こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

東北米復活計画を話す

2012年02月09日 23時10分55秒 | Weblog
日経新聞の取材の中で、東北米を復活させるために、米屋として何が出来るのかという話になって、自分の考え方として、昨年3月以降から考え続けていた計画を話した。
しかし、これについては、まだ記事になることはないと思う。

消費者が福島県から少しでも遠いお米を欲しがり、ひたすら西のお米を欲しがっているが、元々西の産地の生産量は少ないし、これか拡大したとしても、関東の消費者全てをカバーすることは不可能。
もし西だけで可能だったとしても、東北米を失ってしまっては、日本のお米文化は崩壊してしまい、SBSもTPPにも対抗できずに、小麦粉の現実のように、お米も「全て外国産」という時代が来ることだろう。

そうさせないためにも、東北米が敬遠されている状況を無くしていかなければならないのだが、誰もが想像できるように、今の状況で東北米の復活や活性化が出来るはずがない。

そこで自分としては、米屋の全国ネットワーク機能を強力に利用した、新組織を作りたいと考え始めているのだ。

自分も含め、米屋の多くは産地と直結しているし、スーパーにはない差別化米を持っていたりする。
さらに、産地の活性化やブランド米作りに協力したりもしている。

これらの結びつきの強みを活かした、新形態・新流通を作り上げ、東北米の復活をしていければと考えている。

現在、お米の流通や管理をどこに任せるのか。
全国の米屋を相手にするため、総合窓口はどこにしたらよいのかなどを考え始めている。

出来れば4月頃に旗揚げが出来れば良いのだが・・・
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佐渡は

2012年02月09日 13時23分00秒 | Weblog
昨日午後9時1分ごろ、新潟県などで地震があり、佐渡市で震度5強の揺れを観測した。
気象庁によると、震源地は同県佐渡付近で、震源の深さは約14キロ、地震の規模(マグニチュード)は5.7と推定。
昨年3月の東日本大震災の巨大地震との関係は不明。
今後1週間は震度4~5弱の余震の恐れがあり、強い揺れによる雪崩や落雪にも注意を呼び掛けた。
という一報があり、心配していたのだが、9時前に佐渡からメールが届いた。

---本文のまま---
いつもお世話になっております。
昨日9時頃に地震があり、ニュース速報などで流れて皆様にご心配をおかけしました。
出勤してみましたが、大きな被害はなくみんな無事です。
ちょっと棚の上のものが落ちたり・・・一時断水したところが有りといったところでした。

ご心配をおかけししてもうしわけありません。

これまで私は、「佐渡は積雪も地震も少ない」と思っていたのですが、今年は雪も多くて・・・
といってもニュースに出ているような被害などは無く、毎朝晩の雪かきが大変なくらいですけどね。

こんな時になんですが・・・、別のニュースがあります。
それは、日本穀物検定協会の食味ランキングで「特A」となったということです。
平成17年から連続ということで、大変喜んでいます。
(平成15年も「特A」でしたが、平成16年には台風被害により参加しませんでした。)
---本文のまま---

その後のニューでも、地震から一夜明けた9日、同市の市営体育館や中学校など4か所で窓ガラスが割れたり、壁が崩れたりする被害が出たことが分かったり、一部地域で水道水が濁り、市が給水車を出動させる事態となったようだが、みんな無事である。

国特別天然記念物のトキを飼育している環境省佐渡自然保護官事務所にも被害はなく、長田啓・首席自然保護官は「驚いて飛び立ったトキが数羽いたが、すぐに落ち着いた」と話しているそうである。

ほっと一安心。

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