こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

信用回復には程遠く

2012年02月02日 22時11分18秒 | Weblog
日本農業新聞のe農ネットを見ていたら、「福島県は31日、郡山市産玄米の2検体から1キロ当たり100ベクレル超が検出されたとしていた放射性物質緊急調査結果を、「検出せず」に訂正した。県は同日、郡山市やJA郡山市、検体を提供した農家2戸に謝罪した。県は今後、再発防止策として、検体採取から測定までの工程のチェック体制強化に取り組む。」という、衝撃的な記事が載っていた。

さらに内容を読んでみると、「県の当初の測定では、郡山市の農家2戸の検体から、1キロ当たり108ベクレル(1月6日測定)と、同159ベクレル(同16日測定)が検出されたが、郡山市保健所が農家の自家保有米を検査したところ、放射性物質はほぼ測定されなかった。
これを受けて県は再度、検体保存袋に残っていた2戸の玄米から新たな検体を採取して測定したところ、郡山市保健所の測定値とほぼ一致したため、2検体とも「検出せず」と訂正した。
同2検体と同時(1月6、16日)に調製、測定した全ての郡山市の検体を再測定した結果、訂正した2検体以外は全て当初測定値と一致した。」とある。

一体全体、どういう事なのだろうか。

記事にも書いてあったが、「県の検査は、農家にとって最後のとりでともいえる重要なチェック」これが信用できないとなると、全てについて疑問が出てきてしまう。
さらに、「同じ検体から異なる数値が出た原因について県は、試料搬入から調製まで経過などをチェックしたが、原因は特定できなかった」となっている事から、事態は最悪。

こんな状態で、本当に流通をさせてしまって良いのだろうか。
当然、消費者の理解も得られないだろうし・・・・

もっとハッキリとしてシッカリとした体制を、作り上げる事は出来ないのだろうか。
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メニューのカラーは家族で

2012年02月02日 13時28分02秒 | Weblog
今作成中の、新しいホームページのメニューが増えたことで、その判りやすい見せ方として、当然色分けということになる。
しかし、今までのホームページを見てわかるように、自分が作ると、良い言い方をすれば「大人しく」、悪い言い方をすれば「爺臭く」なってしまう。
それが解かっているので、今回も、かなり意識をして色分けをしたりしたのだが、どうしても「これっ」といったイメージが出来上がらない。

そこで、そんなイメージを変えようと思い、今まで頼んだこともないのだが、家族にメニューのカラーを選らんでもらうことにした。

派手にならず、地味にならず、でも見やすく、判り易く。
そんな色を、10種類程度選んでもらった。

中旬ころには、新しいホームページがお目見えすることになると思うが、その時に、今までとは違ったメニューの色合いを見てもらえると思う。
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業務用米産地は新体制を

2012年02月02日 11時00分31秒 | Weblog
業界紙に、「ここへ来ての23年産米の価格の上昇は、円高デフレの経済環境の中で、一般消費者の米購入数量の減少につながっていくことは最早必定だが、それ以上に、外食市場の国内産離れを加速させる要因になってきていることがより心配だ。
伝えられるところでは、牛丼御三家は、本格的にSBS米の使用に踏み切る模様だが、一度使い出せば、例え国内産米が下落しても、簡単には戻ってきてはくれないだろう」という記事がのっていた。

ついに始ってしまった、国内産米から外国産米へのシフト。

原因は、全農が言っている「生産者か集荷業者、あるいは農協の段階で停滞している」や、米卸が言っている「昨年いっぱい様子見に徹してきたが、収穫前契約の枠が4割カットされている産地銘柄もあり、もう待てない。市中から必要玉を積極的に拾う方針に切り替えた」「比較的売れている流れを、値上げで途切れさせたくない」など、様々であるが、事態は最悪。
今まで、業務用米としてお米を販売していた産地にとっては、死活問題になる。

胸を張れるブランドがない。
安くしか売っていない。
量だけの販売をしていた。
こんな考えでいた産地は、全てやり直さなければならない。

でも、今から何が出来るのか。
今から対策を検討して、実行して、そんなモタモタで外国産米に勝てるのか。

大変なことが起こるかもしれない。
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