新幹線の中で書こう

今月末締め切りの原稿が、まだ出来上がっていない。

昨日のうちに書き上げてしまうつもりだったが、それが終わらず終い。
だから、今晩中に書き上げてしまう予定だったのだが、実は、朝は下がっていた熱が、また３８度に戻ってしまっている。

元々体温が低い自分にとって、３８度となるとオオゴト。
とてもではないが、原稿を書く事が出来ない。

明日は福井県の日帰りもあるので、体力が無いのは辛い。
だから、今日はすべてを諦めて寝ることにする。

なので原稿書きは、明日の福井県往復の、新幹線の中で書くことにする。

交通費は全額欲しいと思うけど

産地によって考え方が違うから、一概に文句ばかりも言えないのだが、産地が自分に対して「産地まで来てください」と呼びながら、当方の規定では旅費は○○円となっていますし、源泉徴収もされます。という事があるのだが、これってどういうことなのだろうか。

産地に行くためには、当然本業の仕事を休まなければならないし、その為の準備などにも、自分の時間を費やしている。
以前はボランティアで産地に出向いていたりしたのだが、そのために、自分の貯金が底をついてしまったことがある。

産地が求めているのだから、損をしてでも行ってあげたいという思いはあるのだが、時代が時代。
ＴＰＰが動き出せば、駄目な産地は自然に潰れていく。

それが判っている中で、自分がボランティアで協力する意味は、もう見えない。
そこまで苦労して産地に協力する必要も、もう無いであろう。

だから、産地に行くときには、シッカリと経費をもらうようにしている。

距離があれば、往復に時間がかかってしまうのなら、せめて指定席には乗りたい。
自由席であれば、座れないかもしれないという事で、早めに駅に行って並ぶ。
並んでも座れない場合も、多々ある。

そんな思いまでして、クタクタになってまで、産地になんて行きたくないものな。

明日は福井県なのだが

明日は７時過ぎに家を出て、品川駅から新幹線に乗って、米原で乗り換えて福井県へ。

福井のおいしい、高品質のお米をブランドイメージとして消費者にアピールし、消費者を惹きつけるブランド米の販売戦略に活用していただけるよう研修会のご案内を申し上げます。
という内容のため、研修会の演題は「消費者を惹きつけるブランド米の販売戦略」という題で講演をする。

福井県は、今まで色々な品種を誕生させているのだが、ブランド化戦略などが全く出来ていないため、いつも失敗ばかり。
せっかくの新品種なのに、他県が成功させてしまって、自分の県では失敗し続けているという現実がある。

この県が、ようやく動き出したという事は、ある意味、画期的なことなのかもしれないが、実情は、まだボロボロ。
今回の講演で、生産者やＪＡなどが動き出すという事は、まず考えられない。

その中で、新たなご相談が持ちかけられている。
福井のこだわり米生産者を対象に商品化のための研修会を、計画しているというのだ。

内容としては、個人の取り組みであるこだわり米を核として、消費者の皆様へシッカリした商品を提供できる産地へ発展させ、自ら戦略をもった米づくりができるように仕向けたいということだ。

言いたいことは判る。
でも、この戦略は、残念ながら「時既に遅し」だろう。

個人で頑張っても、もう間に合わないし、いまさら意味がない。
毎回自分は言っていているが、地域の活性化、担い手を増やすことが出来なければ、どんな産地も衰退していく。
ましてや、ブランド化をしていなかった産地なら、なおさらだ。

明日は、講演前に、県職員との打ち合わせや話し合いがある。
その席で、自分はハッキリと、このことを言う予定。

ダメ、処理しきれない

今日の午後、ＷｅｂＳｈｏｐに、以下のコメントを入れた。
自分としては、このコメントはかなり辛いのだが、これ以上のミスを続けられないので、仕方がないことであった。


現在、お米の発送が大変混み合っています。
その中で、皆様からのご期待にお答えしようと、いろいろと努力をしてまいりましたが、現実としてミスが続いてしまっており、恥ずかしながら、ご期待に添えていない状態となってしまっております。
皆様からのご期待を裏切らないためにも、しばらくの間、当日ご注文の当日発送については、見合わせていただきたいと思います。
また、前日ご注文、本日発送につきましても、合わせて見合わせていただきたいと思います。

現在の状況からいたしますと、ご注文いただいてから、２～３日のお時間（代引きの場合）を頂く事になると思いますが、作業がスムーズにいっている場合は、発送する場合もございます。
皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。


お米が売れているし、色々な品種の食べ比べもしてもらっている。
購入した人たちが、お米を楽しんでいるというのに、こんなマイナス情報を出すのは、まさに最悪。
自分としても辛い。

もう一人スタッフを入れなければならないだろうと思っている。

取材を受けるにあたってのチェック

現在取材を受けていて、必ず確認されることがある。
それは「政党などの活動をしていますか」などの確認だ。

マスコミと付き合うにあたって、特に選挙などの時には、自分の考え方に、絶対に偏りがあってはいけない。
つねに平等の立場でなければ、こういう時期は取材を受ける事が出来ないし、受けてはいけないと思う。

今日も、それを聞かれたが、「こういうのに関しては、自分は完全にフリーだ」と言い切っている。
もっとも、お米業界の中でも、つねにフリーだけどね。

もしもフリーでなかったら、一度に北海道・宮城・山形・佐賀・高知・島根・宮崎などのブランド化は、当り前のこととして進められないから・・・

また、取材だらけの日

今日は、１０時、１１時半、１３時、１５時と取材が続く。

ここまで入ってしまうと、自分が店に居られる時間はごくわずか。
たとえ店に居たとしても、取材中というのが現実であろう。

例年なら、お米の話題というのは、遅くても１１月上旬で終わってしまうものなのだが、今年はいまだに情報が出せるというのは、お米業界にとっては嬉しい限りだ。

しかし、自分にとっては、流石にキツイ。

芸能人さんたちと話をしている時は楽しいのは事実。
テレビなどを見ていても、楽しそうに話しているのは判ってもらえるだろう。

でも、カメラが回っていないときは、ぐったりなのだ。