北海道のJA新すながわは、沖縄や福岡などを訪問していた。
今日自分の元には、ホクレン、JAたきかわ、中空知エコ米生産共和国の訪問があった。
投稿記事を読み続けている人であれば、昨年末に起きた産地の失敗を覚えているかもしれない。
自分も、その時には、そうとうブチ切れていたし!
でも、早急に、シッカリとした対策を取ってくれたことで、自分の怒りも昨年中で納まっていた。
失敗は失敗で良い。
続けいていたブランド化計画である。
どこかで気が抜けてしまっていたということは判る。
大切なのは、それに対する産地の対応だ。
忘れてしまっていたのであれば、思い出してくれれば良い。
「気を引き締めなければ」と気付いてくれれば良い。
だから、その失敗は、もう笑い話である。
それよりも、今日お願いしたのは、次のステージに進めない現実からの脱却である。
多くの人たちが気付き始めている「北海道米ブランド」の衰え。
「ゆめぴりか」という声を聞かなくなった。
「北海道米が美味しい」という声も無くなった。
聞こえてくるのは「北海道米って美味しくなくなった」「北海道は質が下がった」という失望と疑いの声。
ブランドルールである「3年後のブランド化計画の修正」をすることが出来ず、力関係に負けて、その場の雰囲気に流された結果が、北海道ブランドの失速となってしまった。
失速し始めた時ではなく、明らかに失速してしまった北海道ブランド。
復活させる期を逃してしまった北海道ブランド。
「北海道米プロジェクト」を作った自分だからこそ見える、ラストの修正と復活。
であるが、このラストチャンスの大修正をしたくても、自分の意見や計画は採用されない。
なので、打つ手はない。
でも、中空知エコ米生産共和国だけであるのなら、まだやり方はある。
しかしそのためには、今のステージから、次のステージへと進んでもらわなければならない。
頑張り続けている。
いろいろと努力している。
でも結果になっていない。
進歩していない。
空回りしていることが、手に取るようにわかる。
ステージに進むにも、タイムリミットはある。
中空知エコ米生産共和国のタイムリミットは、年内。
原因を見つけることが出来るか。
時間は無くなっている。
自分は。
次のステージへ進むための入り口で。
まだ、待っている。