こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

また詰まらせちゃった

2012年11月15日 17時29分57秒 | Weblog
この頃、2日に1回のペースで、精米機についている米糠タンクを詰まらせてしまっている。

オプションとはいえ、店頭精米器合わせた米糠タンクのため、精米時に出る糠を一度に15kg以上を貯める事が出来ない。
だから、1日に最低でも2回は確認しなければ、今回のように詰まらせてしまうのだ。

この前も詰まらせてしまって、分解掃除をしたばかり。
なのに、また分解掃除。

ちょっと気を付けていれば、詰まらせたりしないのだが、「あと1回は大丈夫だろう」という、甘すぎる考えが、こんな無駄なことをする羽目になってしまうのだ。

産地に文句ばかり言っていないで、自分も気を引き締めていなければ駄目だな。

大いに反省しなければならない。
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顔が見えるお米なら、なんでも許されるはずがない

2012年11月15日 16時13分18秒 | Weblog
大型ショッピングサイトで販売しているお米や、生産者が直接販売している、一部のお米について、ちょっと文句が言いたい。

「ゆめぴりか」や「つや姫」などの大ブランド米などについては、当り前のこととして「基準」というものがある。
それ以外の新しい品種についても、様々な基準やルールが適用されている。

生産者は、この「基準やルール」について、どう認識しているのだろうか。

「農協やホクレン・全農が、勝手にやっていることで、自分はシッカリとお米を作っているんだから、この基準に合わせなくて、自分が胸を張って売っても良い」などと、考えていないだろうか。
もしも、そうだとしたら、とんでもない間違いである。

検査して1等米なら、多分自信を持って売る事が出来るだろう。
では、2等米はどうだろうか。
自信を持って売る事が出来るだろうか。
「自分が作ったお米だ!旨いんだ!」と言い切る事が出来るだろうか。

「旨いんだ」と言い切りるのなら
なんで1等・2等・3等・4等という等級は、存在しているのだろうか。
さらに、なんでわざわざ「基準」を作っているのだろうか。

それは
1人の身勝手な「自分だけが」という考え方と、「売れればいいんだ」という流通が、その産地のイメージを悪くしてしまう。
産地の将来のために必要なブランド米を、木っ端みじんに壊してしまうという現実が、腐るほどに、山のようにあるからなのだ。

「俺の米が一番旨い」というのなら、お願いだから、日本中のお米が一堂に集まって競い合う、お米のコンクールに出して、毎年、堂々と優勝してから言ってほしい。
胸を張るというのであれば、理由を示してほしい。

トレサビリティがシッカリしているというのは当然のこと。
大切なのは、流通させるための「信用・信頼」そして「証明」。

なぜ判らないのだろうか。
どこまで身勝手に行動し続けるつもりなのだろうか。
自分だけが良い思いをすれば、他の人はどうでも良いというのだろうか。

これから政府がどうなっていくのかは、誰にも判らない。
何処の党が立ち上がってきたとしても、だぶんTPPは止まることはない。
自分の考え方としては、早まるだけだと思っている。

日本中に外国米が入り込み、一番大切な消費地を外国産米に詰め尽くされ、そこで暮らす消費者も外国産米を食べ始めてしまった時。
その時。
1人で勝手に行動していた人は、どうやってお米を売っていくつもりなのだろうか。

地域が活性化していて、若者が農業を継いでいて、街に人があふれかえっているという状態であれば、もしかしたら外国米と戦う方法は見つかるかもしれない。
でもこのままだったら、産地はもっと衰退している事だろう。
その時でも、「俺の米が一番旨い」と言い続けられるのだろうか。

生産者も、生活しているのだから、お米は売らなければならない。
出来の悪いお米だって、手塩にかけて作っているはずだから、やはり売りたいであろう。
気持ちはよく判る。

でも頭を冷やしてほしい。
将来のためを考えてほしい。

これは、地元でお米を集めて販売している、集荷業者にも言えることだ。
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福井県での講演資料を作った

2012年11月15日 12時48分01秒 | Weblog
11月27日に、福井県庁農林水産部水田農業経営課福井米ブランド化推進室からの依頼で、ふくい農林水産支援センターの研修館で「消費者を惹きつけるブランド米の販売戦略」という講演をする。

そのための資料を、昨日から作り始めていて、昼前に完成した。

作っていて困ってしまったのが、「消費者を惹きつけるブランド米の販売戦略」と言われても、今まで福井県として、シッカリとしたブランド米戦略をしていなかったことから、ほぼゼロという状態の中で、ブランド米の販売戦略を話すことになるという部分。

どこから話せばよいのか。
どこまで話してよいのか。
どこまで理解できるのか。
どこまで実行力があるのか。
などが、まさに未知数。

だから、突っ込んだ資料作りは出来なかったけど、考えてもらわなければならないという部分は、盛り沢山にしておいた。
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