続いても日本農業新聞e農netなのだが、「TPP交渉参加 首相「公約に明記」反対・慎重派は猛反 (2012年11月10日)」という記事があった。
内容は以下の通り(後半省略)
野田佳彦首相は10日、環太平洋連携協定(TPP)の交渉推進方針について、次期衆院選の民主党マニフェスト(政権公約)に書き込む考えを表明した。
視察先の福岡市内で、記者団に「TPPと日中韓自由貿易協定(FTA)などを同時に追求するのが基本姿勢で、これはマニフェストに明記することになると思う」と述べた。
しかし、同党内ではTPP交渉参加に党幹部や農林関係議員を中心に反対・慎重論が強く、野田首相の一連のTPP前のめり姿勢に離党覚悟の猛反発が起きている。
野田首相は年内も視野に衆院解散の時期を探っている。
TPP交渉推進方針を党マニフェストに書き込む考えを表明したのは、自民党が「聖域なき関税撤廃」反対方針でTPP交渉参加に慎重姿勢にあることから、対立軸にする狙いがあるとみられる。
ただ、TPPをめぐっては、民主党内に賛否両論があり、米国など一部交渉参加国との事前協議も終わっていない。
このため首相はTPP交渉参加表明については「特定の時期に特定の表明をする方針を固めたわけでない。
協議をしている状況だ」と指摘した。
衆院選の争点になるかとの問いには「分からない。国民にわれわれの考えを示す必要がある」と述べた。
首相は10月29日の所信表明演説で「国益の確保が大前提」とした上で、TPPと日中韓FTA、日中韓に東南アジア諸国連合(ASEAN)などを加えた「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」の三つを同時並行的に推進する考えを示した。
というもの。
自分としてはTPP交渉参加については反対の姿勢である。
世界的な状況としては、反対しきれないのかもしれないという思いもあるが、とりあえず日本の農業の将来図が描けるようになるまでは、交渉参加は駄目だと思っている。
内容は以下の通り(後半省略)
野田佳彦首相は10日、環太平洋連携協定(TPP)の交渉推進方針について、次期衆院選の民主党マニフェスト(政権公約)に書き込む考えを表明した。
視察先の福岡市内で、記者団に「TPPと日中韓自由貿易協定(FTA)などを同時に追求するのが基本姿勢で、これはマニフェストに明記することになると思う」と述べた。
しかし、同党内ではTPP交渉参加に党幹部や農林関係議員を中心に反対・慎重論が強く、野田首相の一連のTPP前のめり姿勢に離党覚悟の猛反発が起きている。
野田首相は年内も視野に衆院解散の時期を探っている。
TPP交渉推進方針を党マニフェストに書き込む考えを表明したのは、自民党が「聖域なき関税撤廃」反対方針でTPP交渉参加に慎重姿勢にあることから、対立軸にする狙いがあるとみられる。
ただ、TPPをめぐっては、民主党内に賛否両論があり、米国など一部交渉参加国との事前協議も終わっていない。
このため首相はTPP交渉参加表明については「特定の時期に特定の表明をする方針を固めたわけでない。
協議をしている状況だ」と指摘した。
衆院選の争点になるかとの問いには「分からない。国民にわれわれの考えを示す必要がある」と述べた。
首相は10月29日の所信表明演説で「国益の確保が大前提」とした上で、TPPと日中韓FTA、日中韓に東南アジア諸国連合(ASEAN)などを加えた「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」の三つを同時並行的に推進する考えを示した。
というもの。
自分としてはTPP交渉参加については反対の姿勢である。
世界的な状況としては、反対しきれないのかもしれないという思いもあるが、とりあえず日本の農業の将来図が描けるようになるまでは、交渉参加は駄目だと思っている。