、自分もそのつもりだったのだが、会場へ行くまでに広がる水田地帯を見ていたら、「このまま衰退していくのは、あまりにももったいない」と思い始めてしまって、本番では、ついつい激辛の話となってしまった。
将来性が無いと判りきっている産地なら、「仕方がない」と諦めることも出来るのだが、那須地域の極上米コシヒカリは、新潟コシヒカリを、いとも簡単に超える実力を持っているのだが、悔しいかな、地域としては、まだ一度も全力投球をしたことすらない産地なのだ。
自分たちの実力を出していないし、流通も他人任せにしているから、地域の米が適正に評価されず、常に「低価格の高品質米」という評価となってしまっているのだ。
これでは戦っていかれない。
いつも他の産地と同じスタートラインに並んで走り出すと、一人だけ前に出ないで、後ろへ下がっていってしまう産地だけど、今回だけは前に進んでみてはもらえないだろうか。
前に進んでさえもらえれば、自分たちが関東産地という評価ではなく、実は東北産地と肩を並べられる産地だったということが、実感としてわかってもらえると思うのだが。